せっかく装着するならあこがれのモノキーケースを
和休のBandit1250Sには、純正のトップケース・サイドケースホルダーが装着されていて、Givi製のモノロックシリーズのケースを装着できます。
モノロックケースは、バイクに手軽に装着できる反面、耐荷重が3kgまでであったり、造りがちょっとちゃちいというデメリットもあります。
対してモノキーケースは、車種専用のトップケースホルダーが必要なものの、高級感があってしっかりした造りが魅力的です。
和休は以前、ヘプコアンドベッカー製のトップケースをGPZ1100に装着していました。
ヘプコアンドベッカーは、ドイツならではのがっちりした造りでした。
モノキーケースは、ヘプコベッカーにも負けず劣らずのがっちりした造りのようですので、ものは試しと和休も使ってみたくなりました。
ヨーロッパのオプション部品を個人輸入
純正のトップケースホルダーには、モノロックケースしか装着できないのですが、ヨーロッパのオプションではモノキーケースが装着できる純正のトップケースホルダーが用意されています。
ドイツのスズキHPから引用しました。
こいつを輸入する手段もありますが、費用が掛かりすぎます。
そこで色々調べてみると、ヨーロッパで販売されている「SUZUKI replacement mounting kit」(部品番号:szg-990D0-17H00-075)を装着することでモノキーケースが装着できるとの情報を得ました。
そこで、早速輸入したのがこちらです。
replacement mounting kitの中身はこちらです。実はバラ売りならGiviの補修部品として日本国内でも流通しているのですが、すべてそろえるとかなり高くつくんですね。
そんなわけで、時間がかかりますが個人輸入に踏み切ったというわけなんです。
では、いよいよBandit1250Sに取り付けです。
replacement mounting kit をBandit1250Sに取り付けるよ
こちらが純正のトップケースホルダーです。
まず、工具が入るように各部のネジをゆるめ、トップケースホルダーを浮かせます。
ネジ3本で固定されている、後方のロック部品を置き換えます。
続いて、前方のパーツを取り外し、置き換えます。
ネジにはネジロック剤を塗っておきました。
replacement mounting kitを装着した状態です。
これで、モノキーケースを装着することができるのですが、実際にケースを装着してみると、上手くはまりません。
よくみると、トップケースホルダーについているゴムの緩衝材が厚すぎるようです。
そこで、ゴムの緩衝材を置き換えることにしました。
これは純正状態の緩衝材です。厚さは6mmです。
ところが、合致する部品がわからなかったので、イチかバチかM7ベース用の緩衝材を購入し、装着してみることにしましました。
こちらがM7ベース用の緩衝材です。5.5mmといったところでしょうか。
これがM7ベース用の緩衝材を装着したところです。
実際にケースを装着してみると、車体前方のキノコ型のパーツ(マッシュルームスペーサー)の側にある緩衝材は要らないことがわかりました。
次回、いよいよトップケースを装着します。
今回使用した用品
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