車検だよ!(1回目)

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2009年9月2日 29,737km、GPZ1100とは初めてとなる車検に臨みました。

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完全なノーマル車両ではありません

純正からはバーハンドル、devilマフラー、LEDウインカー、LEDテール。その他、記事にしていませんが、ナンバー灯をLED に変更してあります。

「車検前に車検に通るようにカスタムパーツをノーマルに戻す。」なんてよく見かけますが、和休は、こんな考えは大反対。

公道を走る以上、いつ車検を受けてもあっさり通るぐらいの状態でないと乗ってはならないと考えています。

ですから、色々カスタムする前にも車検に影響がないように調べてから、手を付けるようにしています。

と思っていても、やらかしてしまうこともありますが。

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変更点その1 バーハンドル

バーハンドルは、車体幅に影響します。ただ、和休が装着しているカワサキ・バリオス2のハンドルは、かなり幅が狭く、ノーマルの車体幅とほとんど変わりません。

GPZ1000のコクピット

もちろん、1mmでも違っていたら車検に通らないかというとそうではなく、数mmの余裕は設けられています。

それでも車検当日に検査官に指摘された場合は、「構造変更」を行えば車検に合格します。構造変更は、書類を1枚書くだけですから、そんなに大変なことではありません。

ただし、加入している保険が対応しているかは、注意しておいてください。

構造変更では、車検証に改造車を示す「改」の印字はありませんが、念のため自分が加入している任意保険の保険会社に確認しておくと良いでしょう。

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変更点その2 devilマフラー

和休が一番気になっているのは、devilマフラーの音量なんです。

和休のGPZ1100は1996年式。この場合、最大出力を発揮する回転数の75%で測定し、99db以下であれば車検に合格します。

騒音計で測定したことはありませんが、購入する前にスペックを確認したところ、「音量は99dbです。」と記載がありましたので、ま、なんとかなるでしょう!

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変更点その3 灯火類

和休のGPZ1100は、LED工作によりウインカーとテール・ストップライトをLEDに変更しています。

灯火類は他車に自分の動きを伝えるための重要な装置ですから、保安基準に明るさが規定されています。ところが明るさの基準は「21w」というように電球のワット数で記されているのです。

厳密にいうと、ワット数で書かれているのですから、電球でないとだめなのでしょうが、市販車でもLEDの灯火類を新車時から備えているものがあります。

電球の明るさと遜色ないぐらいの明るさが出ればLEDでも大丈夫でしょう、という解釈の元でLEDのスペックやLEDに流す電流を設計してきた自信はあります。

最終的には現場の検査官の判断となるので、「×」が出ればノーマルの灯火類へ戻すしかありませんね。

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車検当日

ユーザー車検を予約し、車検場へ。

意外なことに、検査項目で一番苦労したところは、光軸(ヘッドライトが照らす方向)でした。

検査官にずれている方向を聞いたのですが、明るい昼間ではどこを照らしているか分からず、その場で調整することは不可能でした。

やむを得ず「神戸カーテスター」というテスター屋さんに駆け込み、調整をお願いしました。

これで通るでしょう!とルンルン気分で測定するも、結果は「×」。

なんでやねん!ちゃんとテスター屋さんで調整したのにぃっ!

もちろん、テスター屋さんではしっかり調整してくれたのですが、テスター屋と検査ラインでは大きく違うところがあったのです。

テスター屋さんでは、バイクにしっかり跨って測定したのです。つまりバイクにしっかり体重がかかって、車体は沈んでいる状態ですね。

これに対し検査ラインでは、足元のスイッチを操作する関係で、バイクにかかる体重がすこし抜けてしまっていたのです。これが原因でバイクが少し浮き上がり、結果的にテスター屋さんで調整した光軸がずれてしまっていた、という訳なんです。

できるだけバイクに体重をかけるようにしたところ、やっと「○」の判定をもらうことができました。

心配の種であったdevilマフラーは、和休が外観検査を受けている間に、もう一人の検査官が測定されていたらしく、いつの間にか音量は合格。

車検が終わってから、何dbであったか聞いておけばよかったと思いました。

そのほか、車体幅も変わらなかったし、LEDの灯火類については何も言われませんでした。

さあ、これで大手を振って2年間乗ることができます!次はどこへ出かけようか!?

 

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