その3から続く
国道42号線で潮岬へ向かう
やっと、海沿いに出ました。うっそうとした山々を抜け、視界がぱあっと広がって、気分が高揚してきます。
天気が良くて、最高の気分です。
道の駅 くしもと橋杭岩
橋の左側が紀伊大島、右側が潮岬です。あと少しのところまでやってきました。
潮岬へ向かう道中、紀伊大島を眺めます。紀伊大島は、映画『海難1890』の元になった実話、トルコ軍艦「エルトゥールル号」の遭難事件の舞台です。
今日は時間がないので、残念ながら紀伊大島に立ち寄ることはできません。後ろ髪をひかれる思いで潮岬へ向かいます。
本州最南端の地「潮岬」
ようやく潮岬に到着しました。今日はソロなので、写真を撮ったりあちこちへ寄り道したりで、思ったより時間がかかってしまいました。
潮岬には、「望楼の芝」という約10万m2の芝生が広がります。
近くには「潮岬望楼の芝キャンプ場」というキャンプ場があり、時期によっては無料でキャンプができます。
潮岬は八丈島と同じ緯度に位置し、すぐ南には黒潮が流れています。このため、今日の潮岬は夏を思わせる日差しと暑さでした。傍らではセミが鳴き、雰囲気を盛り上げてくれます。
もっとゆっくり過ごしたかったのですが、往路で時間を使いすぎましたので、13:44に潮岬を出発しました。
ここからは、また紀伊半島の山中を通り、国道168号線で十津川村を通って帰る予定です。
先を急いでいるつもりなんですが、いい景色に出会うとついパシャっと。
古座川の一枚岩
道の駅 一枚岩鹿鳴館にやってきました。「古座川の一枚岩」とは、古座川にある高さ約150m・幅約800mという巨大な岩のことです。天然記念物に指定されています。
実は、予定していたルートが土砂崩れのため通行止めになっていたのです。
ここから、分断区間のある国道371号線で北へ向かうことにしました。分断区間は林道がつながっているのですが、こちらも通行できるかどうかはっきりした情報はありません。ま、今日はソロですし、最悪田辺市あたりへなんとか出ることができれば高速道路を通って帰ればいいや、ぐらいの気持ちで突入したのでした。
その5へ続きます。
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