2011年9月20日 33,658Km、GPZ1100とは2回目となる車検に臨みました。
仮ナンバーを借りに
まず、車検が切れていましたので、市役所へ行き、仮ナンバーを借りてきました。
ナンバーは加工していますよ
車検に対応しているかチェックしましょう
純正からはスクリーン、バーハンドル、devilマフラー、LEDウインカー、LEDテール、LEDのナンバー灯、トップ・サイドケースホルダーとを変更してあります。
バーハンドルは車体幅に影響しますが、20mmを超える増減が無ければ構造変更は不要です。
バリオス2のハンドルを装着した和休のGPZ1100は、そのままで大丈夫でした。
やっぱり気になるdevilマフラー
あとは、devilの音量が気になりますので、計測してみました。
いつものヤフオクで、騒音計が3,000円で出品されていましたので、早速落札。
測定方法ですが、JMCAのホームページで確認しました。
『近接排気騒音』
排気流後方45±10°、排気流方向に50cm離れた位置にマイクを設置し、 原動機を最高出力時の回転数の75%(原動機付自転車のうち最高出力時の回転数が 毎分5000回転を超えるものにあっては50%)の回転速度で連続して5秒間程度無負荷運転されている状態から、急速にスロットルを戻した時の最大騒音値を「近接排気騒音」という。
JMCAのホームページより抜粋
騒音計の測定モードは周波数補正がA特性、動特性をFASTとして測定します。GPZ1100は99dbまでOKです。
では実測~
近くの港へ行き、人気の無いところで測定!3回ほど測定した結果は、約100db…
騒音計の表示も微妙です。99dbで落ち着いたりアクセルオフの瞬間100dbを表示したり…
結局なにも処置せずに車検へ向かうことにしました。ま、なんとかなるでしょう!
車検当日の朝
家の窓を開けると…「めっちゃ雨降ってる~(×△×)」
今日に限って雨が降っています。しかも結構強い雨です。ぶつぶついいながら支度して車検場へ向かいます。
GPZ1100のエンジンを始動しますが、アイドリングが不安定です。アクセルを開いてエンジンを2,000回転ほど回し、手を離すと30秒もアイドリングしません。エンジンストップのいや~な悪夢がよみがえります。
カブったのかな?雨ふってるからかな?と思いながら走らせます。
ところが、30分ほど走ってもアイドリングが不安定です。出発前からキャブのアイドリング調整ねじをいろいろいじってみたのですが、どうも手ごたえがありません。
バイクを道の端に寄せ、アイドリング調整ねじの行き先をよ~く見てみると、なんとアイドリング調整ねじがキャブから外れているではないですか!!
どうやって応急処置をしようと悩みながら、なんとか無事に車検場へ到着しました。相変わらず雨は降り続いています。
車検場のすぐ外に高架道路が通っており、高架下の歩道に微妙に雨をしのげるスペースを確保しました。では、じっくりと腰をすえてGPZを覗き込みましょう。
アイドリング調整ねじは、キャブの真ん中あたりに下から上へとねじこまれるようです。しかしこんな場所ではキャブを外すことはできるだけ避けたい状況です。
そこで、アクセルワイヤーを縮めて若干アクセルが開いている状況を作り出すことにしました。
ワイヤーはアクセル側とキャブ側で調整できる構造になっていますが、まずアクセル側を調整しようとしましたが、なんと折れています!これでは調整できません。
悪いことは続きます…
仕方が無いので、タンクをはずしてキャブ側をいじることにしました。
やたらと縮めてもアクセルが開きすぎになってしまいます。タンクを外しているのでエンジンをかけることができません。一発勝負で調整しました。
シート下はびちゃびちゃになりましたが、なんとかタンクを載せることができました。さて、エンジン始動です。
きゅきゅきゅ。ぶぉん!。ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ…ぺそん=3
(×△×)=3
なんとか500回転で1分間ほどアイドリングします。少々無茶ですが、これで検査レーンに向かいました。
検査結果ですが、なんとか合格しました。近接排気騒音は4,250回転までエンジンを回転させ、測定した結果、98dbでOKでした!
テストのときは4,750回転まで回していたのがいけなかったようです。
なんとか、また2年間乗れるようになりました。
不具合のあった箇所は、速やかに直しました(汗)こんなオーナーやけど、次の2年もよろしくね!
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