2022年9月17日、滋賀県にて開催された、第1回セントラル・ビワコ・ツーリングラリーに参加しました。
セントラル・ビワコ・ツーリングラリーとは
セントラル・ビワコ・ツーリングラリー(以下、「CBTR」といいます。)は、びわツー実行委員会が運営しているイベントです。実行委員長は、彦根市内の料亭・魚清の林社長さん。
コロナによる苦戦を強いられている中、「滋賀県、そして彦根市へ観光に来てほしい!」という思いから、このイベントを立ち上げたそう。
そして、アドバイザーとして招かれたのが冒険家 風間 深志氏です。
風間氏は、1992年にバイクによる史上初の南極点到達や数々のラリーに挑戦され、最近はサンライズ・サンセットラリー(SSTR)の運営をされています。
今回のびわツーも、風間氏が開催している北海道の宗谷岬を出発して鹿児島県の佐多岬を目指すという、「サウザンラリー」の一部区間と同時開催、ということで、こちらに参加されているライダーとの交流もあるかもしれません。
参加できる人
びわぐるのHPから引用
- 参加車両の運行に有効な運転免許を有する方なら誰でも参加可能。なお、タンデム参加の同乗者はこの限りではありません。
- 参加中に、GPS機能を有したスマートフォンやタブレットで、インターネットに接続し、LINEを利用できる方(スタート/ゴール登録や立ち寄り地点のポイント付与に使用します)。 なお、第3世代携帯電話(いわゆるガラケー)は、システム都合によりご使用いただけません。
- 道路交通法を遵守し、安全運転を励行できる方。不法行為が発覚した場合、次年度以降の参加をお断りします。
- 未成年の方で、親権者または後見人の同意が得られる方。
参加できるバイク
びわぐるのHPから引用
- 正規にナンバー登録され、有効な車検を有する自動二輪車、もしくは自賠責保険に加入している原動機付自転車/軽二輪車。サイドカーや特定二輪車、トライクも参加可能です。 ご自身の所有車ではなくても、またレンタルバイクでもOK。
- 正確な距離を測定できるオドメーター搭載車両。
- 上記を満たせば、車種、排気量は問いませんが、不正改造車やJMCAの定める音量規制に適合しないマフラー装着車両の参加は認めません。
CBTRのコース
CBTRのコースは、滋賀県彦根市を起点に琵琶湖を一周するというもの。
琵琶湖1周は、約200km。途中、4か所のチェックポイント(CBTRでは「スタンプスポット」といいます。)を経由することが完走の条件です。
参加するライダーは、スマホが必須。GPSとLINEを使ってスタンプスポットの立ち寄りを記録する仕組みです。
スタート地点
スタート地点は彦根港。琵琶湖に浮かぶ島、「竹生島」への観光船が発着する港です。
第1スタンプスポット・高島市農業公園マキノピックランド
琵琶湖の映えスポットとして有名なのが、メタセコイヤ並木です。SNSで炎上してしまい、道の途中にバイクを停めて撮影するのを禁止されてしまいましたが、それでもなお、人気のスポットです。
このメタセコイヤ並木の側にあるのが、「マキノピックランド」です。
カフェ・レストラン・農産物直売店を併設した農業公園になっていて、旬の果物狩りが楽しめます。
第2スタンプスポット・近江神宮
次のスタンプスポットは、「大化の改新」で有名な、天智天皇を祀っている近江神宮です。
天智天皇は、百人一首かるたの祖と言われていることから、「かるたの殿堂」とも呼ばれています。
大化の改新の中心人物、ということで奈良のイメージがあったのですが、天智天皇が大津宮に都をおいたことで、近江国の発展が始まったそうで。
意外と滋賀県と関係の深い方だったのですね。
第3スタンプスポット・魚清
3番目のスタンプスポットは、主催者であるびわツー実行委員会の実行委員長のお店、「魚清」です。
第4スタンプスポット・彦根城
最終スタンプスポットは、ひこにゃんのいる彦根城です。
江戸時代までに建設され、現在まで天守(天守閣)が残っているが残っているお城は、日本全国に12城あり、「現存12天守」といいます。彦根城は、そのうちの一つです。
彦根城は、元和8年(1622)に完成。月明かりに浮かぶ彦根城は、琵琶湖八景の一つとして知られています。
彦根城でスタンプをゲットしたら、スタート地点の彦根港に戻ります。
CBTRの開催日程
CBTRの日程は、2種類あります。
スタートDAY
まず、「スタートDAY start&goalイベント」。
これは、9月17日限定のイベントで、参加者は6:20以降に集合し、7:20に集合写真撮影の後、7:30~9:00にかけてスタートします。
琵琶湖を1周しながらチェックポイントを通過し、17:00までにゴールするルールです。
この日限定のアイテムが用意されています。
通常ラリー
2022年9月18日~2022年10月16日の間で開催されるのが、「通常ラリー」です。
1日でイッキに周るも良し、何日かに分けて周るもヨシ!な日程となっています。
通常ラリーの参加者には、彦根市料亭「魚清」でのランチ1000円券が付いてきます。
さらに、見事琵琶湖を1周したライダーには、琵琶湖1周踏破証がPDFで送られます。
前夜祭
9月16日には、ひこね市文化プラザで前夜祭が行われます。
前夜祭には、ラリーの説明と風間氏のトークショーなどが行われます。
さらに、前夜祭とスタートDAYを同時に申し込むと、前夜祭会場で近江牛の牛丼1杯プレゼント、と大変オトクになっています。
CBTRの参加費
気になる参加費ですが、次の通りとなっています。
- 前夜祭のみ 無料
- スタートDAYのみ 3,000円(税別)
- 前夜祭&スタートDAY 3,000円(税別)
- 通常ラリー 2,000円(税別)
前夜祭&スタートDAYがお得ですね。和休もこのコースを申し込みました。
前夜祭の後は、翌朝も早いので彦根駅前のホテルを予約しました。
あとは、バイクの整備をして体調を整えて当日を迎えるのみ。どんなイベントになるか、楽しみです。
次回の記事では、前夜祭までの模様をお伝えしたいと思います。
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