噂!? 真!? Bandit 1250F ABS 生産終了?

通勤途中の電車の中、いつのものようにタブレットでネットを見ていると、Bandit1250Fが生産中止になるという書き込みを見つけました。メーカーなどに問い合わせたわけではありませんが、似た書き込みが散見されるので信ぴょう性は高そうです。

GPZ1100を手放して、次のバイクを探していたことはこのブログ「三代目旅馬探し」シリーズに記してきました。

三代目旅馬探し その1 1400GTR
和休が2013年3月にGPZ1100を手放してからAddress V125に乗っているわけですが、Addressはあくまでも妻のバイク。 条件が整えば、三代目旅馬となるバイクを購入したいと思っています。 和休が次のバイクを選ぶ条件は...
三代目旅馬探し その2 Tiger Explorer
(その1から続く) さて、お次のバイクは、Triumph Tiger Explorer です。 バイク雑誌やwebによると、最近では「マルチパーパス」とか「アルプスローダー」というジャンルが注目されているようです。モデルによっては、...
三代目旅馬探し その3 V-Strom650
(その2から続く) このバイク、和休にぴったりなんじゃない? これまでオフロードバイクなんてこれっぽっちも興味が無かったのですが、Tiger Explorer の写真を見てすっかり気に入ってしまいました。少々でかいバイクのようですが...
三代目旅馬探し その4 Versys1000
2014年9月30日にドイツのケルンで開催された「2014 Intermot」で、マイナーチェンジされた KAWASAKI Versys1000(ヴェルシス1000) が発表されました。 フロントデザインを一新!! Versys...

 

記事にはしなかったものの、このバイクにも興味を持っていました。本当に生産中止になるかどうかは置いておいて、自分自身への備忘録も兼ねてBandit1250Fに焦点を当てた記事を書いてみようと思いました。

Bandit1250Fの成り立ち

Bandit1250はSuzuki伝統の「油冷エンジン」を搭載したGSF1200がルーツです。

2007年にBandit1200油冷ファイナルエディションを最後に油冷エンジン搭載車は販売されなくなりました。今でも油冷エンジンを見るとその造形には目を引かれます。

これに変わってデビューしたBandit1250に搭載されたものが、冷却方式を水冷に改めることで、高回転高負荷を続けたときのパワーダウンを抑えかつ環境性能を向上させたW705エンジンです。

2016年モデルのスペックをみると、最大トルクは、107N・m(10.9kgf・m)/3,500rpm つまり3,500回転で10.9kgf・mのトルクを出力する低回転に強いエンジンです。GPZ1100も低回転からもりもり湧き上がってくるトルクを感じましたが、それでも4,500回転で9.0kgmです。

いかにBandit1250が、低回転から豊かなトルクを出力するかがわかりますね。

2010年には、フルカウルをまとったBandit1250Fがデビューしました。和休、最初に見たときは、車体カラーが紺色だったこともあるでしょう、Zガンダムに出てくる「ハンブラビ」みたいな顔だなと思いました。

デザインはGSX-1000R(K5)のカウルとメーターを流用したものです。スリムなGSX-1000Rに比べちょっとぽっちゃりしたBandit1250Fですが、それがまた迫力につながっています。

ネット上の噂に過ぎませんが、Bandit1250Fは白バイへの採用を計画して設計されたなんて話を聞きます。このためベアリングなど見えない部分がかなりしっかり作ってあるそうです。

 和休の感想

国内仕様であるBandit1250Fには、ABSが標準装備で搭載されました。

Suzukiは、できるだけバイクにABSを装着していこうというスタンスで、この考え方は、和休も賛成です。ライダーにはABS否定派の方がいることは承知しています。でも、公道を走るバイク、ベテランライダーから昨日免許を取った若者まで、さまざまなライダーがいます。

天候などの外因によってもブレーキの環境は大きく変化します。メーカーによっては、ABSレス車が用意され、そちらの方が安く買えますが、それを買うことは安全装備をケチったように和休は思えます。ABS搭載車のみの設定に絞って、結果的に生産コストを下げようというメーカーの思惑かもしれませんが、できるだけ多くの人に安全を確保しようとする企業の姿勢は、共感できます。

ちょっと脱線しましたが、旅好きライダー和休としてBandit1250Fのお気に入りポイント、それはパニアが装着できることでしょう。

最初からパニア装着を前提として設計されたバイクは、フレームなどがしっかり補強されているそうです。Suzuki純正のオプションは、kappa社製の容量35リッターのサイドに装着するパニアと、39Lのトップケースです。純正品を購入するとパニア装着によるハンドルのブレ・振動を抑えるため、ハンドルバーエンドが付属していたそうです。

純正品のほかにも、GIVI社などからパニアホルダーが販売され、豊富なラインナップからケースを選ぶことができます。

ちなみに和休なら、サイドにE21やE22といったスリムなケースを装着し、トップケースには車体色に塗装したV46を選びます。V46にはストップランプのオプションもあるので、LED工作の楽しみもありますしね。

Bandit1250Fの燃費は、60km/h定速走行で27km/Lとあり、実用燃費はおそらく18km/L程度と予想します。燃料タンク容量は19Lで、航続距離は約300kmでしょうか。和休としてはもう少し燃料を積みたいところですが、十分な量でしょう。燃料は、最近のバイクはハイオク指定が多い中、レギュラーガソリンでOK。旅のコストはできるだけ抑えたいです。

Bandit1250Fは、デビュー以来カラーリングのみの変更がなされ、主要諸元の変更はありません。信頼性が高そうな、いい意味で枯れたバイクです。2016年モデルは、トップブリッジの色が黒に塗装され、コクピットの印象が締まった感じになりました。あわせてハンドルの色も変更されています。それに2016年モデルに設定された「キャンディダーリングレッド」。まだ実車を見ていませんが、V-Stromにも採用された色で和休の好きな赤色です。

 

後継機に思うこと

Bandit1250Fは、地味ですが信頼の置けそうな機体と思いました。他メーカーのバイクに比べて安く購入できるのも大きな武器です。ただ、1250ccという排気量は大きすぎるように思います。ハイスピードツアラーとしては、隼がありますし、アドベンチャーモデルならV-Strom1000がラインナップされる中で、Bandit1250Fは中途半端になってしまった感があり残念です。

ヨーロッパでは、GSX650FというBandit1250Fの650cc版が販売されています。この650cc版が後継機として国内で販売されていたらうれしいのですが、その排気量にはV-Strom650がありますし、わざわざオンロード専用車を販売することはないでしょう。

でもアドベンチャーモデルは、足つきの悪さがデメリットになります。これぐらいのサイズで750ccぐらいまでの排気量で販売されたら、欲しいと思う人はいると思うんですが…

 

Bandit1250Fのスペック(主要諸元)

Bandit1250F 2016年式のスペック(主要諸元)をカタログより転記しました。

 Bandit 1250F ABS
型式EBL-GW72A
全長2,130mm
全幅790mm
全高1,245mm
軸間距離1,480mm
最低地上高135mm
シート高790mm又は810mm
装備重量256kg
燃料消費率 定地燃費値27.0km/L(60km/h)2名乗車時
最小回転半径2.8m
エンジン型式W705・水冷・4サイクル・直列4気筒
弁方式DOHC・4バルブ
総排気量1,254cm&sup3
ボア×ストローク79.0mm×64.0mm
圧縮比10.5
最高出力74kW(100PS)/7,500rpm
最大トルク107N・m(10.9kgf・m)/3,500rpm
燃料供給装置フューエルインジェクションシステム
始動方式セルフ式
点火方式フルトランジスタ式
潤滑方式ウェットサンプ式
潤滑油容量3.7L
燃料タンク容量19L
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング
変速機形式常時噛合式6段リターン
変速比1速 3.076
2速 2.058
3速 1.550
4速 1.304
5速 1.160
6速 1.071
減速比(1次/2次)1.537/2.277
フレーム形式ダブルクレードル
キャスター/トレール25°20’/104mm
ブレーキ形式(前・後)油圧式ダブルディスク(ABS)/油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)/180/55ZR17M/C(73W)
舵取り角左右35°
乗車定員2名

 

生産中止になりました

suzukiのホームページのスクリーンショット

2016年10月9日追記

今日Suzukiのホームページを見ると、Bandit1250S、Bandit1250Fともに生産終了と記されていました。やはり今回のマイナーチェンジは、ファイナルエディションという位置付けであったようです。

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