ワークマン イージス 360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット WM3638 のインプレッション

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先日アップロードした南九州ツーリング。

温暖な南九州とはいえ、11月下旬はそこそこ冷え込むと聞いて、ツーリングに備えて防寒具を導入しました。

それが、今回紹介する、ワークマン「イージス 360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット 2020年モデル」です。以下、この記事の中では「WM3638」といいます。

なお、和休はワークマン製品を良く購入しますが、バイク用品については、バイク専門品の方がまだまだ一日の長がある、という印象を持っています。

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ワークマンの名作「イージスシリーズ」

ライダーの間で口コミで評価をあげたのが、ワークマンのイージスシリーズです。高い防寒性と耐水性をもち、特に通勤でバイクを使っている方の評価が良い、と聞きました。

和休が購入したのは、いつの間にか増えていたイージスシリーズの中から、あちこちに反射プリントを施した「イージス 360°リフレクト」です。

反射プリントが大きく備えられていることから、夜間の視認性が良いだけでなく、一般的なイージスに比べて耐水圧は同等(10,000mm)ですが、透湿性が5,000g/㎡ 24hから8,000g/㎡ 24hにアップし、ムレにくくなっています。

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外観

正面

ワークマン イージス 360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット WM3638

和休が購入したWM3638は、「シグナルレッド」と名付けられた赤色のイージスです。

2020年モデルは、黒、白、赤、青の4色展開でした。

本当はヘルメットにあわせて白が欲しかったのですが、すでに品薄で、サイズが合うのが赤色しかなかった、という少々消極的な選択です。

和休のスペックは、身長175cm、体重68kg。

イージスのサイズはLがピッタリですが、後述するメッシュジャケットの上に着ることを考慮して、LLサイズを購入しました。

背面

WM3638の背中側

背面側です。地が赤だけあって、シトロエンのエンブレムのようなマークが目立ちます。

背中側の方が裾が長く仕上がっていて、乗車姿勢をとったときに背中が出にくくなっています。

また、背中の中央部の素材は、伸びやすい素材が使われていて、バイクとの相性は良いです。

フード

WM3638のフードを外したところ

フードは脱着式。スナップボタン4か所で、本体と接続しています。

フードには、開口部を絞るような機能はありません。バイクに乗るときには邪魔なので外しました。

フェイスガード

WM3638のフェイスガード

面白い機能としては、フェイスガードが装備されています。

WM3638のフェイスガード

襟のベルクロテープを留めることで、寒い風が顔に直撃するのを和らげてくれます。

フルフェイスヘルメットでは使えませんでしたが、ジェットヘルを使われている方は、重宝するかもしれません。

WM3638のフェイスガードを収納するポケット

使わないときは、襟の後ろ側にあるポケットに収納することができます。

前立て

WM3638の前立て部分

ジャケットの前はジッパーで留めます。ダブルフラップ機構になっているので、寒風や雨が侵入しにくくなっています。

WM3638のフロントジッパー部分

ジッパーの持ち手は大きく、タブが付いているのでグローブのままでも扱いやすくなっています。

ジッパーはYKK製。スムーズにスライドします。

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ポケット

WM3638のポケットは、5か所あります。

WM3638の外側胸ポケット

外側、左胸にあるポケットです。握りこぶしがすっぽり入るぐらいの容量があります。

止水ファスナーが使われていて、中の物が濡れにくくなっています。

WM3638のポケット

腰部のポケットにも、止水ファスナーが使われています。

ポケットの中はフリーズ地になっていて、手触りも良く、暖かいです。

WM3638のポケットジッパー部分

ポケットのジッパーにもタブが付いています。

WM3638の内ポケット

内ポケットは、左右にあります。

WM3638の内ポケット

どちらも500mlのペットボトルが入るぐらいの容量です。左胸の内ポケットだけ入口にベルクロテープがついていて、物が飛び出しにくくなっています。

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アジャスター類

WM3638の裾のドローコード

右側の裾部には、裾のバタつきを抑え、寒風が入りにくくするよう、裾を絞るためのドローコードが付いています。

WM3638の脇のバタつき防止のボタン

脇腹には、バタつきを抑えるボタンが付いています。

WM3638の腕のバタつき防止のボタン

腕にも同様のボタンが付いています。

WM3638のサムホール

袖口からの寒風の侵入を防ぎ、裏地がずり上がらないよう親指を通すためのサムホールが設けられています。

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反射プリント

正面

WM3638の反射プリント

WM3638の特徴の一つである、反射プリントを紹介します。

フラッシュをたいて撮影しました。白く反射しているところが反射プリントです。

「再帰性反射」と呼ばれる素材が使われています。再帰性反射とは、光源にそのまま返ってくる反射のことです。

ヘッドライトで照らされると、ヘッドライトに向かって光が反射するので、ドライバーが認識しやすくなります。

WM3638の反射プリントは、反射していないときは生地の色に馴染んで、あまり目立ちません。

背面

背中側の反射プリント

背面側です。反射プリントだけでなく、イージスのロゴマークなども反射しています。

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使用した感想

〇なところ

和休の夏のウェアは、コミネのJK-113 スムースメッシュジャージパーカを使っています。

かつては、プロテクターの入っていた冬用ジャケットを使っていたこともあったのですが、ふと、メッシュジャケットをインナープロテクターとして使ったらどうだろう、と思ったのです。

そこで、インナーウェアの上にプロテクターの入ったメッシュジャケットを着て、その上に着ることができるジャケットを探していたところ、ワークマンのイージスシリーズに白羽の矢が立った、というわけなんです。

副産物としては、バイク用ではないので、子供のサッカーの試合観戦にこれを着ていくこともできるし、防水素材なので雨具の代わりにもなるし、意外とバイク以外で活躍してくれています。

5,000円ぐらいで購入できるのもいいですね。万が一破ってしまっても、財布へのダメージは少なく済みます。

肝心の暖かさですが、十分なぐらい暖かいとおもいます。

11月の九州でしたが朝晩はそれなりに冷え込み、また、標高の高いところだったので気温も低かったのですが、WM3638に覆われている部分は、全くと言ってよいほど寒くありませんでした。

×なところ

これは和休の使い方が悪いだけなのかもしれませんが、首元の納まりが少々悪いように思います。

前立てのジッパーを首まで上げてしまうと、襟の高さが仇になってヘルメットと干渉してしまいます。

アライ・ツアークロス3ターミネーター仕様左側
和休のヘルメット「アライ・ツアークロス3(ターミネーター仕様)」

特に、和休のヘルメットは、顎部分が前に出ているアライ・ツアークロス3というヘルメットだからかもしれません。

コミネのネックウォーマーを付け、ヘルメットを被り、WM3638のジッパーを締めると、わずかに隙間が生じて、ここから風が入ってきて寒いんですね。

何回か調整することで幾分かマシになるのですが、なかなか一発で決まらないところが困ったところです。

また、襟の高さが高いので、ヘルメットと干渉して首がまわしにくくなります。

首元の問題以外は、特に欠点もありません。まだ、雨天での使用はありませんが、高い防水・透湿機能をもっているので、多分快適なんだろうな、と考えています。

今年(2022年)の冬も、WM3638で乗り切ろうと思います。

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