その4から続く
酷道371号線に突入
道幅は細いですが、路面は整備されていてとても走りやすい道です。
何が起きてるんでしょう(-“-)ここまできたら通行止めのところまで行ってやります。
そして、正しい酷道にはもれなく備え付けられている、苔のセンターラインがひかれ始めました。
1km先は、土砂崩れのため通行止めとの看板が出ていました。当初、この国道を通る予定はなかったのであまり下調べをしていなかったのですが、ここが林道との分岐のような気がしてきました。
今日はタブレットを持ってきていないので、確実な現在地はわかりません。
1997年に購入し、関西の旅路を共に走破した愛用のツーリングマップルRで調べたところ、どうやらここが国道371号線の不通区間を繋いでいる玉の川林道との分岐点のようです。
和休の頭上には道路案内図が掲示されていたのですが、右へ続く道の行き先が書かれていません。新しく掛けられた看板のようなので本当に行き止まりなのかもしれません。
ところが、裏面をのぞいてみると、苔と汚れに覆われた案内図に「大塔村はこっち」と書かれています。
新しい看板には、なぜ行き先が消されているか。行き止まりの確率はかなり高いように思われます。まぁ、今日は時間もまだまだたっぷりあるし、DJEBEL200のガソリンもまだまだ余裕があります。
本当に行き止まりだったらブログのネタにもなるだろう、と考え、林道へ突入しちゃいました。
林道木守平井線(玉の川林道)
ウィキペディアで知ったのですが、この林道は「木守平井線」と言うそうです。案内標識にもあった「玉の川林道」とも呼ばれることがあるそうです。
林道に突入しました。たまに対向車が通るので、もしかしたら通じているのかもしれません。
国道371号線に復帰
1時間ほど走ったでしょうか。約16km(ウィキペディアより)の林道を走破し、国道371号線の標識を確認したときは正直ほっとしました。でも、まだ通行止めの区間があるかもしれませんから、気を引き締めていきましょう。
国道371号線から国道311号線、県道198号線を経由して、国道424号線にある道の駅 水の郷日高川龍游に到着しました。
時刻は17時45分。ちょっと小腹がすいたのですが、屋台しか空いていなかったのでパスしました。
ここからは、国道424号線を経由し、ヤッホーポイントのある椿山ダムを通って大阪府道62号線を目指すことにしました。
ヤッホーポイントの駐車場に到着しました。ひとヤッホーかましたかったのですが、先を急ぐことにしました。
でもせっかくここまで来たので、ヤッホーを味わいたい。そこで、ホーンを鳴らしてみることにしました。橋のたもとにある看板の辺りは、ヤッホーポイントになっていて、きれいにヤッホーが返ってくるのですよ。
スイッチオン!
プー…
し~ん
なんとホーンがお亡くなりになりました。酷道区間で見通しの悪いコーナーに進入する前に多用したのがいけなかったのでしょうか(>_<)
阪神高速 泉大津PA
すっかり暗くなりました。やっと阪神高速湾岸線の泉大津PAに到着しました。ここは、関西空港の近くです。上にパノラマルームとよばれる展望台があるようなので、上がってみたいと思います。
和休、都会の景色と言えば夜景でしょう、という思いを持っています。
阪神高速を流れる光を見つめていると、なんだか不思議な気持ちになってきます。
ツーリングを終えて
今日は一日中、都会の喧騒を離れ、DJEBEL200と紀伊山地の山中を走り回ることができました。下道を走る分には、パワーの出方も馬力も申し分なく楽しく快適に長距離をこなすことができます。改めてDJEBEL200のタンクに書かれている FOR TOURING は伊達ではない、ということが分かりました。
次は、DJEBEL200とどこへ行こうか、そんなことを考えながら、阪神高速を神戸へ向かって走ったのでした。
May 28, 2017 潮岬ツーリング おしまい 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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