GPSロガーその後【機種決定編】

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以前、「GPSロガーを買おうかな?」という記事を書きました。

どんな機種がいいか探しまくっていたのですが、どうもこれだ!という物が見つかりません。

2010年頃は色々な機種があったはず、と思っていたのですが、どうやら最近はスマホの普及により、登山用の高機能なものを除いて、シンプルな、GPSログを記録するだけの機種は淘汰されつつあるようです。

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和休がGPSロガーに求める性能

  1. Googleマップに対応していること
  2. 1日中走り回るツーリングでも対応できる
  3. 防水仕様
  4. 10,000円まで
  5. ログ機能だけでいい
  6. 専用アカウントが不要なもの

以前の記事では、1~4の条件を考えていましたが、色々調べると、高機能な機種ってその機能を実現するために、スマホと連携したり、クラウドサービスに登録したりと面倒なことがついてくることがあります。

ログを取るだけなのに、アプリをダウンロードしたり、アカウントの取得が必要だなんて、ねぇ。

そこで、5、6の条件を追加しました。

値段を気にしなければ、ガーミンというメーカーの機種から選べばいいと思います。登山等のタフな環境でも選ばれる性能がありますし、ユーザーが多いのでネット上にも情報が豊富です。

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和休が見つけたGPSロガー

i-gotU GT-600

狙い度 

純粋なGPSロガーとしては、この機種が一番シンプルで、稼働時間等も長くて、和休の条件も満たすものでした。

本体サイズは、46×41.5x14mmという小型サイズなのも〇。

唯一にして最大の欠点が、USBケーブル。本体に接続する部分は特殊な形状で、しかも和休のことですから、長年使用していると、いつかポッキリ折ってしまいそうな形状をしています。

購入直前まで行ったのですが、最終的にこの特殊なUSBケーブルがネックになり、購入をやめました。

Transystem GL-770

狙い度 

シンプルなGPSロガー Transystem GL-770です。

こちらは、スイッチを入れるとGPSログを記録し続け、本体のボタンを押すと、その地点が保存されるようなつくりになっています。

アメリカのGPS衛星のほか、ロシアのGLONASSグロナスという衛星にも対応しています。

動作時間は35時間で、IPX3の防水性能を有しています。

本体サイズは82×52×19mmでタバコの箱ぐらい。上のi-gotU GT-600に比べると大きいですね。

実売価格は15,000円ほどで、少し予算オーバーです。

Qstarz BL-1000ST

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こちらもシンプルなGPSロガーです。

バッテリー駆動時間は、25時間。

アメリカのGPS衛星のほか、ロシアのGLONASSに加え、日本のQZSS(みちびき)をも捕捉する性能を有しています。

おそらく、電源を入れてから現在地を測位する性能と、精度は高いと思われます。

残念なことに防水性能がないことと、GL-770と同様、GPSロガーとしては少し大きいサイズになります。

マイクロSDカードにデータを保存することができ、大量のログデータを保存することができます。

実売価格は15,000円ほどで、少し予算オーバーです。

CATEYE CC-GPS200 AVVENTURA

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自転車でおなじみのキャットアイ製の新製品、CC-GPS200 アベントゥーラです。GPS計測をしながら、なんと80時間もの稼働時間を誇る一品です。

サイクルコンピューター(サイコン)と呼ばれ、ルート記録のほかに、様々な機能を有しています。ただ、高機能な反面、設定にはスマホが必要なのも和休にとってはマイナスポイント。

ログデータはPCに接続して吸い出すことはできるのですが、ファイル型式がFITというガーミン製品で使用されているもので、GPXやKMLといったファイルへ変換することが必要です。

実売価格は20,000円ほどで、予算オーバーです。

iGPSPORT iGS130

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iGPSPORT というメーカーのサイコン。実売価格は6,000円程度とお手頃価格。

バッテリーの駆動時間は、バックライトOFFで約22時間。

本体もコンパクトだし、もうちょっとお金を出せば取り付け用のブラケットも買えて、バイクにきれいに取り付けることができそう。

400時間相当分のルート記録を保存できるようなので、保存容量もOK。

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結局どうしたか

最終的にシンプルなつくりで、予算内で購入でき、サイズも小型で、防水機能もあるということで i-gotU GT-600 を購入しようとしましたが、どうしても特殊なUSBケーブルが気になります。

あーでもない、こーでもないと考え抜いた結果、iPhoneを使うことにしました。

モーターサイクルショーでみつけた防水ケース

「iPhoneにした、って、これまでの条件に、全然当てはまっていないじゃないか!」って総ツッコミの予感がします。

実は、こんな商品を見つけたのです。

イギリス・UA社の製品で、日本ではMidland Japanが扱っています。

https://www.midlandradio.jp/product/ua/

2019年のモーターサイクルショーで、ヤマハブースにあったTracer900GTというバイク、とあるスマートフォンホルダーを装着していました。

メーター下にある画面がUA製スマホケースでマウントされたiPhone

このスマホケース、防水ケースになっているのですが、

なんとそのまま充電できる

のですよ。

Waterproof Tough Mount Case for Apple iPhone 7 Plus 5.5″ by Ultimateaddons
Waterproof Tough Mount Case for Apple iPhone 7 Plus 5.5″ by Ultimateaddons
MIDLAND JapanのHPから引用 写真はiPhone7

iPhoneは、7から防水ですので、それ以前のものは雨天では使えません。でもこの防水スマホケース、6から対応しています。

iPhoneならGPSの精度もいいそうで、シンプルなアプリもある、PCへの転送も簡単、電源もバイクから給電できるので、バッテリーがヘタっていたって構わない。

バイクにカメラを搭載するなど、将来の拡張にも対応できそうなオンボードコンピューターとして、iPhoneを搭載することに決めました。

後は、予算内に収まるか、はみだすかの勝負です。

ソフトバンク iPhone6s 32GB(の中古)

iPhoneは、iPhone6sの中古を6,980円で購入。ソフトバンクから発売された32GBのモノにしました。

https://iosys.co.jp/

iPhone6sなら、ソフトバンクショップに持ち込めばSIMロック解除することができ(2020年4月時点)、和休がタブレット用に契約しているIIJのデータ通信SIM(ドコモの電波を使用)を差すことで、通信することができます。

テザリングやWi-Fi専用と割り切れば、SIMロック解除できないiPhone6の64GBという選択肢もありましたが、出先でメインスマホのバックアップ用として使えるように、6sを選んだのです。

ホルダーは、UA製UA-HARDWPI747を購入し、ハンドルにマウントする部品は、UA-PROBIKEとよばれるものを購入しました。

ここまでの費用は、13,000円少々。あとソフトバンクでSIMロック解除に3,000円、IIJの追加SIM発行料が数百円(+事務手数料?)でOKなはず。

さーて、和休の目論見通りになるかな?

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