兵庫県では、北近畿豊岡自動車道の建設が進められています。
計画では、舞鶴若狭自動車道春日ICから「遠坂トンネル」を経由し、「コウノトリ但馬空港」を経て鳥取豊岡宮津自動車道(建設中)に接続することとされています。
2006年兵庫県で開催された「のじぎく国体」にあわせて、北近畿豊岡道が氷上~和田山まで開通しました。
前年に舞鶴若狭自動車道春日ICから開通していた区間をあわせ31.7kmが無料の自動車専用道として供用を開始。これにより阪神間と但馬地域の所要時間がおよそ20分短縮されました。
ちなみに「遠坂トンネル」の上にある遠阪峠は、現在の朝来市と丹波市の市境であり、かつての但馬の国と丹波の国の国境でした。丹波市側からトンネルを走行すると、トンネルの出口に「ここから但馬の国」という標識が出迎えてくれます。
2012年には和田山から八鹿(ようか)間が開通し、ハチ北など香美町にあるスキー場へのアクセス時間が大幅に短縮しました。
そして2017年3月25日、八鹿ICから日高神鍋高原(ひだかかんなべこうげん)ICが開通し、神鍋高原へのアクセスが便利になりました。
それだけでなく、和休がよく行く湯村温泉へは北近畿豊岡自動車道・八鹿ICから国道9号線を走るのが定番のルートでしたが、神鍋高原から香美町村岡区へは国道482号線で、そこから国道9号線に接続するルートを選択することができます。
ちょうど、湯村温泉へ行く出張が入ったので、往路は日高神鍋高原IC経由で湯村温泉へ、復路はいつも通り八鹿IC経由の経路をとってみることにしました。
行き 日高神鍋高原IC経由
行きのルートについては以下の通りです。
神戸市須磨区内にある自宅→山陽自動車道神戸西IC
山陽自動車道神戸西IC→三木小野IC
山陽自動車道三木小野IC→国道175号線→北近畿豊岡道氷上IC
北近畿豊岡道氷上IC→北近畿豊岡道日高神鍋高原IC
北近畿豊岡道日高神鍋高原IC→国道482号線→国道9号線→湯村温泉
計測地点 | 計測時刻 | 所要時間 | オドメーター | 区間距離 |
神戸市須磨区内出発 | 8:30 | 106,639Km | ||
給油 | 8:50 | 0:20 | 106,645Km | 6Km |
山陽道三木SA着 | 9:12 | 0:22 | 106,669Km | 24Km |
山陽道三木SA発 | 9:18 | 106,669Km | 0Km | |
北近畿豊岡道氷上IC | 10:24 | 1:06 | 106,715Km | 46Km |
遠阪トンネル料金所 | 10:45 | 0:21 | 106,738Km | 23Km |
道の駅 まほろば着 | 10:49 | 0:04 | 106,743Km | 5Km |
道の駅 まほろば発 | 10:51 | 106,743Km | 0Km | |
日高神鍋高原IC | 11:14 | 0:23 | 106,769Km | 26Km |
道の駅 かんなべ | 11:28 | 0:14 | 106,779Km | 10Km |
国道9号線合流 | 11:39 | 0:11 | 106,789Km | 10Km |
湯村温泉着 | 11:56 | 0:17 | 106,804Km | 15Km |
合計 | 3:18 | 165Km |
帰り 八鹿IC経由
帰りのルートについては以下の通りです。
湯村温泉→国道9号線→北近畿豊岡道八鹿IC
北近畿豊岡道八鹿IC→北近畿豊岡道氷上IC
北近畿豊岡道氷上IC→国道175号線→山陽自動車道三木小野IC
山陽自動車道三木小野IC→山陽自動車道神戸西IC
山陽自動車道神戸西IC→神戸市須磨区内にある自宅
計測地点 | 計測時刻 | 所要時間 | オドメーター | 区間距離 |
湯村温泉発 | 14:53 | 106,814Km | ||
道の駅村岡ファームガーデン着 | 15:12 | 0:19 | 106,830Km | 16Km |
道の駅村岡ファームガーデン発 | 15:19 | 106,830Km | 0Km | |
北近畿豊岡道八鹿IC | 15:45 | 0:26 | 106,852Km | 22Km |
遠阪トンネル料金所 | 16:03 | 0:18 | 106,873Km | 21Km |
北近畿豊岡道氷上IC | 16:24 | 0:21 | 106,896Km | 23Km |
山陽道三木SA着 | 17:28 | 1:04 | 106,940Km | 44Km |
山陽道三木SA発 | 18:48 | 106,940Km | 0Km | |
山陽道神戸西IC | 19:03 | 0:15 | 106,963Km | 23Km |
神戸市須磨区内到着 | 19:20 | 0:17 | 106,974Km | 11Km |
合計 | 3:00 | 160Km |
なんと、どちらの経路もほぼ同程度という結果になりました。通過した時刻は全く違いますが、どちらも渋滞にはまることなく通過できました。
帰りの三木SAでは、夕ご飯を食べ、じっくり休憩を取っております。
八鹿ICから日高神鍋高原ICまでの区間を撮影しました。
湯村温泉といえば源泉「荒湯」にある足湯が有名ですが、ここ「薬師湯」前にも、足湯ができるスペースがあります。
まとめ
結局、どちらのルートがおすすめか、というところですが、村岡より西へ行くならば国道9号線を経由するルートがおすすめだと思います。
冬場、香美町は雪深い地域になりますが、国道9号線は融雪装置が稼働しているので、よほどの大雪でないと路面に積雪することはありません。
しかし、その分交通も集中し、また、除雪車が出動するほどの大雪に見舞われると除雪した雪が路肩を狭め、大型車のすれ違いに影響がでることがあります。
夏場より渋滞することが多いので、時間に余裕をみて通行することが大事です。
次に、日高神鍋高原ICを経由するルートですが、写真をみてもらうとわかるように、国道482号線蘇武トンネル村岡側については見通しの悪い山道が続きます。
大型車が走行することはあまりないと思うので、その点はおすすめできるのですが、融雪装置がないので、冬場の通行は特に注意が必要です。
村岡より西へ行くのにあえて神鍋高原を経由するルートを選択する大きな理由はないというのが、和休の結論です。
あ、でも、和休がバイクで湯村温泉へ行くならば、景色も良いし交通量の少ない神鍋高原を経由するルートを選ぶと思います。
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