『旅カスタマイズ』その3 スライム注入

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さて、前回「『旅カスタマイズ』その2 携帯用空気入れを装備」は、ツーリング先でパンクしたときや、オフロード走行で空気圧を下げた後に備え、携帯用空気入れを装備したお話でした。

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パンク防止剤の定番品「スライム」

パンク防止剤「スライム」

チューブタイヤそのものの耐パンク性を上げるために和休が選んだアイテムが、パンク防止剤「スライム」です。

チューブタイヤのパンク防止剤としては定番らしく、また、輸入元であるコアーズインターナショナルのホームページによると、ホンダ、GM、フィアットグループなど、大手自動車メーカーの純正品として採用されているとのことです。

チューブタイヤ用とチューブレスタイヤ用と二種類あるそうなので、購入の際はお間違いなく。

今回、和休はWebikeで購入しました。

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ジェベル200にスライムを注入

記事を参考にされることは構いませんが、故障、事故、怪我等の危険性があります。
このようなトラブルに対し、和休は一切の責任を負いません。
自己責任で行ってください。

では、早速、DJEBEL200に注入してみましょう。用意するものは、スライム(タイヤ1本にスライム1本)、ムシ回し、空気入れ、エアゲージ、綿棒、少量の水です。

タイヤの空気を抜く

ジェベル200のエアバルブ

まず、注入するタイヤを回し、バルブの位置を10時か2時のあたりへ持っていきます。

次に、タイヤの空気を抜きます。

バルブの中央にあるピン(これをムシといいます。)を押すと、空気が抜けます。が、空気が抜けきるまでず~っと押さえておくわけにはいきません。

そこで、バルブコアを抜きます。スライムのキャップはバルブコアを回す工具になっていますので、これを使ってバルブを少し回してください。

DRCのエアバルブ
ゴムキャップを取り外すと、ムシ回しが出てきます。

和休は、DJEBEL200に装着してる、DRCのエアバルブについているムシ回しで緩めました。

DRCのエアバルブ
ゴムキャップを取り外したところ

すると、シューっという音とともに空気が抜けてきますので、しばらく放置しましょう。その間にスライムを振り、混ぜ混ぜしておきます。

取り外したエアバルブのムシ
取り外したムシ

さて、タイヤはぺちゃんこになりましたか?ぺちゃんこになったら、ムシ回しでムシを取り外します。

スライムを注入する

スライムを注入する

次に、スライムの口に付属しているチューブを取り付け、反対側をバルブに接続します。

スライムを注入する

あとは、ボトルをぐいっと押しスライムをタイヤへ注入します。

スライムは思っていたよりサラサラで、簡単にタイヤ内へ吸い込まれていきました。

スライムが付着したバルブ
スライムが付着したバルブ。濡らした綿棒で拭い取ります。

スライムを全量入れ終わったら、元通りムシをセットして空気を入れます。

まれにバルブまわりに残ったスライムがバルブを詰まらせたり、エアー漏れの原因となったりするようなので、水で濡らした綿棒でバルブをきれいに拭いておきました。

適正空気圧まで空気を入れたら、スライムをタイヤ内にまんべんなく行きわたらせるため、少し走行します。これで、スライムの注入は完了です。

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スライムの効果に期待

これで、走行中に釘を踏んだりしてチューブに穴が開いても、スライムが穴をふさぎ空気が漏れるのを防いでくれます。

空気に触れたからといってカチカチに固まってしまうわけではないそうで、チューブの中で固まったりすることはありません。

また、水に簡単に溶けるので、水で洗えばきれいに落とすことができるそうです。

タイヤのバランスが狂う、という意見もあるそうですが、これはフロントタイヤに注入した場合、まれに起こるそうです。

ただ、和休が実際にDJEBEL200に注入した状態でツーリングへ出かけたところ、高速走行でハンドルがブルブルするといった現象は起きませんでした。

さあ、これでパンクに対する心配も減りました。安心して酷道へ出かけることができそうです。

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今回使用した用品

 

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