Suzuki Bandit1250S 購入
なくなく手放したBRONCOの次に和休が購入したバイク、Suzuki Bandit1250Sでございます。
GPZ1100を手放して次のバイクを探していたことは、このブログ「三代目旅馬探し」シリーズに記してきました。
試乗会で出会ったV-Strom650の陰に隠れてしまい、記事にはしていなかったのですが、ひそかに熱い目線を向けている一台でした。
スズキの試乗会「ファン RIDE フェスタ 2014」でもBandit1250Fに試乗しています。
生産終了時には、Bandit1250に関する記事を書いています。
メーカーは違えど、かつての愛車GPZ1100に共通するところがあります。
車体サイズはGPZより一回り小さいものの、バーハンドル、モノサス、センタースタンドが装備され、オプションで3パニアも選ぶことができる。
ツーリングの道具として厳しい目で見られるヨーロッパでの評価が高いのも同じ。
1254ccの排気量を有するエンジンは、GPZより低い回転でGPZをしのぐ低速トルクを発揮します。また、ネット上でも大きな不具合の話もなく、信頼の置ける機種だと感じました。
タフな旅の相棒となってくれると期待しています。
ヤフオク!で出会いました
予算が限られているので、ヤフオク!やGoobikeなどの中古車サイトで車種を絞り込んでいたのです。
ネイキッドモデルはあまり好みでなかったので、ZRX1100、ZRX1200、ZR-7Sが候補だったのですが、予算と程度に折り合いのつくものがなかなか出品されず。
そんな中、先代のBandit1200S、いわゆる「猫目バン」が安くて程度の良さそうなものがちらほら出品されていました。
この車体はスズキ伝統の「油冷」エンジンを搭載しています。水冷車に比べメンテナンスの項目が少なくなるので、アリだなと考えました。
ハーフカウルを装着していることから和休の好みにも合致。出品者に何点か質問をして、ほぼ入札しようか、と思うところまで進んでいたのです。
ところがある日、たまたま検索結果に表示されたのが、和休が落札した車体だったのです。
商品名が「スズキ バンディット1250SA」と入力されていたのです。
オークションの検索窓に「バンディット1250S」と入力し検索してもヒットしないことから、「こいつはあまり値段が吊り上らなそうだ」と感じ、詳細を確認することにしたのです。
走行距離は6万6千キロを超えていますが、年式が比較的新しく、フューエルインジェクション式なので、BRONCOで悩んだ燃料系の不調も多分ないだろう。そのうえ、旅カスタマイズがかなりのレベルで施されているのに目を奪われました。
- ミシュランタイヤ
- MRAスクリーン(ヴァリオツーリング)
- USBの給電装置(USBと12Vソケット)
- メッシュのシートカバー
- 純正3パニアステー
- ヨシムラスリップオンマフラー(車検対応)
- 分離型ETC
- ブレーキ・クラッチレバーがゴムで覆われている
といったオプションパーツが装着されていました。
さらに、2018年7月まで車検が残っているのも大きなポイントでした。車検のあるバイクは、車検が有効でないと名義変更ができないのです。
あかんポイントとしては、走行距離のほかはタンクの両側に立ちゴケでついたと思われる凹みがあることぐらい。
また、車両のキズよりも、出品者は千葉の方で、かつ、オークション期間も短いことから、現車を見に行くことが難しいことに悩みました。
結局、ダメ元で予算全額を入札し、この額を超えられたらそれまでだったということにして、オークション終了日時を待ちました。
数日は、和休が最高入札者で過ごしていたのですが、オークション終了日時の少し前。スマホに「高値更新」の通知がありました。
「あちゃー」と思いながらヤフオク!を除くと、1,000円上乗せされています。「この額を超えられたらそれまでだった」では悔やみそうな額だったので、思い切って追加入札。
あっさり1,000円が上乗せされた額で、和休が最高入札者に返り咲いたのです!
そのまま競り相手は現れず、オークションは終了。走行距離などマイナスポイントもあったのですが、なんと相場の半額ぐらいで落札してしまったのでした。
バイク運送会社BASさんで運ばれてきました
書類は一足早く来ていたので、6月5日に名義変更を済ませることができ、後は車体が来るのを待つのみ。
書類についても中古車ではなくなっていることの多い取扱説明書や整備手帳が備わっていたり、鍵もまるで新車についているようなピカピカの純正キーが2本とキーナンバーが刻まれているプレートがしっかり残っていました。
元のオーナーは、さぞ大事に扱っていたように感じられます。
BRONCOを運んでくれたのと同じ、BASさんのトラックに乗って、Bandit1250Sが和休家にやってきました。
今日はあまり時間がないので、ぐるっと車体をチェック。
塗装のツヤも良く、樹脂パーツの日焼けも少ないことから、屋内かそれに近いところで保管されていたのでしょう。
ただ、走り出すまでに整備が必要なところが何点かありました。
- エンジンオイル交換(量も少ない)
- ブレーキパッドの残量が少ない(前後とも)
- 左ステップのラバーが擦り切れている
- フロントフォークのリップにひび割れあり
- フロントホイールに塗装のはがれあり
- タイヤの溝はそこそこ残っているが、製造後5年ほど経過している
エンジンオイルの量が少ないのは気になりますが、まあ、時間をみて少しずつ手を入れて行こうと思っています。
灯火類のチェックをしていると
ロービームにHIDが入っていることに気づきました。
この型のBanditはヘッドライトが明るいという評価を耳にするのですが、HIDになっていることで明るさ倍増。また一つ、お得装備がついていました。
5代目は、和休と一緒にどこまで距離を伸ばせるでしょうか。
コメントをどうぞ!
Bandit1250S!
なるほど!これはいいですね!
非常に評価の高いバイクでしたし、年式も新しいということで
パーツの供給も長く期待できそうです。
和休さんのニーズから言ってもこれはまさにドンピシャなように
思います。(勝手にすみません)
納車おめでとうございます!!
5代目旅馬と素敵な日々を!
ありがとうございます!ほんと、ドンピシャです。
BRONCOを手放した後、「次、何買うねん?」と友人に聞かれて、「Bandit1250」と答えたことがあったんです。でも予算的に厳しいのであきらめていたのですが。
まさか、本当に買えるとは。
早く、Bandit1250Sで出かけたいです。