2月に納車された和休のV-Storm650。
そろそろ暖かくなってきたので、少しずつ手を入れていきたいと思います。
各部の錆び落とし
バイク屋での現車確認で、いくつか気になったところがあるので簡単に手直しをします。
プリロードアジャスター
まずはこちら。リアサスペンションのプリロードアジャスターのダイヤルです。
中心部が錆びてしまっています。このような細部をキレイにすることで、バイク全体がしゃっきっと見えるのです。不思議ですよね。
中心部の+ネジを緩めてみると、あっさり外れました。
ブルフロッグのラストリムーバーに漬け込んで、錆びを落としてみたいと思います。
30分ほど漬け込んだでしょうか。引き上げてみると、ほぼ錆びは取れています。
残りは、サンドペーパーで軽くやすりがけをして錆びを落としました。
黒く塗るのですが、ちょうど艶消しブラックのタッチアップペンがあったので、これを塗ってみることにします。
ワッシャーを鉛筆に通して、タッチアップ塗料を塗ります。このまま洗濯ばさみをつかって立てておけば、しっかり乾いてくれるでしょう。
出来上がりです。+ネジを締めたときに塗装がすこしはがれてしまいましたが、きれいに仕上がりました。
タンデムステップのステー
続いて、タンデムステップのステーです。
ここもサンドペーパーで錆びをとった後、タッチアップペンで塗料を塗ります。
塗装後です。このタッチアップペンは、いい感じでもとの色に馴染みます😊
トップケースホルダー
トップケースホルダーに、にじんだ錆び。ここは、ラストリムーバーを綿棒で塗って、しばらく放置。
ふき取ってタッチアップペンを塗ると、見違えるようになりました。
「旅カスタマイズ」とは
和休のバイクは、ツーリングが主な用途です。
和休はツーリングに限らず、あちこちに出かけることが趣味なんですが、社会人だし3人の子供のパパだし、なかなか時間を確保することができません。
ツーリングに出かけることができたら、1日中走り回りたいタチなんです。
そんなわけで、ツーリングでの1日の走行距離は400kmを超えることがほとんどで、まれに900kmに達することもあります。
で、そのミチミチなツーリングを快適にこなすことができる装備を、和休は自分のバイクに施しています。
それが、「旅カスタマイズ」。
V-Storm650は、元々が性能をツーリングに大きく割り振ったバイクですが、素の状態ではあまり荷物の積載が良くありません。
お好きなケースを装着してね!ということなんでしょう。
まずは、装着していないV-Storm650の方が少数派、ともいえるトップケースを装着していきましょう。
ちなみに本サイト「旅馬」では、車体後方に設置するケースを「トップケース」、車体両脇に設置するケースを「パニアケース」で統一しています。
車体後方のケースが、「トップケース」。
車体の両脇のケースが「パニアケース」。
トップケースホルダーを装着
和休が購入したV-Storm650は、運のいいことにGiviのトップケースホルダーが装着されていました。
本来ならアルミ又は樹脂のトップケースを固定するプレート(ベースプレート)がセットになっていますが、どうやら前オーナーが外してしまったらしく、キャリアを補強する部分だけが残っています。
Giviの品番は、SR3112。
Giviの本国のHPは、製品の説明書をダウンロードできます。
SR3112の説明書と照らし合わせてみたところ、取り付けに必要な部品が欠品しているわけではなさそうなので、一安心。
バンディット1250Sから取り外しておいたM5ベースプレートを、V-Storm650に装着します。
ちなみにアルミ製のベースプレートもあります。デザイン的にはこちらの方が良いのですが、お値段が少し高いのと、強度はなぜか樹脂製の方が上なんですね。
和休も最初はアルミ製のものを買おうかと思っていたのですが、アルミ製のベースプレートが積載量7kgに対し、樹脂製のM5ベースプレートは10kgなんです。
ただし、この数値はGivi社が設定しているもので、日本の代理店であるデイトナは、モノキーシリーズであっても3kgまでを推奨しています。
ベースプレートの取り付けは簡単。
ベースプレートにある6か所の穴のうち、4か所を車体側のプレートと合わせてボルトとナットで固定すれば出来上がり。
ですが、その場所は手が全く入らないんです。
そこで、まずワッシャーとナットを、接着剤で軽く貼り付けました。
こんな感じに。
こうすれば、工具でそーっと運ぶことができるので、狭い場所のナットを締めることができます。
実際は、スパナでナットを運んで、ボルトを数回締めてボルトをねじ込ませます。
工具をスパナからメガネレンチに交代して、本締めを行いました。
何回かナットのアプローチに失敗したものの、無事、ベースプレートの固定に成功しました。
トップケースを乗せてみた状態がこちらです。
トップケースも、バンディット1250Sから受け継いだGivi・E52です。
V-Storm650は車体が大きいので、大型のトップケースを載せても違和感ありませんね。
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