DJEBEL200を購入したときに、バイクに合わせてヘルメットをアライ・ツアークロス3にしたのです。
ツアークロスは、オフロードヘルメットだけどオンロード用のヘルメットのようにシールドが装着されていて、オフ車でのツーリングには最適なヘルメットです。
バイクをBandit1250Sに乗り換えたので、ツアークロスからバイザーを取り外し、ターミネーター仕様に変更してみました。
ターミネーター仕様とは
ターミネーター仕様とは、ツアークロスからバイザー部分を取り外した状態のことを言いますが、そもそもなんで「ターミネーター」って言うんでしょうね?
アメリカで生まれたバイクレースの一つに「スーパーバイカーズ」というものがあります。
簡単に言うと、「オンロードもオフロード関係なく一番速いのは誰?」を決めるレースで、コースはオンロードとオフロードのどちらもあるのです。
このレースで勝つために開発されたのが、オフロード車をベースに改造されたバイク。「ターミネーターズ」と呼ばれました。
バイクがそんな成り立ちなので、ライダーが被るヘルメットだって、オフロード用をベースにオンロードでも使えるものを、となるのは自然な流れです。
そんな訳で、オフロードヘルメットだけどオンロードにも使えるよ!というヘルメットを、ターミネーター仕様と呼ぶようになったのではないでしょうか。
Before
では、ツアークロス3からバイザーを取り外します。取り外した後は、TXホルダーというホルダーを装着して、シールドを装着します。
こちらがTXホルダーです。
和休のツアークロス3は、「グラスホワイト」というパール塗装のような仕上がりの塗装です。
TXホルダーは、ヘルメットの純正色に合わせて何種類か販売されていますので、お好みのものをどうぞ。
ちなみにこれ無しにバイザーを装着しようとすると、バイザーの動きが悪くなるそうです。
TXホルダーの定価は1,500円なのですが、せっかく色々なスタイルが選べるツアークロス3なのだから、オプションではなく標準装備品にするか、TXホルダーのいらない造りにしてほしいところですね。
アライヘルメットさん、よろしくご検討ください!
バイザーはプラスチックのビスで、左右2本ずつで留められています。
普通のマイナスドライバーだと、ネジ穴がぶかぶかです。
取扱説明書にもコインで外すと指示がありますので、和休は、アストロプロダクツのコインドライバーで取り外しました。
After
出来上がりました。特徴のある口元以外は、普通のオンロードヘルメットのようになりました。
バイザーがヘルメット本体にすれていたようで、すこしキズがありました。ターミネーター仕様になると目立つので、困ったもんです。
左右にBeforeとAfterを並べてみました。
和休が思うツアークロス3の○と×
○なところ(´▽`)
- 塗装がいい(海外では高級ヘルメットらしい)
- 口元はオフロードヘルメットなので、空間が広く、呼吸が楽に感じる
- 口元のエアインテークが多く、夏でも快適
- 冷感内装なので、夏でも(ちょっと)快適
- 下アゴで支える仕組みなので、被っているときに軽く感じる
- シールドを外してゴーグル仕様にすれば、本格的なオフロード走行もできるし、バイザー+シールド仕様にすればオフロード車や今はやりのアドベンチャー車でのツーリングにもばっちり
- ターミネーター仕様は、特徴的なシルエットなので目立つ
- バイザーはまぶしい西日のカットにも効果的
- エマージェンシータブ(緊急時にヘルメットを脱がせやすくする仕組み)がある
×なところ(;・∀・)
- 普通のフルフェイスヘルメットに比べると、口元が伸びているのでデカい
- TXホルダーがオプションなので、ターミネーター仕様にするとき費用が掛かる
- シールドの下半分が強く曲がっているので、視界がゆがむように見える
- 内装の一部が外せない
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