Ninja650、Ninja1000 2017年モデルを見てきた

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神戸海洋博物館内にある「カワサキワールド」は川崎重工グループの企業ミュージアムです。中では会社の歴史と代表的な製品が展示されています。

カワサキワールド
「カワサキワールド」は、神戸の地で生まれ、1世紀以上の歴史を持つ川崎重工グループの企業ミュージアムです。

展示の目玉は東海道・山陽新幹線で大活躍した新幹線0系、大型ヘリコプターの川崎バートルKV-107II型の実物で、内部にも入ることができます。

もちろんKawasakiのバイクも展示されており、一部の車種は実際に跨ることもできるようになっています。

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カワサキワールドで見てきました

2016年10月14日に「カワサキワールドシアター」と「モーターサイクルギャラリー」がリニューアルされました。今日はたまたま平日に時間が取れたので、新しくなったカワサキワールドを覗いてみることにしました。

さて、カワサキワールドの入り口です。

そうそう、神戸海洋博物館内は撮影禁止ですが、カワサキワールド内は撮影OKですよ!和休はカメラを持ってきていなかったので、AUのガラケー G’z Oneでばしばし撮影しました。

カワサキワールドシアター

この度リニューアルした「カワサキワールドシアター」です。半円状のスクリーンに川崎重工の製品が迫力ある画像とともに流れています。

もちろんバイクのシーンもあり、ZX-10Rやバルカン900が登場しました。

カワサキワールドシアターの次は、「モーターサイクルギャラリー」です。展示場所が2階建てになり、右手側はH2Rの展示を先頭に、過去の名車がずらっと展示されています。

モーターサイクルギャラリー

 

左手側にはZ1000に続き、ドイツ・ケルンで開催された Intermot2016 でベールを脱いだ Ninja650とNinja1000 2017年モデル が展示されていました!!

まさか先日デビューした車両の実物を見ることができるとは思いませんでしたね~

Ninja650とNinja1000 2017年モデル

国内仕様が設定されるという噂がありましたが、なんと国内発売予定と明記された看板がありました。

どのような特別装備(ETC標準装備とか?)や、スペックで登場するか楽しみです。ちなみに、展示車のコーションラベルは日本語表示でした。

 
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Ninja650 2017年モデル

Ninja650 はER-6NやER-6SなどのERシリーズとして2005年にヨーロッパでデビュー。2008年には外観をガラッと変更したビッグマイナーチェンジを経て今に至っています。

搭載されている650ccパラレルツインエンジンは、ヨーロッパのライダーに受け入れられ高評価を得ました。さらに、サスペンションストロークを大きくとり旅性能を向上させたVersys650が派生モデルとしてデビューしております。

Ninja650は北米モデルに与えられた名称ですが、日本に入ってくるモデルもER-6SからNinjaへと変更されました。

ERシリーズから続くデザイン上の特徴は、短いサイレンサーと右サイドに大胆に配置されたリアサスペンションでしょう。右サイドに配置することで左側に補機類を設置するスペースが生まれ、その結果、全長を詰めることができました。

2017年モデルはフレームから見直しが図られ、あわせて外観も変更されました。

なお、画像は川崎重工業のHPから引用しました。

前モデルに比べるとぐっとシャープな造形で、ZX-10Rをイメージさせます。最近のKawasakiはデザインを統一してきました。一目見てKawasakiのスポーツシリーズの車体だということがわかります。

エンジン形式は従来通り649ccのパラレルツインエンジン。特徴的であったリアサスペンションは一般的なフレーム中央部へ移動し、サイドのフレームやカウルに隠れ外側から見えなくなっています。

 

メーターデザインは一新され、Ninja1000と同様のデザインになりました。レッドゾーンは1万回転から。ギアポジションが表示されるようになりました。

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Ninja1000 2017年モデル

Ninja650に続いてIntermotでデビューしたのが、マイナーチェンジされたNinja1000です。Ninja650と同様、こちらもシャープな外装へ変更されました。

ヘッドライトがLED化され常時両目とも点灯することとなりました。

2016年モデルに比べ照射範囲はロービームで横方向に1.5倍、ハイビームで遠方へ1.4倍広がりました。

ライダー側、タンデムライダー側とも快適性を向上したシート。

ライダー側は座面を大きくし、サポート性を高めることで長時間のライディングでも快適な形状。

タンデムシートは座面の厚みを増すと同時に前端の高さを上げてタンデムライダーが前に滑りにくい形状へ変更された他、グラブバーが大型化され、タンデムでの使い勝手が向上しました。

V-Strom1000と同様、BOSCH製のIMU(慣性計測装置)が搭載され、バイクの挙動を常にセンシングし、電子制御機器へとフィードバックしています。

Ninja 1000にはKTRC(トラクション制御、ウイリー制御)とKIBS (ピッチング制御、旋回中のブレーキ制御)の2つが含まれており、2014年モデルから搭載されたトラクションコントロールは、IMUのデータがフィードバックされるようになり、正確な制御が可能になりました。

ABSシステムについては、KIBS(カワサキ・インテリジェント・アンチロック・ブレーキ・システム)という制御システムが搭載され、スポーツ走行に対応したシステムへ進化しました。

通常、コーナリング中にフロントブレーキを効かせると車体は起き上がってくるのですが、KIBSはこの挙動を抑える高度な油圧制御を行うそうです。

 

パニアを装備したNinja1000

パニアを装備したNinja1000

 

 

 

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ライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」

モーターサイクルギャラリーの次は、これまた新しく設置されたライディングシミュレーター「RidEX」を体験してみました。

スクリーン前にはZX-10Rが設置され、前方の球形スクリーンに投影される画像を見ながらサーキット走行体験ができます。

シミュレーターと違い、ZX-10RのスロットルやブレーキはRidEXの動作に反映しません。スクリーンにはサーキット走行の動画が流れるので、それに合わせてZX-10Rをバンクさせるというもの。

正直、物足りないかなと思っていました。

ところが、目から入る情報というのは強烈で、体は無意識に反応します。ブレーキングのシーンではニーグリップで体を支えようと太腿に力が入るし、気が付くと映像に合わせて10Rをバンクさせていました。

体験を終えると、本当にサーキットを走っていたような気になりました。


RidEXの横には、Ninja250SLとZX-14Rが置かれていました。これらのバイクは、実際に跨ることができます。

ZX-14Rのタンデムグリップ。荷掛フックのようなものが付いています。このタンデムグリップは、おそらくGPZ1100にも装着できるんじゃないか、と和休は考えていました。

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おまけ

神戸港は、今年開港150周年の節目の年を迎え、神戸海洋博物館のあるメリケンパークのリニューアル工事を行っております。

ここはメリケン波止場です。1995年の阪神淡路大震災で被災し、現在は一部が神戸港震災メモリアルパークとして保存されています。

レアなポケモンが出るかもしれませんが、立ち入っちゃだめですよ。(笑)

わ!?怪物ランドのプリンスではないですか!!(笑)

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