以前の記事、「Bandit1250Sファーストインプレッション」でETCのインジケーターが気になると書きました。
インジケーターを移設しようと暇を見つけてはあーでもない、こーでもない、と悩んでいたのですが、いっちょ本腰入れてメーター周りをバラし、トライしてみることにしたのです。
なぜ、移設したくなったのか
前のオーナーがとりつけてくれたETCのインジケーターですが、メーターの上にマジックテープで止められています。
マジックテープには両面テープがついていて、メーターパネルに貼り付けられていますね。
この両面テープの粘着力が弱くなって、インジケーターが今にも外れそうになっています。
もう一つ困ったことがあって、この位置はとても見やすくて良いのですが、光軸がばっちりライダーのほうを向いていて、夜間は眩しいぐらいなのです。
そこで、どこかに移設しようと考えていたのです。
ところが、メーター周りに移設先を探すものの、適切な場所が見つからずじまい。
ネットでインジケーターの装着例をいろいろ眺めていると、キーシリンダー付近に装着している例がありました。
このあたりなら装着できるところが見つかるかもしれない、ということで、とりあえずインジケーターを取り外すことにしたのです。
インジケーターを取り外す
まず、メーターパネルを外します。バンディット1250Sのメーターパネルは、下部のネジ2本で固定されています。
ネジを外すと、がばっとメーターパネルが外れますので、背面にあるコネクターを取り外します。
このとき、メーターパネル表面に傷がついていやな気持ちにならないよう、あらかじめ雑巾などでメーターを包み、養生しましょう。
ゴムのカバーをめくり、コネクターを外します。ロックを解除する爪を押しながら引っ張って外すのですが、力が入れにくいうえに固くて難儀します。
さて、どこに付けようか
メーターパネルが外れたらしめたものです。配線をたどり、無事インジケーターを取り外すことができました。
せっかくなので、ほこりなどを掃除しておきましょう。めったに手を入れることができない場所ですしね。
インジケーターをあちこちに当てて、収まり具合を見ながら考えます。最初はキーシリンダー周り、次にトップブリッジ付近といった具合に。
マスターシリンダー辺りへ装着することも考えたのですが、よく動く場所にはあまり設置したくありません。
結局、右側フレームのステム付近に貼り付けることにしたのですが、今度は配線の取り回しをやり直さなければならなくなりました。
と、いうわけで今日もタンクを外します。
若干、インジケーターの移設ごときで大騒ぎやな、という考えも浮かんだのですが、綺麗に取り付けるため、頑張りますよ!
この手間をかけることが、セルフメンテの醍醐味ですしね!
インジケーター移設完了
ちょっとわかりにくい写真ですが、できました!
ステム付近のフレームに貼り付けました。ここは、トップブリッジから下に出ているのボルトの頭をギリギリかわす位置です。
ETCの主装置はシート下にあって、インジケーターへの配線は、フレームの左側の純正の配線に沿って一緒にまとめられています。
インジケーターの配線は、純正の配線がフレーム内へ入っているところからフレームを渡り、左側へ出しています。
最初、左側に装着しようと思ったのですが、停車時はハンドルを左に切っているので、インジケーターがトップブリッジに隠れてしまいます。ですので、右側に装着しました。
移設後の視認性など
燃料タンクやらメーターパネルやらを元に戻します。
元通りになったメーター周りです。ETCのインジケーターが赤く光っているのが見えますか?
インジケーターは、 ライディングしている目線でもギリギリ視界に入ってくるので、安全性も問題なし。
タンクバッグを装着した状態でも、隠れることはありませんでした。
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