Kawasakiは2016年10月、Versys1000の2017年モデルを発表しました。以下の画像は、川崎重工業株式会社のホームページから引用したものです。
新色が発表されました
同社のホームページによると、2017年モデルでは塗装が変更されたようで、新しく用意された色は
「キャンディバーントオレンジ/メタリックフラットスパークブラック」
「キャンディライムグリーン/メタリックフラットスパークブラック」
「メタリックフラットスパークブラック」
の3色です。
写真を見てもわかるように、カウルのエッジを強調するようなデカールが追加され、オレンジとグリーンは Kawasakiロゴもシルバーからダークな色へ変更されています。
日本へは 株式会社ブライト が輸入しており、2017年モデルのVersys1000は、「メタリックフラットスパークブラック」のみが販売されるようです。
装備も小変更されています
装備面の変更は、ギアポジションインジケーターが標準装備になりました。写真は2015年モデルのものです。
オプションでは、大型スクリーンとナビマウントが増えたようです。
ナビマウントについては、webを検索したのですが、まだ画像が見つかりませんでした。社外品であれば、SW-Motech からVersys1000用のナビマウントが発売されており、スクリーン裏に綺麗に取り付けることができます。
その他の変更点としては、リアフェンダーまわりが変更されています。
リアのウインカーがフェンダーへ移され、フェンダーそのものも少し後ろへ出っ張っているようです。おそらく、パニアを装着した状態でのウインカーの被視認性を向上させるためではないでしょうか。
もう一つ、ウインドスクリーンの取付部あたりの形状が変更されているようです。
スクリーンにぶつかった風はスクリーンの外側と内側に分かれますが、スクリーン内側の風を整流する部品が追加されたようです。
和休もGPZ1100で経験がありますが、スクリーン内側の気流がうまく流れないとスクリーンがぶれる原因となります。
さらに、スクリーンを固定するノブの形状も変更されています。
オプションを装備したVersys1000 2017年モデル
2017年モデルに施された変更はいずれも地味な変更ですが、Versys1000をこれからもじっくりと熟成していこう、というKawasakiの姿勢がうかがえます。
左が2015年モデル、右が2017年モデル。
ぜひ、当ブログでの人気記事「三代目旅馬探し その4 Versys1000」も合わせてご覧ください。
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