初めてのタイヤ交換

スポンサーリンク
記事内に広告が含まれています。

初めてのキャブレターのオーバーホールに続き、初めてのタイヤ交換にチャレンジしました。

まずは、比較的簡単といわれるフロントタイヤからチャレンジします。

用意した工具は、webikeガレージのタイヤレバーを3本、DRCビートクリームです。エアバルブのムシ回しは、先日DJEBEL200に注入したパンク防止剤「スライム」のキャップについていたものを使用しました。

用意したタイヤは、現在のBRONCOが装着しているのと同じ IRC製GP-210です。

リムバンドは、YAMAHA純正、チューブはフロントがIRC、リアがDUNLOP。webikeでセールしていたのでお得に購入できました。

スポンサーリンク

フロントタイヤ

記事を参考にされることは構いませんが、故障、事故、怪我等の危険性があります。
このようなトラブルに対し、和休は一切の責任を負いません。
自己責任で行ってください。

フロントのタイヤサイズ

今装着しているタイヤです。サイドウォールからトレッド面までまんべんなくひび割れが生じ、かなり硬くなっているようです。

製造年は2013年の18週目。装着してから5~6年ほど経過しているのでしょう。見た目のヤレ具合から考えてもそんな感じです。

製造年
ひび割れに覆われたタイヤ表面

BRONCOのエンジンアンダーガードを外し、エンジン底に板をかましてジャッキアップします。

続いてフロントタイヤを外し、作業用マット(お風呂マット)に置きました。

エアバルブのムシを外し、エアーを抜きます。

大体抜けたところで、ビードを落とすことにしましょう。5年の歳月によりタイヤとリムとはしっかりくっついているようです。

サイドウォールを足で踏み踏みしてみると、ベリベリッと変な音がします。んんっ!?と思ってよく見てみると、なんとリム内部が錆びてしまっています。

あちゃーと思いながらもとりあえずタイヤを外すことにしました。そもそもリム表面にも点錆が無限に出ていますので、多分、内部は錆びてしまっているのだろうと想像していました。

さあ、いよいよタイヤを外していきます。YOUTUBEでタイヤ交換動画をみると、エアバルブのところから外すのがセオリーのようなので、ここから攻めていきます。

サイドウォールを手で押さえながら、タイヤレバーをぐりぐりとビード部分にねじ込ませます。

よいしょ!!とタイヤをめくると…

うえーい

サビサビのビードが現れました。

チューブを引きずり出したところ

チューブのエアバルブの根元も錆びています。

状態が良ければ外したチューブは予備にしようかと思っていたのですが、これでは廃棄決定です。

リム内部です。

サイドスタンドで低くなる左側が特に錆びています。雨がたまったんでしょうかね。

このBRONCOくん、雨にあたるところで保管されていたのでしょうかねぇ。そもそも鉄リムで20年も経てばこんなもんなんでしょうか。

一応、錆とり剤と真ちゅうブラシで軽く錆をとりましたが、近い将来リム交換をしたくなりました。


では新しいタイヤをはめていきましょう。

うまくはまるかな?
トリッカーのフロントタイヤと同じサイズです
回転方向に注意して組みましょう

新しいタイヤの製造年は2017年の30週目。マイナーなサイズなので古いものが届くのじゃないかと心配していたのですが、最近のものが届いて一安心。

新しいタイヤにビートワックスをしっかり塗り、はめていきます。

IRCのチューブが安かったので

リムの片側にタイヤがはまったら、リムの穴にチューブのエアバルブを通します。

バルブをリムの穴にはめ、

穴に、、、

ええーい!!どうやったらはまるんじゃーーい!!!


GP-210はサイドが硬いんでしょうか?

オフロード向けタイヤを組んでいるYOUTUBEの動画では、レバーでさくっとタイヤを持ち上げて、バルブをスッと入れているんですが。

コツや経験以前に、そもそもの手順がおかしいのかな?

あーでもない、こーでもないと四苦八苦していると、奇跡的にバルブが通りました。このチャンスを逃さず、リムから外れないようにバルブにナットをねじ込みました。

チューブをタイヤに入れて、一度空気を入れます。こうすることにより、チューブのねじれがとれるし、タイヤレバーで噛みにくくなるそうです。

でけたでけた

やれやれ、無事、組みあがりました。

空気を250kPa(≒2.5kg/cm2)入れてビードを上げます。

自転車用のポンプで50回、さらに10回、、結局100回ぐらいポンピングしてやっとこさ入りました。

BRONCOに装着してエアー漏れがないか、様子を見ることにします。

スポンサーリンク

リアタイヤで大苦戦

続いて、リアタイヤをやっつけます。

リアタイヤの製造年は、2014年の22週目。こちらも大体5年は経っていますねぇ。

フロントほど派手にひび割れはなく、溝もまだまだ深いのですが、中央部が減っていてタイヤの断面は台形になっています。

ホイールベアリングをチェックしたところ、動きが悪くなっています。

これは早急に交換する必要があります。放っておくとタイヤがロックするなど、ろくな目に遭いません。

作業スペースに乗せて、フロントと同様、タイヤレバーでエアバルブ付近からはがしていきます。

しかし、リアタイヤは硬いですね~錆でリムに貼りついていたこともありますが、「比較的フロントは簡単」といわれている理由がわかりました。

それでもフロントを片付けたことで、タイヤをはがすコツが飲み込めてきました。

リアのチューブもサビサビ。廃棄した方がよさそうです。

錆びて貼りついてしまったリムです。

フロントより中の様子は錆びまみれです。フロントと同じように錆とり剤と真ちゅうブラシで、簡単に処理しました。

こちらもリム交換決定ですわ。

新しいチューブはDUNLOP製を用意しました。IRC製でもよかったのですが、webikeでこれが安かったんです。

ちなみに、新しいリアタイヤは、2017年の32週目に製造された新しいものでした。

リアも新しいタイヤが装着できました。


と簡単に書いたのですが、この時刻は夜中の1時30分(明日は9時から仕事だヨ)。

こんな時間まで団地の自転車置き場で作業していたら、通報されてもおかしくないですね。

実は、リアタイヤは、なかなかはまらなかったんです。

まずフロントでもそうだったんですが、タイヤの片側をリムにはめ、エアバルブをリム穴へ入れようとしたのですが、全く入りませんでした。

あーでもない、こーでもない。と四苦八苦。タブレットを持ち出し、YOUTUBEなどでタイヤ交換の手順をおさらいしたものの、どうしても無理!!

結局、新しいタイヤにまずチューブを入れ、その時点でリム穴にバルブを通してナットで仮留め。

チューブをタイヤに入れてしまい、少し空気を入れて膨らました状態ではめていく手順で、タイヤをはめることに成功しました。

空気入れをセットし、250kPa目指してポンプ!ポンプ!

ポンプ!ポンプ!

ポンプ?

…手ごたえがない。しかばねのようだ。

おや?と思い、空気ポンプ押す手を止めると、小さく「シュー」と言っています。

バルブと空気ポンプの接続が甘くて漏れているのかな、とおもいつつ調べてみると、きちんと接続できています。

どうやらどっかチューブを傷つけてしまったようです。

やれやれ、作業は次の週末に持ち越しとなりました。

スポンサーリンク

ここからは初めてのチューブタイヤのパンク修理でございます

で、待ちに待った週末がやってきました。最悪の事態に備えて、あらかじめwebikeでチューブを用意しておきました。セール中だったので、1,000円ぐらいで買えたのでラッキーでした。

自然治癒を期待してエアーを入れましたが、そんなこと起こるわけもなく、やっぱりどこかから漏れているみたいです。

(逆に自然治癒した方が、原因がわからなくて心配ですな。)

リアタイヤに変な力が加わらないように、今日までジャッキでリアを少し上げていたのです。ジャッキから降ろして作業場所へBRONCOを押しましたが、かなり重かったです。

これでは、「ツーリング中にパンクしたから、どっかまで押してゆっくり修理♪」なんてありえへんことだ、ということもわかりました。色々勉強になります。


気を取り直して、BRONCOをジャッキアップ。

一度やっているのでさくさくとリアタイヤを外し、作業台へセット。

水をためたバケツにチューブを突っ込むと、、、穴ハケーン!!!(b^ー゜)

ダニにかまれたような小さな穴が二つ並んでしっかり開いていました。そうそう、水でパンク箇所を探るときも、しっかり空気を入れた方が分かりやすいのですね。

#240の紙やすりで穴の周りをすりすりし、ゴムのりをぬりぬり。

このあたりは、自転車屋でパンク修理を見ていたのを思い出しながら、見よう見まねでやります。

チューブのゴムのりは、乾いてからパッチを貼り付けるのがコツ。

パッチをパンク穴に貼り付け。ドライバーの尻でぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりと押さえて圧着させます。

しばらくして、再度水チェック・・・

OK!!エア漏れはありません。

先週の夜中までタイヤの入れ替えをやり直しまくったおかげで、一発でタイヤのはめ込みに成功しました。

250kPaまでエアを (自転車用の空気入れで) えんやこらさと入れます。

耳を澄ませても「プスー」とも「ピスー」ともいいません。どうやらパンク修理もうまくいったようです。

後は、サービスマニュアルを見ながら、グリスアップの必要そうなところへグリスを塗って、アクスルシャフトを規定トルクで締め付け完了としました。

さあ、次は、ハブのベアリング交換と低回転でのエンジンの吹け上がりの不具合の解消、リムのアルミ化を進めていきたいと思います。

スポンサーリンク

試乗

天気が悪かったので近所を回ってみました。

タイヤが丸くなったので、スムーズにリーンします。もうそれは、センター付近が少し落ち着かなくなったと感じるほどに。

また、ゴムが相当硬くなっていたのでしょうか、段差を通過したときのショックがまるで違います。「タイヤはサスペンションの一部」と言われますが、納得できる変わりようでした。

スポンサーリンク

自分のためのメモ

BRONCOホイールのアルミリム化に必要な部品

トリッカーのフロントリムとスポーク

セロー(リアブレーキがドラムの型式)のリアリムとスポーク

トリッカーは黒色のリムあり。ドラムブレーキセローのリムはシルバーとゴールドのみ

MEMO
  • 2017年10月8日 整備 53,555km
  • フロントタイヤ IRC GP-210 80/100-19 49P
  • フロントタイヤチューブ IRC
  • フロントホイール リムバンド YAMAHA純正
  • リアタイヤ IRC GP-210 120/80-18 62P
  • リアタイヤチューブ DUNLOP
  • リアホイール リムバンド YAMAHA純正

 

コメントをどうぞ!

タイトルとURLをコピーしました