いつものとおりヤフオク!で探します
車体側は、いよいよトップケースを装着できるようになりました。
最初、Bandit1250Sに似合いそうなトップケースとして、Givi V46というケースを考えていました。
デイトナのHPから引用
内容量は46Lと大容量で、ヘルメットが2個収納できるサイズです。
Bandit1250Sの純正トップケースホルダーには装着できませんが、車体のストップランプと連動させて、蓋にある赤い4つの丸いところを点灯させることもできます。
新品を購入するほど和休のオサイフ事情はよくないので、いつものヤフオク!で狙います。
予算は1万円。
いくつか出品されていますが、2万円以上の値付けがされています。
まぁ気長に待てばそのうち買えそうなものが出てくるだろうと、数日間ヤフオク!をウォッチしていると、ワンサイズ大きなE52というケースが予算内で出品されました!
デイトナのHPから引用しました。
意外なことにさくっと1万円で落札できてしまい、やたらでかい箱に入って宅配便でやってきたのでした。
GIVI E52の特徴
ハンドルは格納式とし車体装着時には見た目すっきり、車体からケースを外す際にはカギをヒネればハンドルが飛び出し持ち運びも楽チンという親切設計
●最大積載量:10kg
●PP製本体重量:5.0kg
●奥行×幅×高さ…447×593×315㎜
・ベース側接点が付属しています。
・後続車に有効なデュアルストップランプ。
※デイトナでは操縦性を考慮し3kg以下を推奨。
※フィッティングの積載制限以上は積載しないでください。
キーシリンダーを交換
さて、ヤフオク!で落札したE52ですが、鍵が1本しかついていませんでした。
スペアキーなしに行動するのは不安なので、スペアキーを作成しようとしたのですが、どうやらGIVIの鍵は特殊らしく、街の鍵屋さんではなかなか対応してもらえないそうです。
GIVI社は、キーの複製は対応してくれません。代わりにキーシリンダーが販売されているので、これを購入して鍵を交換することにしました。
キーシリンダーには鍵が2本ついています。1,200円なので鍵を2本作ったと思えばいいかな、と思える額ですね。
E52のロック機構を箱の内側からのぞいたところです。指でさした4本のネジを外します。
外側のパーツが外れました。
ロック機構が外れました。中央に見えるEリングを外すとキーシリンダーが外れます。
グリスまみれですが、これがEリングです。専用の工具が存在するのですが、持っていないのでマイナスドライバーでこじって外しました。
キーシリンダーが外れました。
キーシリンダーを外すと、スリーブと呼ばれる金属の部品が外れます。
これは、交換用のキーシリンダーについているので、交換します。交換しないと鍵の回りが悪くなったりするそうです。
ネットで交換事例をみていると、ここに入っているバネとボールが飛び出すことが多いようです。
和休も気を付けて取り外したのですが、びろーんと飛んで行ったので、皆さんも注意してください。
ボールの直径を測ったので参考にどうぞ。材質はアルミのようです。スチールでした。
バネです。これらの部品は、ロック機構のクリック感を出すために仕込まれているようですね。
新しいスリーブをロック機構に挿入しました。新しいキーシリンダーは、鍵を刺したまま作業します。
新しいキーシリンダーを挿入します。
セット完了。Eリングをセットしてシリンダーを固定し、ロック機構を組み立てます。
まず、バネとボールを組み付けます。
ロック機構を被せ、Eリングを留めます。
ところが、ロック機構にはまるキーシリンダーの突起の外径がわずかに大きく、なかなかEリングがはまりません。
金ヤスリでキーシリンダーの突起を削り、どうにかはまるようになりました。
Eリングのはめ込みには専用工具が無かったので、かなり苦労しました。これから作業される方は、是非、Eリング組み付け用の工具をご用意ください。
最後に古いグリスをふき取って、新しいグリスを塗布。完成しました。
GIVI E52 を装着したBandit1250S
E52は思ったよりでかくて、またBandit1250Sは排気量の割にコンパクトなので、似合うかどうか心配していたのですが、杞憂に終わりました。
使い勝手などは、追ってレポートしたいと思います。
今回使用した用品
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