2日目からの続き。
高知市の宿でしっかり体力回復して、最終日突入。
ここまで天候はあまりよくなかったので、最終日に期待したいところです。
本日のルート
高知自動車道を使って須崎東ICへ向かい、国道197号線で四国カルストへ向かうルートを選択しました。
ところが、高知自動車道に入ろうとした直前、事故により通行止めの案内がありました。もしかして今日もツイてないのか、と暗雲が垂れ込めてきましたが、やむなく国道33号線を使って迂回し、土佐ICから高速道路に入ることができました。
トイレ休憩で訪れた道の駅かわうその里須崎は、ツーリングと思しきバイクでいっぱい。
和休達が入ったタイミングで、多くのバイクが四国カルスト方面へと出発していきました。
天狗荘の駐車場
和休達も国道197号線を西へ走り、ツーリングマップルオススメ路である東津野城川林道、高知県道48号線を通って四国カルストの東側玄関口である天狗荘に到着。
快走でしたが、道の駅かわうその里須崎から休憩を含めてここまで約2時間かかりました。
天狗荘
住所 | 高知県高岡郡津野町芳生野 4921−22 |
TEL | 0889-62-3188 |
備考 | 2020年10月1日から2021年4月まで改修工事のためお休みです |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
柵の側が空いたのでバイクを並べて記念撮影。
駐車場からの眺めはちょっと曇っていますが、
西側は青空が広がっていそうな感じです。
四国カルストの絶景が見られれば、昨日までの疲れが吹っ飛びますよ。絶対。
快晴の四国カルスト
天狗荘の駐車場を出発し、西側の玄関口である姫鶴平へ向かう途中にはいくつか絶景ポイントがあります。
その中で一番良かったのがこちら。
絶景ポイント
思わず路肩に寄せて止まってしまいましたよ。
風力発電機が見えているところの少し先に、姫鶴平があります。
大混雑の姫鶴荘
姫鶴荘
住所 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷 8111番地 |
TEL | 0892-55-0057 |
営業時間 | レストラン 11:00~15:00 |
備考 | 4月~11月営業(12月~3月は休業) |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
四国カルストで食事休憩できるのは東側の天狗荘、西側の姫鶴平にある姫鶴荘の2か所。
天狗荘は改修工事中だったので、お客さんが姫鶴荘に集中し、店の周りはバイクであふれかえっていました。
そこで、もう一度天狗荘へ戻り、四国カルストを離脱して食事に向かうことにしました。
Return to 天狗荘
姫鶴荘から折り返し、天狗荘に戻ることにしましたが、この作戦は大成功!
往路と復路で異なる絶景を楽しむことができました。
今日はヤエーが多かった!
車の方からもヤエーいただきました!
今日は来てよかった!
和休、四国カルストを訪れたのは2回目なんですが、前回はこのとおり数メートル先が真っ白になるぐらいのひどい霧でした。
プジョーのバックフォグを初めて点灯しましたね。
石鎚スカイライン
天狗荘に到着した和休達。そろそろ帰路の心配をしないといけません。
当初のルートでは、ここから国道439号線を通って高知自動車道・大豊ICへ向かい、時間次第で国道32号線で大歩危・小歩危を眺めながら帰ろうじゃないか、と思っていました。
ところが大変天気が良いので、石鎚スカイラインとUFOラインをもう一度通って帰ることにしました。
天狗荘から猪伏林道を通って久万高原町方面へ。国道440号線、国道33号線を経由して道の駅みかわで昼食。
バイクにも給油を、と思ったのですが、四国山中のあるあるで、日曜日でも開いているガソリンスタンドが見つかりません。
やばいなぁと思いながら走ること数キロ。やっとのことで、道の駅天空の郷さんさん近くのガソリンスタンドで給油することができました。
立ちごけ&ドミノ倒し
このツーリングで最大の失敗をやってしまいました。
石鎚スカイライン入口の無料駐車場で、バンディットをセンタースタンドで立てて荷物の整理をしていたのです。
パッキングを終え、サイドスタンドに戻そうとセンタースタンドを外したところ、バンディットを右に倒してしまいました。
悪いことに隣に停めていたメンバーのバイクにトップケースがぶつかり、メンバーのバイクを巻き添えにしてコケてしまったのです。
幸い、どちらのバイクにも大きなダメージはありませんでしたが、和休は平謝り。
後日、和休の保険を使って修理することにしました。和休の加入しているバイク保険は等級という概念がないので、保険を使って修理しても翌年の保険料に影響しないのですよ。
快走!石鎚スカイライン
石鎚スカイラインは、ちらほら紅葉している木がありました。
かつて有料道路だっただけあって道幅は十分とられており、きついコーナーもありません。
勾配は少々ありますが、小型のバイクでも大丈夫でしょう。
景色が広がるところはありますが、ほぼ全域にわたって木々の中を進んで行きます。
昨日は雨で路面に落ち葉が溜まっていたのですが、今日はそんなことは無く、快適に走破することができました。
土小屋terrace
石鎚スカイラインの終点、土小屋に到着しました。
今日はとても天気がいいので、山登りでしょうか?すごい台数の車が止まっています。
今日も土小屋terraceで休憩させていただくことにしました。
バイク置き場はお店の前にあって、和休達が到着したときにうまい具合に空きができました。
昨日はとても寒くて、しょうが湯が冷え切った体に染み渡ったことが嘘のよう。
今日は、ソフトクリームをいただきました。
土小屋terrace
住所 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町若山 21-1581 |
TEL | 0897-53-0006 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
営業期間 | 4月上旬~11月下旬 |
では、UFOラインの絶景リベンジへと参りましょう。
UFOラインは、全線にわたって1~1.5車線程度の道幅なんですが、今日はあちらこちらに路上駐車されていて、走行に気を使います。
UFOラインの土小屋側ゲートを通過!
UFOラインも、昨日は道一面に落ち葉が敷かれていたところもあったのに、今日は道の脇に寄せられています。車が何台も走行すると、こうなるのでしょうか?
石鎚山?らしき山々が見えてきました。
展望所
UFOラインの途中、石鎚山を見渡すことができる展望台がありましたので、撮影のためストップ。
ちょうど後光がさしてきて、とても神々しい雰囲気です。
あたりはキレイに紅葉している木々もあり、すっかり秋の雰囲気。
なんと、雲海を拝むことができました!
いやぁ、とても良い写真を撮ることができました。
和休達が撮影したすぐ近くには、大勢の人が集まっていました。大型の三脚が据えられていたりと、えらい本格的な雰囲気です。
このすぐ横に大きめの駐車場があって、そこに車を止めてここから石鎚山を狙うのが定番のようです。
絶景ポイント
木々のトンネルの中を走っていたのですが、急に右側の視界が開けました。あの尖ったような山の下あたりが、絶景ポイントのはず。
絶景ポイントに到着しました。
ですが、バイクを止める場所が無かったのと、時間が押しているので、残念なことに通過することになりました。
日没が迫ってきました。暗くなってしまうと走行が困難になってきますので、先を急がざるを得ません。
また今度、ここへ来るための理由ができました。
17時30分。なんとか日の光が残っているうちに、国道194号線の旧道にたどり着きました。
道の駅木の香
今回、3回目の訪問になりました道の駅木の香です。
夜間走行は気温が下がるかもしれませんので、しっかり装備を整えてから出発します。
本音を言えば、ここで風呂に入りたかった!
木の香温泉
住所 | 高知県吾川郡いの町桑瀬 225−16 |
TEL | 088-869-2300 |
営業時間 | 11:00〜20:00(受付終了) |
定休日 | 火曜日 |
入湯料 | 大人650円 4歳〜小学生450円 高齢者(70歳以上)500円 |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
帰りは高速道路で
帰りは、いよ西条ICから徳島自動車道、淡路島を通り、無事神戸へ帰ってきました。
徳島自動車道は、かなり寒かったですね。高松自動車道とのジャンクションではどちらを通るか少し悩んだのですが、四国を直線的に横断する徳島自動車道の方が良いだろうと思ってこちらを選択したのですが、甘く見ていました。
最後、淡路SAで晩御飯を食べて解散。自宅には、日付が変わった頃に到着しました。
今回のツーリングは天候には恵まれませんでしたし、立ちごけをやらかした、ミスコースが多かった、雨装備が満足いくものではなかった、などの課題が残るものとなりましたが、快晴の四国カルストが、そんなことをすべて吹き飛ばしてくれました。
(晩飯は食いそびれたけど、)久しぶりの夜行フェリーも楽しかったし、高知の飯も旨かった!
また行こう!
2020年10月16日~18日 四国カルストツーリング おしまい。
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