今年の冬はとても暖かいですね。あまりに雪が降らないので、倒産してしまうスキー場があったそうです。
スキーヤーやスノーボーダーにとっては恨めしい天候ですが、バイク乗りにとってはありがたい天候で、街中ではツーリングに出かけるんだろうな、と思われるバイクをいつもの年より多く見かけます。
和休はこの時期仕事が大変忙しいのと、週末は寒かったり天候が悪かったりと、結局バイクには乗れずじまい。
ですが、2020年シーズン入りに向けて、毎年恒例のオイル交換を行うことにしたのです。
カストロール POWER1
今回購入したのは、現在使っているエンジンオイルと同じ、カストロール POWER1というオイル。
粘度は10W-40で、スズキが指定する粘度にしました。
前回はamazonで大変安く(4L 2,140円)購入できたのですが、今年は若干値上がりしていて、2,525円で購入しました。
用意するもの
- エンジンオイル
- 廃オイルを受ける器
- ドレンボルトのガスケット
- 17mmのメガネレンチかソケット
- じょうご
(オイルエレメントを交換する場合)
- オイルエレメント
- オイルフィルターレンチ
- モンキーレンチ
エンジンオイル&オイルエレメントを交換します
では、早速交換作業に入りたいと思います。
エンジンオイルを交換するときは、温めておく派と、冷えているときに行う派に分かれるようです。
ショップに持って行って依頼するときは、預かり作業でない限り、温まった状態でオイル交換を行います。
エンジンが温まっていると
エンジンが冷えていると
そのほか、様々な理由があると思いますので、作業される方の好みでやっていただければいいんじゃないでしょうか。
和休は、冷えているときにやる派です。
排気管を養生
前回のオイル交換の時、オイルエレメントから垂れたエンジンオイルが排気管についてしまい、オイル交換後の試運転で、排気管から白煙が立ち上りました。
排気管を養生しないと、こうなります。
そこで、今回はちゃんと養生することにしました。排気管が冷えているので、ラップを巻きます。
作業に入る前には、オイルドレンボルト周辺やオイルエレメント周辺をパーツクリーナーできれいにしておきましょう。
ゴミが入るとよろしくないです。
17mmのソケットレンチやメガネレンチでドレンボルトを緩めましょう。
続いて、オイルエレメントを緩め、新しいものと交換します。新しいオイルエレメントを装着するときは、エンジンとのパッキンに新しいオイルを塗っておきましょう。
オイル漏れを防ぐ効果があります。
このあたりの手順は、前回の記事に詳しく書いたので、今回は割愛します。
オイルドレンボルトには、オイル漏れ防止のためドレンワッシャーがあります。オイル交換の際は、必ず新品に交換しましょう。
スズキ純正のドレンワッシャーはこんな形をしていて、適正トルクで締め付けるとぐにゃっとつぶれてオイル漏れを防いでくれるのですが、オイル交換の時は、ドレンボルトからこのつぶれてしまったドレンワッシャーを取り除くのがかなり難しいのです。
そこで和休は、自己責任の元、デイトナのドレンワッシャーを使っています。
これは、今回外したドレンボルトですが、古いドレンワッシャーはすんなり外れてくれました。この1年間、オイル漏れもありませんでした。
オイルを注ぐ
オイルドレンボルト、オイルエレメント、どちらも適正トルクで締め付けができたことを確認して、新しいオイルを注いでいきます。
廃油はこのように捨てました
交換直後の感想
時間の都合で試乗はできなかったのですが、エンジン音が少し滑らかになったような気がします。
1年間、距離にして3,070km使用したカストロール・パワー1の感想ですが、ツーリングが主な用途である和休にとっては、十分な性能だと思います。
まぁ、2,000円/L以上の高いオイルは使ったことがないし、バイクに大きな負担をかけるようなサーキット走行や、通勤に使っているわけでもないし、これまでオイルにまつわるトラブルといえば、ジェベル200に完全合成油を入れたらヘッド周りから染み出てきた、ぐらいしか思い当たらない、和休の感想ですから、あまりあてになりませんけどね。
今回使用した用品はこちら
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