(その4から続く)
なんと、意外とすんなり到着してしまった。
手打十段うどんバカ一代
以前はお昼時に訪れたのでお客さんでごったがえしていたのだが、今日は夕方ということで空いていた。
ここの隠れた一品は、「釜バターうどん」。和休はこれの並サイズともう一つ、「ひやのかけうどん」大盛りを注文。釜バターうどんは、あつあつのうどんに玉子をトッピング。ここまでだと釜玉うどんだが、バターと黒胡椒を載せることでカルボナーラのような味に大変身!だし醤油をお椀のふちにくるっと回していただきます。
ひやのかけうどんは、とても色の薄い出汁だけれどもしっかりした味を持っていて、疲れた身体でもスイスイと入ってくる。これまた最高なうどん。
あっという間に並と大盛りのうどん(計3玉)を平らげて、大変満足して店を出る。
さて、ジャンボフェリーの乗り場は、高松駅やフェリーターミナルが集まっているところではなく、少し離れた工場地帯の中にある。
ジャンボフェリー 高松港
18時過ぎにジャンボフェリー 高松港に到着。チケット売り場はまだ開いていないので、船着場や駐車場をウロウロして過ごす。お客さんの姿もまだまだ少ない。
狭い湾内で、着岸にむけてアプローチ。
おや!?船の上になにかいますよ!!んーーーーー。なんでしょう。
ようやくバイクの乗船が開始されたので、係員の指示に従って所定の場所へしろたんを停める。
では、デッキに上がって何があるのか見てみよう。
ちょうど瀬戸内国際芸術祭2013が開催されていて、ジャンボフェリーには、ヤノベケンジ氏の作品であるトらやんが巨大な船長として置かれています。
壁面には、「トらやんの大冒険」が描かれている。
出港 神戸へ
19時20分。いよいよ出港時刻になった。夜のとばりが高松に下り始める。
一路神戸へ。
出港を見た後は、客室で横になった。
疲れているようで、すぐに寝てしまったようだ。走行距離は450kmほどだが、やはりGPZ1100に比べると振動が多い。10インチの足周りは軽快な反面そこそこの距離を走るにはデメリットの方が目立ってくる。
足を前に置くスクーターのポジションも和休には合わないようだ。実は10年ほど前にギックリ腰になってから腰痛もちになってしまった。もともと固い身体だったのがさらに固くなってしまい、椅子を選ぶ身体になっている。
途中から、タンデムステップを展開してそこに足を乗せてみると、ネイキッドバイクのようなポジションになり、かなり楽になった。これに気づかなければここまで走りきるのは難しかったかも知れない。
途中、小豆島に寄港して定刻どおり神戸港に到着。
見慣れた街をしろたんで駆け抜け、0時30分自宅へ無事到着。
ツーリングを終えて
今回のツーリングの走行距離は 474km、 燃費 49km/L。岡山バイパスで(アドレスにしては)高速走行、今治から高松まではGO-STOPの多い市街地走行をした割には好燃費が出せた。
しろたんのタンク容量は6L。航続距離は約200kmだろう。GPZ1100は22Lタンクで、ツーリングに出れば20km/Lを超える燃費をたたき出していたので航続距離は約350kmだった。確かハーレーダビッドソンは何もない荒野を走り続けるときに、単調になりがちなリズムをリセットするため200kmぐらいの航続距離を設定していると聞いたことがある。そう考えれば走行中にはおっくうに思える給油回数が増えることも悪いことではない。
そこそこの距離を走ってみて思ったことは、ツーリングの範囲は、走行距離ではなく走行時間で決まるということ。当たり前といえばそれまでだが。
神戸市から東へ行こうとするとどうしても大都市部を通過せざるを得なくて、時間の割に距離が稼げずツーリングのプランにも影響してくる。これからは北か西に行くことが多くなるかな。
南にはツーリングに最適な淡路島があるが、たこフェリーが廃止されてしまい明石海峡大橋をわたることのできない125cc以下のバイクは淡路島に渡る手段がない。小豆島にはジャンボフェリーが寄港するので、一度行ってみようと思う。
ま、自分の中に一つの物差しができた。これからもADDRESS V125G しろたん でツーリングに出かけよう。
May 25, 2013 しまなみ海道ツーリング おしまい
コメントをどうぞ!
お下劣鉄工所さん こんにちは。
お世話になりました。あの日、天気には恵まれましたが少々暑かったですね。
今治から高松への道中は結構堪えました。
泊まりのツーリングなんて魅力的です。でもアドレスでツーリングするなら、もうちょっと荷物が載ると使いやすいかなと感じました。
読み切りました。
確かに今回は無理して走った感はありますね。
でも自分の中に物差しが出来た! とおっしゃてるから
次回はショートでも濃いい内容?の計画練れますね。
今度は気候の良い時にキャンプツーや親子ツー等も考えてみましょう。
日帰りではなくてお泊りで!!