2020年10月31日、和休一家は小豆島へ行きました。
小豆島とは、瀬戸内海に浮かぶ島です。瀬戸内海では淡路島に次ぐ大きさの島で、周囲は126km、人口は約2万8千人。香川県に属しています。
温暖な気候なので、家族を連れての秋キャンプには最適だろうと思って、小豆島を選んだのでした。
小豆島へはフェリーで向かいます
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本州から小豆島へのアクセスは、フェリーや高速船などの船しかありませんが、兵庫県では神戸、姫路、岡山県から日生、宇野といった港から多くのフェリーが行き来しているので、比較的訪れやすい島でしょう。
今回は、姫路港から小豆島フェリーに乗ることにしました。姫路から小豆島まではおよそ100分で到着します。バイクや車で向かう場合も、フェリーでしっかり休憩をとることができますね。
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和休の自宅がある神戸市須磨区から第二神明自動車道で姫路へ。およそ1時間で姫路港に到着しました。
港についたら窓口で切符を購入するのですが、今回利用するキャンプ場で発行された会員証を提示すると、割引を受けることができます。
そうそう、自動車で利用する場合、フェリーは予約しておくと良いですよ。今回もほぼ満車状態になっていましたしね。
なお、予約できるのは、自動車で利用する場合のみです。
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
船内は、リクライニングシートやベンチシート、ごろ寝できるカーペットルームが備えてあります。
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もちろん甲板に出ることもできます。瀬戸内海航路なので、辺り一面海という景色はなく、次々に現れる島々が、旅情を誘います。
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福田港が見えてきました。そろそろ下船準備です。
小豆島フェリー 姫路港~福田港
小豆島で家族キャンプ【1日目】
運賃
旅客 | 運賃 |
---|---|
大人 | 1,550円 |
小人 | 780円 |
車輛全長 | 車輌運賃 |
---|---|
3m未満 | 5,520円 |
4m未満 | 7,530円 |
5m未満 | 9,380円 |
6m未満 | 10,460円 |
7m未満 | 11,740円 |
8m未満 | 13,400円 |
9m未満 | 15,160円 |
10m未満 | 16,810円 |
11m未満 | 18,430円 |
12m未満 | 19,970円 |
※旅客運賃1名を含む。
うどん県のうどんはうまいうどん
さて、冒頭、小豆島は香川県に属する、と書きましたが、香川県と言えば讃岐うどんです。小豆島も「うどん県」の名に恥じないほど、美味いうどんを食べることができます。
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今回訪れたのは、福田港から約30分ほど走った、草壁港にあるうどん屋さん「三太郎」です。
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どうですか、この艶々のうどん!
和休は冷かけ(冷たいかけうどん)が好きなんですが、残念ながらメニューになかったので、生醤油うどんを注文しました。
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生醤油うどんとは、できたてのうどんにしょうゆをかけて食べる、とてもシンプルな食べ方です。
三太郎のうどんは期待通りの美味さでした。
ただ、ちょっとボリュームが少なかったのが残念。大盛にしたんですけどね。ウチの家族は良く食べるのですよ。
手打ちうどん 三太郎
手打ちうどん 三太郎
住所 | 香川県小豆郡小豆島町草壁本町字松山 1053番地 |
TEL | 0879-82-4719 |
営業時間 | 10:30~14:00 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
備考 | 麺又はだしがなくなった場合は、その時点で営業終了。 |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
絶景を求めて寒霞渓へ
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寒霞渓ロープウェイ こううん駅
うどんを食べて満足した和休一行は、小豆島で絶景を眺めることができる「寒霞渓」へ向かうことにしました。
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ふもとの「こううん駅」からロープウェイに乗ることもできますし、バイクや車で訪れることもできます。
今日は、妻と子供達はロープウェイで、和休は車で寒霞渓へ向かうことにしました。
このロープウェイは、917メートルをおよそ5分で運行しています。とても良い景色をながめることができるので、オススメです。
妻と子供達をロープウェイに乗せ、和休は車で山頂駅へ向かったのですが、道路からの眺めは木々にさえぎられて、良くありませんでした。
定番!かわらけ投げ
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寒霞渓に来たら外せないのが、かわらけ投げです。かわらではなく、「かわらけ」です。
直径10cmぐらいの土でできた円盤を、展望台から輪にくぐらせるのです。うまくくぐったらご利益があるとされています。
家族でやってみましたが、みんなハズレ。かわらけは軽いので投げにくく、投げても不安定なんですよね。
めっちゃきれいな1億円のトイレ
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寒霞渓といえば、トイレ。こちらは総工費1億円をかけた豪華なトイレとなっています。入口は自動ドア、内部は冷暖房が完備されています。
完成当時は公衆電話もあったそうな。
こういうトイレって段々と管理費がかさんで掃除とかが手抜きになったり、設備が壊れたまま放置されがちなんですが、ここのトイレはキレイに保たれています。
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こちらはバイク駐車場。
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転倒防止のため、鉄板を敷いてあります。小豆島を訪れるバイクって、おそらくキャンプ道具やら何やらで過積載になっているでしょうから、安定して駐車できるかどうかは重要ですね。
和休は数年前に職場の旅行で小豆島を訪れています。
その時も寒霞渓を訪れたのですが、あまり時間がなかったのでウロウロできなかったのです。
今回はその時に行けなかった展望台、「寒霞渓瀬戸内海展望所」へ行きました。
絶景!寒霞渓瀬戸内海展望所
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いやーこの景色。今日は天気もいいので、いつまでも眺めていたい気分です。タイムラプス撮影したら良さそうですな。
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寒霞渓といえば、紅葉。
山を登るときにの様子では、紅葉にはちょっと早かったかな?と思ったのですが、キレイに色づいている木もありました。
11月の中旬ぐらいがベストシーズンでしょうかね。
寒霞渓ロープウェイ
寒霞渓
TEL | 山頂駅 0879-82-2171 こううん駅 0879-82-0904 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間
期間 | 営業時間 | 始発便 | 最終便 |
---|---|---|---|
03/21~10/20 | 8:30~17:00 | 8:36 | 17:00 |
10/21~11/30 | 8:00~17:00 | 8:00 | 17:00 |
12/01~12/20 | 8:30~17:00 | 8:36 | 17:00 |
12/21~03/20 | 8:30~16:30 | 8:36 | 16:30 |
運賃
大人(中学生以上) | 小人(小学生) | |
---|---|---|
往復 | 1,890円 | 950円 |
片道 | 1,050円 | 530円 |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
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寒霞渓を下り、食材を買い出しして、今日の宿である「オートビレッジYOSHIDA」キャンプ場へ向かいます。
小豆島のいいところは、結構大きなスーパーがいくつかあることですね。
食材を現地調達することもできるし、価格もほぼ神戸と同じぐらい。離島だと日用品が高いところがありますもんね。
オートビレッジYOSHIDAの付近には、スーパーはおろか食料品店を見かけなかったので、しっかり買い物してから訪れるのが良いでしょう。
オートビレッジYOSHIDAキャンプ場
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キャンプ場についたのは、15時半ごろ。
今回は、空いていたのでフリーサイトを予約しました。
プランターでいくつかの区画に分かれていますが、一つ一つの区画は十分広くて隣との距離もほどほどに確保できて、区画サイトのように使用できました。
有料になりますが、電源を使用することもできます。ただ、フリーサイトの場合、管理棟からドラムコードで電源を引っ張ってくるので、数に限りがあるかもしれません。

テントを張り終えると、ちょうど夕方の雰囲気です。設営でちょいと汗をかいたので、メシの前にひとっ風呂浴びることにします。
このキャンプ場には、吉田温泉という温泉が隣接していて、とても便利。温泉の他にも管理棟横にコインシャワーの設備があるので、シャワー派の方も大丈夫。
吉田温泉
営業時間 | 15:00~20:00 |
定休日 | 火曜日 年末に点検休業あり |
温泉入浴料 | 大人 400円 小・中学生 200円 |
温水シャワー | 1回 100円 24時間利用可能 |
備考 | 年末に点検休業あり |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
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温泉の受付に柿が置いてありました。欲しい人は自由にもっていって良いそうです。
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さて、キャンプの夕ご飯はいつもバーベキューをするのですが、今回は基本に戻ってカレーを作ることにしました。
妻と子供達がカレーを作り、和休はごはんを炊きます。
職場の先輩からもらったエバニューの飯盒ですが、これは水加減や火加減が適当でもほとんど失敗せずにご飯を炊けるので超オススメです。
カレーの写真を貼ろうか、と思ったらありません。どうやらカレーの写真を撮るのを忘れたようです…
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ご飯の後片付けが終わったら、バーベキューコンロでプチキャンプファイヤーして、多目的広場で花火して、夜食のカップラーメン。
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すっかり腹も一杯になり、明日に備えて寝ることにしました。
この日、夕方にぐっと気温が下がったので、夜は寒くなるかな?と思っていたのですが、温泉の効果か腹いっぱいになったのが良かったのか、あまり寒さを感じずにぐっすり眠ることができましたよ。
オートビレッジYOSHIDAキャンプ場
オートビレッジYOSHIDAキャンプ場
住所 | 香川県小豆郡小豆島町吉田甲 302-1 |
TEL | 0879-61-7007 ※係が不在の場合【道の駅小豆島オリーブ公園】へ電話が転送されます |
受付時間 | 13:00~17:00 |
入退場時間 | 宿泊キャンプ 15:00~翌日の10:00 デイキャンプ 10:00~15:00 |
入場料 | オートキャンプサイトA、B及びフリーキャンプサイトを使用する場合の料金 大人 300円 小・中学生 150円 |
定休日 | 通年 |
備考 | 10日前までに予約された場合、会員証が郵送されます。会員証を提示することで、フェリーなどで料金の割引を受けることができます。 |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
2日目に続きます。
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