さて、先月我が家にやってきたBandit1250Sですが、現状渡しの個人売買で購入したので乗る前には色々と整備が必要です。一気に片づけるのは大変なので、少しずつ片づけていきましょう。
フロントホイールの塗装剥がれをタッチアップ
フロントホイールの塗装がところどころ剥げています。見た目も悪いし、アルミの腐食につながりそうです。
早速フロントホイールを外し、タイヤを外し、ブレーキディスクを外し綺麗に研磨して再塗装…
なんてできません。
色々考えた挙句、筆で塗ることにしました。
塗料もアルミに直接塗ることのできる塗料ということで、ホームセンターで門扉用の塗料を選択。
思い切って筆で塗ってみたのですが、思ったより綺麗に塗れました。
エンジンオイル交換
別の日。オイル交換を行いました。
これまで、エンジンオイルが少なかったので、エンジンをかけることができていなかったのです。
今回は、安価に入手できるホンダG2 10w-40を投入します。オイルエレメントは、ウェビックのものを選びました。
オイル交換後、初めてのエンジン始動をしました!
Bandit1250Sの排気音は規制の影響でとても静かだと聞いていたのですが、和休のBandit1250Sに装着されているヨシムラのマフラーからは、重低音が響きます。とはいっても、GPZに装着していたdevilほどではなく、ほどほどの音量です。
アイドリングの音を聞いている限りでは、どうやらエンジンはまだまだ好調のようです。
ブレーキキャリパー清掃
オイル交換ののち、ブレーキの清掃を行いました。
センタースタンドでリアを、ジャッキでフロントを上げてホイールを手で回してみたところ、ブレーキが完全に解除されていなくて、すぐ回転が止まってしまう症状があったのです。
バイクを押しても、ブレーキが擦れているような音が鳴っています。
また、ブレーキパッドの残量をチェックしたかったので、キャリパーを前後とも取り外し、清掃することにしました。
まずは、手の入りそうな隙間が少なく、手こずりそうなリアから始めました。
リアキャリパー
取り外す前の状態。
ABSセンサーやキャリパーの固定ボルトを緩めます。
はい、外れました。
マフラーを外せばもう少し広々とした空間ができるのですが、今日はこのまま頑張ります。
ピストンを中性洗剤と歯ブラシでゴシゴシ磨きます。
専用工具でピストンを回転させ、まんべんなく汚れが落ちたら、専用のグリスをピストンに塗ります。
リアブレーキパッドの残量は約4mmでした。
元通りに戻して、規定トルクで締めたところは、マーキングしておきました。
ここがきれいにはまっていないと、ブレーキの動作不良になるそうです。
フロントキャリパー
リアができたので、フロントに取り掛かります。
取り掛かる前の状態。
整備書を見ると、キャリパーを取り外した後、ブレーキホースに負担がかかるのを防ぐため、針金等でつるしておくという記載があります。
Bandit1250Sの場合、針金ハンガーでウインカーに引っかけていた記事を見たので、真似てみました。
フロントブレーキのパッド残量は、約2.4mm。
そろそろ交換した方がよさそうかも。
リアと同じように、中性洗剤と歯ブラシでゴシゴシ磨きます。
専用工具でピストンを回し、まんべんなく磨けたら、グリスを塗ってピストンを押し込みます。
すべてのピストンが掃除できたら、そおっとブレーキレバーを握り、全てのピストンが同じようなタイミングで出てくるまでピストンを戻したり出したりを繰り返しました。
今回、新品のブレーキパッドを用意していなかったので、そのまま戻して組み込みました。
意外とリアが減っていなかったので、後日、フロントのみ交換することにします。
これらの整備の結果、ブレーキの引きずり症状は改善しました!
この車両、車検の有効期限が迫っています。
この後、車検に向けた整備を行い、一発合格を目指して車検に臨みます!
今回使用した用品はこちら
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