5月1日から新元号「令和」になりました。10連休となったゴールデンウィークも今日でおしまいです。
さて、5月1日といえば、語呂合わせで「恋の日」ですね。というわけで「恋とはすっかり縁遠くなったおっさん」である和休が、恋のスポットを訪れてみました。
「恋がかなう駅」智頭急行 恋山形駅
今回訪れた「恋」スポットは、鳥取県にある「恋山形駅」です。
全国に「恋」の字が付いている駅はいくつあるかご存知でしょうか?
正解は、
- JR北海道:母恋駅(ぼこいえき)
- 三陸鉄道:恋し浜駅(こいしはまえき)
- 西武鉄道:恋ヶ窪駅(こいがくぼえき)
- 智頭急行:恋山形駅(こいやまがたえき)
の4つです。
ウィキペディアによると、「恋山形駅」は当初、「因幡山形駅」という駅名になる予定だったのですが、地元の要望で「来い山形」をもじって「恋山形駅」にすることとなったそうです。
さらに智頭急行のHPによると、2012年にこの4社が集まり、地域の活性化を目的として「恋駅プロジェクト」を立ち上げたのです。
2013年1月には共同で「恋駅きっぷ」という記念切符を発売し、好評を博しました。
これを受けて智頭急行では、2013年6月9日に駅舎などをピンク色に塗装し、恋のモニュメントを設置するなどの恋山形駅のリニューアルを実施しました。
「映える」スポットとして全国のテレビ番組でも取り上げられ、「恋がかなう駅」として、今でもなお多くの方が訪れるそうです。
鳥取方面へソロツーリング
4月17日、珍しく平日が休みになった和休は、鳥取方面へツーリングに出かけたのです。
姫路からは、快走路の続く国道29号線を通り、鳥取へ向かいます。
途中、道の駅若桜で休憩して、国道482号線→国道53号線→国道373号線を通り、「恋山形駅」へ。
国道をそれて駅へ。車一台が通れる坂道を登ると「恋山形駅」に到着です。
「恋がかなう駅」智頭急行 恋山形駅
自撮り対応設備あり
やってきました恋山形駅です。
正面にハートの絵が描かれています。足元にもハートが二つ並んでいるのがわかりますか?
そう!ここで、L❤VE×2な写真を撮ってください!的なスポットなんです。
ただ、恋山形駅の利用客数は平均で3名ほど。誰かにシャッターを押してもらうのは難しそうです。
そんなときは自撮り棒?
いいえ!恋山形駅は、カップルのこと、わかってます!
カメラ台が設置されています!
なんとこのカメラ台、普通のカメラだけでなく、スマホ対応している優れもの。
スマホの場合、こんな風にセットして。
こんな感じで撮影ができます。
ハートのモニュメントと絵馬掛け
では、駅舎に入ってみましょう。無人駅なので、改札はありません。
1番線に、絵馬を掛けることができるハートの モニュメントが設置されています。
恋という字の点が❤になっているの、わかりますか?
ここに智頭急行が販売しているハート型の絵馬をはめ込むことができるのです。
駅の設備はすべてピンク色
ホームの掲示板には「恋駅プロジェクト」のポスターが貼ってありました。恋山形駅は、ピンク色化する前の写真が使われていますね。
普通列車しか停まりません
踏切の警報器が鳴り、上郡行き普通列車がやってきました。
恋山形駅は、普通列車しか停まりません。でも智頭急行は単線なので、特急列車の通過待ちや列車の行き違いのため、停車時間が長くとられています。
ちょっと列車を降りて、ホームの撮影ができるぐらいの時間はありそう。
恋ポスト
こちらは、2016年に設置された「恋ポスト」です。 智頭急行が設置した私設ポストで、郵便物の回収は毎週月曜日だけ。
ここに郵便物を投函すると、ハート形の消印が押されて届くそうですよ。
駅の外だって
駅舎の外にはリニューアル5周年記念感謝祭で設置された、スペシャルな自動販売機があります。
『恋の待合室❤』 と呼ばれる待合室があります。地元の智頭杉を使った待合室で、ハート型のテーブル、丸太の椅子とベンチ、飲み物と智頭急行オリジナルグッズを販売している 痛 自動販売機が設置されています。
待合室の壁には、若桜鉄道とコラボしたポスターが貼ってありました。
5月1日の「恋の日」にちなみ、若桜鉄道の保有する蒸気機関車C12をピンク色に塗ってしまうイベントです。
5月上旬までの期間限定で実施されるそうです。
駅のコンクリート壁には、こんなものも。
恋山形駅の場所はこちら
残念ながら、恋山形駅にはトイレがありません。周りにも無さそうなので、訪問される際は気を付けてくださいね。
また、車を止めるスペースもあまりありません。
住所 | 鳥取県八頭郡智頭町大内159-3 |
URL | http://www.chizukyu.co.jp/chizukyu/syaryou_eki/eki/koiyamagata/ |
コメントをどうぞ!