3月21日から23日まで、第30回大阪モーターサイクルショー2014 が開催されています。
モーターサイクルショーのトップページに、V-Strom650を発見!昨年発表されたV-Strom1000も展示されているかもしれないので、行ってみることにしました。
第30回大阪モーターサイクルショー2014
会場は、南港にあるインテックス大阪です。
会場の前には、大阪府警のブースがあり、VFR800Pが展示されていました。
またがって写真撮影できるので、常に20人ほど並んでいました。
今日は、上の子供を連れていたため、じっくりと時間をかけて周ることができなかったので、KAWASAKIとSUZUKIのブースに絞って見ることに。
Kawasaki
New Z1000
New Z1000が展示されています!
Z1000は、LEDヘッドライトが搭載され、フロントがさらにいかついデザインになりましたね。
Ninja1000
続いて、Ninja1000です。
2014年式から、トラクションコントロールが追加。旅好きライダーとしては、パニアケースの変更が気になります。
これまでは、車体にパニアホルダーを装着しそこへパニアを装着していたため、車幅が広くなる欠点がありました。
新型は専用のパニアをタンデムグリップ、タンデムステップに装着することができ、車幅の増大を最小限にとどめています。
パニアのデザインもいいですね。
一つ気になることは、マフラーからの排気がパニアに直接当たっているのではないかという点。純正品なので熱対策はバッチリだと思いますが、排気熱によってパニアにいれたガスボンベが爆発した話を聞いたことがあるので、すこし心配です。
SUZUKI
V-Strom1000
楽しみにしていたSUZUKIブースでは、V-Strom650、V-Strom1000が並んで展示されていました。
初めてV-Strom1000の実車を見ますが、各部のクオリティや迫力はV-Strom1000に軍配が上がります。
特に、旅装備の写真のV-Strom1000には、専用設計のパニアケースが装着されているため、汎用品を使用するV-Strom650より装着時の全幅が抑えられています。
V-Strom1000のメーター周り。大径タコメーターとデジタルスピードメーターの組み合わせ。液晶部分には、水温、ギアポジション、トラクションコントロール、燃料計などが表示される。
表示の切り替えは、V-Strom650が多くのバイクでパッシングスイッチが置かれている左スイッチボックスの前側にあるスイッチで行うのに対し、V-Strom1000はトラクションコントロールのスイッチと合わせて上側にあり、親指で操作する。
タコメーター下には、DC12Vの取り出し口があって、ハンドル周りにナビやスマホを装着して充電するのに良さそう。
でもこの位置、雨が降ったら使えないんじゃないかと思うんだけどなぁ。
エンジンガードにぶら下がっているのは、LEDのフォグライト。
これが着くとアドベンチャー濃度は急上昇。V-Strom1000はヘッドライトが一灯式なので、二灯式のV-Strom650に比べると左右への広がりが少ないでしょうから、本来のフォグの使い方よりヘッドライトの補助として使えるかも知れませんね。
V-strom650
さて、お目当てのV-Strom650です。2013年に追加された赤色ですね。
青色の設定は初年度モデルだけ、代わって赤色を設定ってGPZ1100(ルミナスピーコックブルー → キャンディーパーシモンレッド)みたいです。
V-Strom650もフル旅装備で展示。パニアの製造元は、ドイツのHEPCO & BECKER(ヘプコ&ベッカー)社。ちなみに和休のGPZ1100も、ここのパニアを装備していました。
トップケースはJOURNEY (ジャーニー)シリーズの「トップケース42」、パニアは「ジュニアフラッシュ」と呼ばれるケース。
V-Strom1000純正パニアに対するアドバンテージは、容量と汎用性でしょう。
V-Strom1000は、トップケースが35L、左側29L、右側26Lに対し、V-Strom650は、トップケースが42L、左側40L、右側35Lと大容量。
また、汎用品なのでHEPCO & BECKERのパニアホルダーを装着したバイクには、ケースを載せ替えて使えます。それに、同社の違うケースを装着できるのもメリットかも知れません。
例えば、GOBI (ゴビ)、ALU EXCLUSIV(アル エクスクルーシブ)といったケースを装着するとアドベンチャー濃度がUPします。気分は世界一周ですね!
V-Strom1000とV-Strom650の諸元を比較してみました
V-Strom1000 | V-Strom650(国内仕様) | |
全長 | 2,285mm | 2,290mm |
全幅 | 865mm | 835mm |
全高 | 1,410mm | 1,405mm |
ホイールベース | 1,555mm | 1,555mm |
地上最低高 | 165mm | 175mm |
シート高 | 850mm | 835mm |
車両整備重量 | 228kg | 214kg |
エンジン型式 | 水冷・4サイクル・90°Vツイン / DOHC・4バルブ | |
ボア×ストローク | 100.0mm x 66.0mm | 81.0mm × 62.6mm |
排気量 | 1,037cc | 645cc |
圧縮比 | 11.3 : 1 | 11.2 : 1 |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクションシステム | |
始動方式 | セルフ式 | |
潤滑方式 | ウェットサンプ式 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
1次減速比 | 1.838 | 2.088 |
最終減速比 | 2.411 | 2.933 |
キャスター | 25˚30′ | 25˚40′ |
トレール | 109mm | 108mm |
フロントブレーキ形式 | 油圧式ダブルディスク | |
リアブレーキ形式 | 油圧式ディスク | |
フロントタイヤサイズ | 110/80R19M/C 59V | 110/80R19M/C 59H |
リアタイヤサイズ | 150/70R17M/C 69V | 150/70R17M/C 69H |
点火方式 | フルトランジスタ式 | |
燃料タンク容量 | 20.0L | |
潤滑油容量(OH時) | 3.5L | 3.0L |
コメントをどうぞ!
デザインは往年のDR750、DR800を現代風にアレンジした、なんて記事を見ます。
1000はペリカン顔、650はネコ顔ですね。
実車を見比べると大きさはさほど違わないんですが、足つきは1000の方がわずかに悪かったです。
総合的に見ると、和休も650が好みなんですが、1000のスリムなパニアも捨てがたい。あとは、1000がどのぐらいの値段で発表されるか楽しみですね。
こんばんは。
こうやって比べると650の方が好みですね。
1000は最近のバイクらしく?デザインが・・・。
ただ両車共足の短い私にはシート高ありすぎです。