Oct. 13, 2012 舞鶴ツーリング を一緒に走ったCB400SB乗りの友人(以下、べっちくん。)に、なにげなく『エンジョイライダースミーティング 2013 in 日吉』に行ったことをメールしたら、なんとべっちくんも日吉に行っていたとのこと。
そんなところから話が盛り上がって、鳥取にある賀露港へ寿司を食べるツーリングに行くことになりました。
須磨駅出発
昨日からの雨は朝までに止んだものの、やや怪しい天気。気温も低く、厚着したのにバイクで走り出すとどんどんと冷えてくる。
べっちくんとの集合は、宍粟市にある中国自動車道山崎IC近くのローソン。
GPZだったら通行料無料の加古川バイパスと姫路バイパスを通って約1時間少々の距離だが、アドレス125では2時間はかかるだろう。
ナビでは国道2号線を姫路まで西進し、姫路から国道29号線というルートが引かれるが、交通量、信号ともに少なそうな県道をつないで集合場所へ急ぐことにした。
宍粟市山崎町
和休が到着してすぐ べっちくん登場。
しばらく見ないうちに彼のCB400SBは、トップケース、サイドバッグ、グリップヒーターにナビゲーションといった快適旅装備、このブログでいうところの旅カスタマイズが施されている。
ここからは、爆走街道こと国道29号線で戸倉峠を越え、鳥取県へ向かう。
太陽が顔を出さないので気温が上がらない。これからは兵庫県でも有数の豪雪地帯を通過するので、防寒のためにカッパ(上)を着た。
揖保川は、アユの友釣り発祥の地とされており、道の脇に記念碑が建立されている。
国道29号線は、揖保川に沿って北上していく。
道の駅みなみ波賀を過ぎ、国道429号との分岐を過ぎると、いよいよ山岳国道の様相を呈してくる。
道の駅 波賀 を通過する。このあたりはりんごの産地で、道の駅には巨大りんごのオブジェが設置されている。最近塗りなおしたようで、鮮やかな赤色がまぶしい!
ちなみに、道の駅 波賀は、兵庫県内で最初に設置された道の駅だ。
残念ながら紅葉にはちょっと早かったようです。
波賀はりんごと林業の町。そして赤西渓谷をはじめ、すばらしい紅葉ポイントが存在するので是非一度お越しください。
道の駅 波賀を過ぎ、引原ダムのダム湖である音水湖を過ぎると、鳥取県との境である戸倉峠まではゆるやかな上りの快適なワインディングルートになる。
兵庫県側は路面の状態もよくカーブも比較的ゆるやかな線形だが、新戸倉トンネルを抜け鳥取県側に入ると急な下りとカーブが続き、一気に高度を下げてゆく。
路面も少し荒れており、日本海側の冬の厳しさを物語っている。
平地まで下ると鳥取県道72号線の分岐点がある。ここには岩屋堂という寺があり、べっちくんもいるのでちょいと寄ることにした。
これが岩屋堂です。
三徳山投入堂のような不思議な建築物ですね。室町時代の建立のようですが、よくこんなところに建てたものです。
と、岩屋堂を見ているとポツポツと雨が降ってきました。雨にあたらず戸倉峠を越せたので安心していたのですが…
いそいでバイクにまたがり、先を急ぐ。
ところが、しばらく走るとどんどん雨足は強くなるばかり。やむなく、そばにあったバス停?の待合室のような建物に緊急避難して、カッパ(下)を装着した。
道の駅 若桜(わかさ)
雨の中、道の駅 若桜に到着。ここは、若桜鉄道の終点若桜駅に併設されている施設で、今日は「秋の大感謝祭」が開催されているようだ。
店のおばちゃんに声を掛けられた。
「200円で朝採りの枝豆が袋につめ放題だよ」
おばちゃんは「底の方に大きいのが残っているからねぇ」と枝豆の山をかき混ぜ、枝豆を選り分けてくれた。
道の駅で雨宿りをしていたが、一向にやむ気配がない。いつまでもここにいるわけにもいかない。なんせ今日は「賀露港で寿司を喰らう」という目的がある。
道の駅を出発。国道29号線を走っていて、ふと思い出したので、、、
若桜鉄道 隼駅
SUZUKI GSX-1300R 隼 の聖地、若桜鉄道 隼駅に寄り道。
フレッツ 光ネクスト 隼 の幟はちょっと違うような…
鳥取県 賀露(かろ)港
目的地である賀露港に無事到着。お目当ての寿司を食べ一番の目的は達成できた。ちなみに松葉かにが11月6日から解禁となり、これからかにのシーズンを迎えるところだ。
食後のデザートは練り物をチョイス♪
お腹いっぱいになったところで、次の目的地を探す。
予定では鳥取砂丘にでも行こうかと思っていたがあいにくの天候になり、また時間も押してきたので予定を変更し、温泉につかることにした。
目的地は、以前もツーリングで立ち寄った湯村温泉にした。
湯村温泉は、薬師湯という立ち寄り湯が設けられている。以前は源泉が湧き出る「荒湯」という場所のそばにあったのだが、現在は温泉町役場の跡地へ移転している。
湯村温泉 薬師湯
ゆっくりお湯に浸かってここまでの疲れを癒す。結局、岩屋堂を過ぎてからずっと雨に降られてしまっていたが、ここでは雨がやんだ。
湯村温泉でしっかり休憩することにし、外湯「薬師湯」で体を温めることにした。
風呂の後は、湯村温泉名物「荒湯deゆで玉子」。
荒湯に湧き出る源泉の温度は98℃前後とかなりの高温で、ここで卵をゆでると温泉玉子ではなく、普通のゆで玉子ができあがる。
ゆでる時間は13分で、これも普通のゆで玉子と同じ。
天気がよければ、目の前を流れる春来川沿いに設けられた足湯に浸かりながら、ゆで玉子を楽しめる。
近くの売店では卵だけでなく、トウモロコシやサツマイモが用意されているので、それらをゆでてみるのも面白いだろう。
地元の人に聞いた話では、ここのお湯を持ち帰って湯豆腐をつくると、とても美味しくできるそうだ。これも一度試してみたい。
湯村温泉を出発するころに、また雨が降ってきた。今日は走る間はずっと雨だな、と覚悟をきめてしろたんのハナ先を自宅へ向ける。
丹波市氷上町稲継で解散
途中で晩飯を食べて、丹波市にある国道175号線と176号線の分岐点で解散。
べっちくんは、ここから高速をつかって自宅へ帰る。
「家に帰るまでがツーリング!ほんじゃねー!」とあいさつを交わして、お互いの帰路に就いた。
Nov. 4, 2013 鳥取ツーリング おしまい
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