和休家には、バンディット1250Sのほかにもう一台のバイクがあります。
そう、2013年4月から2015年7月まで、2代目旅馬を務めたスズキ・アドレスV125Gです。
アドレスは妻のバイクです
和休が乗り回していた時期がありましたが、実は妻のために購入したバイクです。アドレスを購入した2007年当時、和休の家は結構な坂の上にありまして。
ちょっとした買い物の足になるように、自転車の代わりに導入したのです。
妻は自動車の免許を有していましたが、バイクの免許は持っていません。
こんなとき、多くの家庭では50ccの原付を買うのでしょうが、原付には二段階右折や二人乗りができない、30m/h制限などの規制があります。
それに、呑んで帰ってきた和休を駅まで迎えに来てもらえたら最高じゃないか!という下心を込めて、妻に小型自動二輪(AT限定)の免許を取ってもらったのです。
時は流れて、2009年。和休家に長男が生まれました。
妻はアドレスに乗らなくなり、GPZ1100を手放した和休が代わりに乗っていました。
2015年にジェベル200を購入してからは、和休もアドレスに乗る機会が激減。定期的なメンテナンスは行うものの、年間の走行距離はほとんど伸びず終い。
そのうちにバッテリーが上がってしまい、放置プレイに陥ってしまったのです。
ガレージの隅で、見る見るうちにほこりをかぶるアドレスV125G。
「このままではいかん!」ということで、アドレスを再始動させることを決めました。
子供たちも大きくなり、妻もそろそろバイクを使おうかな、という状況になってきたことも背中を押しました。
そこで、放置が過ぎて不動になってしまう前にきちっと整備して、また第一線で活躍してもらうことにしたのです。
整備箇所
今回の整備箇所は、以下の通り。
- バッテリー交換
- エンジンオイル交換
- エンジンオイルエレメント交換
- スパークプラグ交換
- ブレーキフルード交換
- 前後タイヤ交換
- バイクカバー交換
バッテリー交換
アドレスV125Gのバッテリー形式は、YTX7A-BS。国産バッテリーメーカーであるGSユアサで購入すると、10,000円ぐらいです。
実はバッテリーの交換は2回目。前回も購入した「バッテリーストア.com」さんで、購入することにしました。
今回購入したのは、台湾ユアサ製のYTX7A-BS。お値段は税別2,682円でした。これに初期補充電オプションをお願いして、発注しました。
ちなみに、GSユアサと台湾ユアサは全くの別会社だそうです。詳しくはググってみてください。
発注したら、すぐ届きました。少々毒々しい色合いが、南国を感じさせます。
バッテリー交換の記事は、こちら。
エンジンオイル交換・スパークプラグ交換
次はエンジンオイル交換などの、エンジン回りの整備です。
オイル交換なんて当サイト内の記事にもあるように、自分でも何度かやったことがあるのですが、今回はお店にお願いしました。
というのも、アドレスは小型でスクータータイプなので、エンジンの搭載位置がかなり低い位置にあって、ドレンボルトも低い位置にあります。
これが、結構しんどい作業になるのですよ。
また、地面とエンジンとのクリアランスが狭く、市販のオイル処理箱が入らないこともありました。
お店にオイル交換を頼んでも、自分で交換してもトータルの費用はそんなに変わらないので、今回はお店にお願いすることにしたのです。
ブレーキフルード交換
自慢じゃないですが、アドレスのブレーキフルードは、新車時から1回も交換していません。
相当劣化しているでしょうから、交換を依頼することにしました。
スクーターは、リザーバータンク周辺までカウルに覆われていて、作業に気を遣う(≒面倒くさい)のですよ。
お店に交換を頼んでも、自分で交換しても(以下略w
前後タイヤ交換
2007年にアドレスを購入してから、現在まで走行距離は5,397km。年間平均をとると、ほとんど走行していないことが分かります。
このため、タイヤはバリバリに溝が残っていて、見た目も新しそうに見えます。
ですが、12年も経ったタイヤに命を預けたくはないので、交換します。
こちらも、交換はお店に依頼しました。
タイヤ交換後の感想はこちら。
バイクカバー交換
アドレスは、半屋外のバイク置き場に置いています。
ほこり除けにバイクカバーを掛けて保管しているのですが、トップケース対応品ではないので、後ろがつっぱっています。
大分劣化してきたので、これを機に綺麗に収まるカバーへ更新しようと思っています。
ちなみに、妻は夕ご飯のとき晩酌するので、和休が呑んで帰ってくる頃には大抵アルコールが入っています。ですので、駅まで迎えに来てくれたのはわずか数回でした。
┐(´д`)┌
おっと、こんなところでボヤいていること、妻には内緒でっせ。
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