「ワークマン」といえば作業服のメーカーとして知られていますが、最近、バイク用ウェアとして使えるぞ!と口コミが広がり、メーカーもバイクでの使用を意識した製品を次々とリリースしています。
和休もいくつか使ってみたことはありますが、やはりバイクウェア専門メーカーの製品の方が一日の長があると思います。
しかし、ワークマンのバイクウェアは、なんといってもその値段が魅力です。細部は専門メーカーに軍配が上がりますが、この性能がこの値段で買える、という部分は魅力的ですね。
近所のワークマンを訪れたときに、たまたま話題のメッシュパンツを見かけました。
和休は、コミネのフルイヤーライディングパンツを持っています。
これは、夏の暑い時期は太もものパネルをオープンすることで、ハーフメッシュのパンツに早変わりするものなんですが、最近、年間を通して使えるウェアより、夏なら夏にターゲットを定めたウェアの方が良いのでは?と思うのです。
ワークマンのメッシュパンツなら安いので、いっちょ試してみることにしました。
ワークマン CORDURA EURO ライディングメッシュパンツ
こちらが、ワークマンのメッシュパンツ CP008 CORDURA EURO ライディングメッシュパンツです。
和休の身長は175.5cm、体重68kg。Lサイズでちょうど良い感じです。
生地は、コーデュラナイロンを使用しており、軽く仕上がっています。
背中側です。ふくらはぎ部分にメッシュ生地が使用されています。
前側は、太もも部分とふくらはぎ部分にメッシュ生地が使用されています。
メッシュなのでスケスケになるのでは?と思われがちですが、大きなポケットが裏地のような役割を果たしているので、スケスケにはなりません。
こちらが両サイドにあるポケットです。手のひらがすっぽり入るほどの容量があります。
また、ファスナーが装備されているので、ライディング中に物が飛び出すような心配はありません。
バイクに乗るときは、ブーツを履きますね。例えばツーリング先で温泉に入ろうとブーツを脱ぐと、パンツの裾が長すぎて引きずってしまいませんか?
キャンプ地に着いて、テントを設営しようとサンダルに履き替えたとき、パンツの裾を引きずってしまいませんか?
でも、このパンツなら大丈夫。両サイドにあるこのベルトは膝の後ろ側につながっていて、これを引っ張ることで、裾を引き上げることができます。
ベルトループには輪っかがついていて、キーホルダーやカラビナなどを引っ掛けることができます。
ライディングでシートと長時間触れるお尻の部分は、生地が2重になって補強されています。
膝には薄いスポンジが入っています。ワークマンとしては、プロテクターではなくて膝を地面に着いたときに膝が痛くないように入れてあるものだそうです。
和休もスポンジを抜いてコミネのプロテクターを入れてみましたが、ライディングフォームをとるとプロテクターの位置が上がってしまいます。膝の保護にはなりません。
膝の後ろ側は、伸縮性の高い素材が使われています。太もも部分は、シャーリング加工が施されているので、足の曲げ伸ばしで窮屈さを感じることはありません。
裾部分は、ベルクロテープが配されて、ガバっと開くようになっています。ブーツインでもブーツアウトでも対応できますね。
コミネ プロテクトメッシュアンダーパンツ ロング
ワークマンのメッシュパンツは、流石に作業服メーカーの服だけあって、体を動かすときの支障はありません。着心地も快適です。
ただ、プロテクターが全くないので、高速道路を使った長距離のツーリングに出かけるときには履きたくないな、と思いました。
そこで、インナーにプロテクターを装着してみてはどうだろう?と思い、コミネのインナープロテクター「SK-612 プロテクトメッシュアンダーパンツ ロング」を購入してみました。
これを履いて、ワークマンのメッシュパンツを履けば、プロテクトもばっちりな快適メッシュパンツになるはずです。
開封しました。膝、太もも、骨盤部分にCE規格のプロテクターが貼りついています。見るからに安心感があります。
背中側には、臀部と尾てい骨部分にプロテクターがあります。
和休、冬はスノーボードをするので、そのときに履いてもいいかなと思いました。スノボで尾てい骨を打つと、そらもう悶絶ものです。
骨盤部分のアップです。
膝についているプロテクターです。コミネのライディングウェアについているものと同じもののように思います。
野球のストッキングのような、ずり上がらないようにループがついています。
組み合わせて使ってみた
実際に使ってみた感想です。夏にインナープロテクターとはいえ冷感素材ではないアンダーを履いて、メッシュパンツを履くのですから、ちょっと暑そうですよね。
実際、ちょっと暑かったです。
低速でも走行していれば風が入ってきて、汗が乾くのもあって涼しく感じるのですが、夏場に肌にぴったりした素材を付けるのが嫌な方には、お勧めできない組み合わせです。
インナープロテクターの素材が冷感素材であれば、快適かつ安心な組み合わせだと思うので、そんな商品が発売されることを祈っております。
インナープロテクターって洗濯できるのかな?と思われるかもしれません。洗濯は問題なく行えますが手洗いが良いでしょう。和休は自己責任のもと、洗濯機で洗っていますけどね😁
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