和休の会社の近くに、アストロプロダクツという工具屋さんがあることがわかりました。
これまで工具を買うときは、ホームセンターに行っていました。良く行くのは、「カインズホーム」。その次が「コーナン」ですね。
ちょっと専門的なものが欲しいときは、「アグロガーデン」とか「コーナンPRO」に行きます。
ただ、バイク専用工具となると、バイクパーツのお店に行かないと置いていないことが多い。
最近は、webikeで工具を買っています。webike Garage ブランドで安く買えることも多いので。注文したら2、3日で届きますしね。
でもやっぱり工具は、現物を見てじっくり選びたいものです。
そこで、今日は仕事帰りにアストロプロダクツ神戸店へやってきました。なお、アストロプロダクツ神戸店は2021年2月に閉店したそうです。
キャブドライバーを購入
今日のお目当ては、「キャブドライバー」と呼ばれる工具で、キャブレターの調整に使う工具です。
下の画像は、和休のBRONCOのキャブレター付近を拡大したものです。
赤い矢印のところに、「パイロットスクリュー」という部品があります。これは、アイドリング時にどれだけ燃料を吹くか決める部品です。
BRONCOの場合、締めると燃料の吹き出しが薄くなり、緩めると多く吹くようになります。
サービスマニュアルによると、既定値は、完全に閉めたところから2回転緩めるとされています。
調整方法は、アイドリングした状態で締めたり緩めたりして、アイドリング回転が高くなるところがちょうど良いところだそうです。
こんなところ、普通のドライバーでは入りませんので短いドライバーを使ったりするのですが、どうもうまく入りません。
そこで登場するのが、「キャブドライバー」なんですね。
L字型をしており、先はマイナスドライバーになっています。和休の購入したものは手元のハンドルとワイヤーで繋がっていて、ハンドルを回すと先っちょが回るようになっています。
これを使えば、アイドリングさせながら、パイロットスクリューの調整ができますね!!
パイロットスクリューの調整に挑戦
早速やってみました。
ところが、上手くパイロットスクリューの溝にはまりません。
どうもおかしいと思って一度家に帰り、手元にあったキースター製のパイロットスクリューに当ててみたところ、なんとネジの溝に入りません。
しょうがないので、キャブドライバーの先をやすりで削り、ネジの溝に入るように加工しました。
再チャレンジです。
L字型なので、パイロットスクリューに届くのですが、ドライバーがスクリューにしっかり噛んだかどうかは感覚でしかわかりません。
高級品はガタの少ないユニバーサルジョイントで繋がっているので普通のドライバーのように手ごたえがあるのでしょうが、こいつはその感覚が希薄です。
ネジにあててぐりぐりと回していると、突然エンジン回転が下がりだしました。
どうやら、しっかりネジに噛みこみ、パイロットスクリューを締めているようです。
あわててエンストしないようにパイロットスクリューを緩め、アイドリング回転が一番高くなるところに合わせました。
なんとなく、1回転半ぐらいのところのようです。
試運転
このように調整しながら、1時間ほど近所を運転してみたのですが、気になっているアクセルちょい開け時のボコつきは解消されません。
残念ながら、パイロットスクリューはシロ。次の作戦を考えることにしますか。
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