
和休の家では、マキタの掃除機(CL182FD)を愛用しています。
絶対的な性能は最近の充電式掃除機に劣るかもしれませんが、安価、手軽さ、タフさ、吸い込みの強さ、充電スピードの速さが気に入って使っています。


数年使うとあちこちぶつけたり摩耗したりして、大分くたびれてしまいました。
でもこのCL182FDなら、ある程度DIYで修理することができるのです。
この点も、和休が愛用しているポイントですね。
今回も、DIY修理して延命を図りたいと思います。
CL182FDを分解する

CL182FDは、本体が左右に分割できる構造になっており、8本ぐらいのビスで留まっています。

上蓋のヒンジ部分にはスプリングがセットされているので、分解する前に写真を撮っておきましょう。

これらを外すと、このように2枚に開くことができます。
排気口のフィルターを交換


今回交換するのは、排気口についているフィルターです。左側はくしゃくしゃに、右側はなくなっていました。


新しいフィルターはこちら。

ピンに押し当てて固定します。簡単ですね。
インレットを交換

掃除機本体とノズルを接続する部品です。インレットといいます。
この部品は良く壊れます。ノズルをぶつけたりして強い力が加わりやすいからでしょう。
ノズルの消耗品を交換

続いては、ノズルです。


ノズルには滑りを良くするローラーが4個、ゴミをかき集めるワイパーがついていますが、どちらも摩耗しています。
ノズルのローラーを交換

はめ込まれているだけなので、マイナスドライバーでこじって外します。


新しいローラーはこちら。


元の位置にはめ込みます。

4個とも交換を終えました。
ノズルノワイパーを交換

続いてワイパーを交換します。

端からマイナスドライバーを差し込んで、こじると外れます。

新しいワイパーはこちら。

こちらも溝に沿わせて、ぐっと押しこむことで交換できます。

ローラーとワイパーの交換が完了しました。
スイッチを交換

さらに今回はスイッチの調子も悪くなったので、交換してみることにしました。
修理を終えて
今回の修理は、モーター交換した前回に比べて劇的に良くなった!と感じる部分はありませんが、ノズルの滑りが良くなったり、インレットを交換したことによりノズルのぐらつきがなくなったりと、快適性能が向上したように感じます。
このままあれこれ部品を交換すると、いつかテセウスの船になってしまうかもしれませんが、修理しながら長く使っていくなんてDIY好きにはたまりません。
末永く使っていきたいと思います。
- 2020年10月10日 マキタ・ハンディクリーナーCL182FD修理
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