外付けハードディスク2台でミラーリング環境をつくったで

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外付けハードディスクがエラーを起こし、痛い目をみた和休です。大事なデータをハードディスク1台で保存することは、あまり良いことではありませんね。

ということで、バックアップ環境を構築することにしました。

一般的には、パソコンに内蔵されたハードディスクに写真などを保存して、外付けハードディスクにバックアップすることでしょうか。

ただ、頻繁に使用する内蔵ハードディスクに大事なデータを保存することは、和休は好ましくないと思うのです。

ハードディスクは長年使用すると、読み取り不良の場所ができます。これは、珍しいことではありません。

そのほか、パソコンの中に、コンピューターウイルスを始めとした、不正プログラムが入り込むと厄介ですよね。パソコンを暗号化して、解除のために身代金を要求する、ランサムウェアの被害にあってしまうと、パソコン内部のデータはすべて人質に取られてしまいます。

そんなことを心配しているので、和休は大事なデータを外付けハードディスクに保存し、普段はパソコンから切り離してお休みさせているのです。

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ミラーリング環境を構築します

「ミラーリング」という言葉を聞いたことはありますか?

ハードディスク2枚を常に同期させ、常に同じ状態を保つ仕組みのことを言います。一方のディスクにエラーが生じてももう一方のディスクからデータを救出することができるので、重要なデータの保存に適しています。

2枚のディスクがあらかじめセットされた外付けハードディスクも販売されていますが、今回は、手持ちの機器で構築してみようと思います。

バックアップを保存するハードディスク

先日購入した、I-O DATA製のHDJA-UT2.0Wというハードディスクを「HDD2」と名付け、重要データのバックアップをとるディスクとしました。

外付HDDと電話の機器
一番下に置いている黒い箱がHDJA-UT2.0W
I-O DATA 外付けHDD ハードディスク 2TB TV録画 電源内蔵 ファン付 Mac 日本製 土日サポート HDJA-UT2.0
アイ・オー・データ
¥19,800(2024/11/14 10:49時点)
大切なデータ保存に最適なハードディスクを積んでいます

最初にデータを保存するハードディスク

もう一台、ウェスタンデジタル製WD20EZRZという2TBのハードディスクを購入しました。

Western Digital・ WD20EZRZ
ウェスタンデジタル製WD20EZRZ
Western Digital ブルー WD20EZRZ 2TB 5.4K RPM 3.5インチ SATA シルバー
ウエスタンデジタル(Western Digital)
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こちらは普通のハードディスクです
Logitec LHR-EGU3F
ハードディスクケース Logitec製 LHR-EGU3F
Western Digital・ WD20EZRZをケースにセットしたところ
WD20EZRZをケースにセットしたところ

以前は録画データを保存していた320GBのディスクを入れていたのですが、これに2TBのハードディスクを組み込み、容量アップを図ることにしました。

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作動しない!?

ところが、ハードディスクを組み込んでパソコンにつなげてみると、なぜか認識されません。

どうやらハードディスクを入れ替えたときに、壊れてしまったようです。このケースも5年以上経っているので、仕方ないのでしょうか。ついていません。

改めて、ハードディスクケース「Logitec LHR-EJU3F」を購入しました。

Logitec LHR-EJU3F
Logitec製 LHR-EJU3F
Logitec LHR-EJU3F付属のACアダプター
LHR-EJU3F付属のACアダプター

これを選んだ理由は、ACアダプターが横向きで、電源タップのほかの口をふさがない形状だったからです。

Logitec LHR-EJU3F

開封しました。先代の「LHR-EGU3F」と、見た目は全く変わりません。強いて言えば、eSATAポートが削除されているだけの違いです。

Logitec LHR-EJU3FにWestern Digital・ WD20EZRZをセットしたところ

ハードディスクをセットしました。これを大事なデータを保存する「HDD1」と名付けました。

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2つのフォルダを同期するソフト

HDD2からHDD1にすべてのデータを移し、HDD2の中を空にしました。もちろん、この作業での事故を防ぐべく、念のため内蔵HDDにもバックアップを取ってあります。

次に、I-O DATA製のハードディスクに付いていた、2つのフォルダを同期する「Sync With」というソフトをパソコンにインストールしました。

お手軽フォルダ同期 Sync with | アイ・オー・データ機器 I-O DATA

Sync Withのジョブで、HDD1のフォルダとHDD2のフォルダを同期するように設定します。

和休は、完全なミラーリングではなく、HDD1→HDD2への一方通行の同期としました。なぜなら、誤ってデータを削除してしまうことを考えてのことです。

完全なミラーリングを設定すると、HDD2からもデータが削除されてしまうからです。

同期が完了した画面

ジョブを実行して、約3時間。58,000ほどのファイルが同期されました。

今後は、デジカメで撮影した画像をHDD1に放り込みます。

月1回ぐらいのペースで、HDD1とHDD2の電源を入れて、ジョブを実行すると、差分(HDD1にあってHDD2に無いデータ)がHDD2にコピーされます。

これで、我が家の重要データバックアップ環境が整いましたが、思ったよりお金がかかったので、素直にミラーリングできる外付けHDDを買えたかもしれません。


2019年12月31日追記

ミラーリングソフトを、「Logitec フォルダミラーリングツール」に変更しました。

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