その1からの続きです。
無事、羽山第二隧道を訪れる、という目的が果たせました。
ここから先は特に目的地も決めていないし、それより、これ以上自宅から離れてしまうと、帰り道も高速を使わないとしんどくなります。
恐らく、日が暮れると朝のように気温が下がるでしょうから、極寒の中を高速走行するなんて御免です。
今日はさくっとここで折り返すことにして、気になったものがあったら寄り道しながら帰ることにしました。
ループ橋を越えて、とりあえず元来た道を引き返しています。
国道484号線は、信号もなく交通量も少なく、快適な道でした。気温もだいぶ上がってきて、まさにツーリング日和です。
途中、「備中松山城展望台」の案内看板があったので、さっそく寄り道することにしました。
寄り道その1 備中松山城展望台
展望台には、車を数台止めることができる駐車場がありました。道から山に入り1分ほどで展望台に到着するので、ライディングブーツでも大丈夫だと思います。
ただ、少々登りですけどね。
展望台の最上部からは、左右の広がりはないものの、いい景色が広がります。
写真の中央辺りに、かすかに城が見えるのが分かるでしょうか。
条件がそろえば、辺りは雲海に包まれるそうです。
一度見てみたいもんですな。
寄り道その2 宇甘渓
備中松山城展望台を後にし、東へ進みます。国道484号線から国道429号線へ。
天気も良く、のどかな風景が広がります。
しばらく走っていると、「宇甘渓」の看板に出会いました。
岡山では有名な紅葉のスポットだそうで、シーズン中は紅葉のライトアップなんかもあるそうですよ。
ツーリングマップルにも掲載されている、滝のあるお手洗いです。
宇甘渓を後にし、ふもとの集落まで降りてきました。
春にしては珍しく、空があまりかすんでいないような気がします。
寄り道その3 片上鉄道廃線跡
国道374号線に出ました。
かつて、岡山県に「片上鉄道」という鉄道がありました。1991年に廃止されたのですが、現在、保存会が積極的に活動しておられ、日によっては保存している車両の展示運転をされています。
バンディットが止まっている場所は、かつての片上鉄道の廃線跡。現在は「片鉄ロマン街道」と名付けられ、サイクリングロードとして整備されています。
右側の盛土の上が廃線跡です。国道と並走して、北へ向かっています。
寄り道その4 不思議な構造物
途中、岡山国際サーキットの横を通る県道90号線、46号線を経由して、もうすぐ兵庫県というところまで帰ってきました。
鼻歌を歌いながら県道を東へ進んで行くと、道の右側に何やら変わった構造物が見えてきました。
なんでしょう?何かの観測施設でしょうか?
案内看板がありました。「八塔寺山」とは、看板の後ろにそびえる山のことでしょうか?
なんだかよくわかりませんが、パワースポットのようです。
特に鎖やロープなどは張られていないので、立ち入ってもいいような気がしますが。
後で問題になっても困るので、遠くから撮影するにとどめました。
帰宅してからネットで調べてみると、「おかやま穴場ネット(岡山県観光連盟)」のフェイスブックに答えがありました。
おはようございます☆ 木曜日はの珍百景担当の三宅がお届けしています。
本日は、備前市吉永町都留岐(八塔寺ガルテンの近く)の“津波避難タワー”の紹介です。
八塔寺をご存じの方は「なぜこんな所に津波避難タワーが!?」と驚くと思います。私は初めて見たときは「なぜ、ここに!?!?」と、首をひねったものです。
この“津波避難タワー”は、 岡山県備前市出身のフジワラ産業株式会社(本社大阪府)の社長さんが出身地に「展示体験施設を建設したい」と想いがあり建設されてとのことですよ。
“津波避難タワー”などの防災製品展示もさることながら、故郷の360度のパノラマビューも“津波避難タワー”から楽しんで欲しいとのことです。
防災の大切さ、備前市吉永町の豊かな自然を体感しに一度訪れてみてはどうでしょうか?
場所:備前市吉永町都留岐区(県道90号線沿い)
おかやま穴場ネット(岡山県観光連盟)のフェイスブックから引用
なんとあの不思議な構造物は、「津波避難タワー」だそうです。せっかくだったので、登ってみたらよかったかも。
Mar. 6, 2020 めざせ羽山第二隧道【リトライ編】おしまい。
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