「V-Strom650のロービームは電球の交換が面倒」として知られています。
ロービームの電球を交換しようとすると、メーターパネルを外さないといけません。
メーターパネルを外すには、フロントカウルを外さないといけません。
フロントカウルを外すには、サイドのカウルやらくちばしやらを外さないといけません。
結局、電球の交換だけなのにフロント部分を大きく外す必要があります。
フロント周りを外す

くちばし、サイドカウルを取り外した後、メーターパネルを固定しているプラのピンを外し、くりくりっと揺らしながら手前に引っ張るとメーターが外れます。


メーターとはシガーソケットの配線、メーターの配線が繋がっているのでそれを外します。

さらに、和休のVストはメーターパネルの裏側にETCのアンテナが装着されているので、これを外します。ちなみに簡単に取り外しができるようマジックテープで固定しています。

メーターパネルが外れました。ここまでバラして、やっと電球を取り外すことができます。
光軸調整のネジ

余談ですが、V-Strom650の光軸調整のネジがこちらです。

ヘッドライトの両側にあるネジを回すことで、光軸(ヘッドライトの向き)を調整することができます。


光軸調整だけなら、車体の下から長い+ドライバーを使うことで、カウルを一切外さずに調整することができます。
LEDヘッドライトを装着する

今回購入したLEDヘッドライトは、「デルタダイレクト MOTO LED Colors H7」という商品です。
YouTubeで実際に装着されている動画を拝見したので、マネしてみました。
冷却ファンが搭載されていないので防水面は有利ですが、ヒートシンクもヘッドライトケース内部に設置されるので、どのぐらい効果があるかは未知数です。

ロービームは、防水のキャップでフタがされています。
まずこれを左に回して開けます。

電球がカプラーに刺さっているので、引っこ抜きます。

針金のような部品で電球が押さえられていますので、これを外します。
写真右側の丸くなっているところを下に押すことで、ロックが外れます。

無事、電球を外すことができました。
なお、ハロゲン球のガラスを素手で触るのはNGとされています。手指の油分が付着してしまい、点灯したときの高温でガラスが割れるのだとか。
万が一触れてしまったら、アルコールなどで油分を取り去りましょう。

一旦、LEDバルブをカプラーに接続して、点灯テストします。

無事、点灯しました。

このLEDバルブは、固定のための部品があります。

部品を組み立てて、ヘッドライトケースに装着します。

固定部品をヘッドライトケースに装着しました。

LEDバルブの配線を車体の配線に接続したら。

ヘッドライトケースの隙間に押しこみます。

LEDバルブの向きを合わせて取り付けたら、装着完了です。

改めて点灯試験を行います。ばっちりですね👍

LEDバルブに交換すると、防水キャップの加工が必要になることがありますが、この商品はそのままでOKでした。
ポジション球をLEDに交換
バラしたついでに、ポジション球の電球をLEDに交換しました。

V-Strom650のポジション球はここです。
日本仕様はヘッドライトが常時点灯なので、点灯していてもあまり目立ちません。

くちばしの根元あたりを覗き込むと、ポジション球のソケットが見えます。
これを左にクリっと回すことで外すことができます。

思ったより長いソケットの先に、電球がついています。

外した電球です。

倉庫に眠っていたメーカー不明のLED電球を引っ張り出しました。

元通りソケットに装着し、試験点灯を行います。
最近は極性を問わない商品もあるようですが、一般的なLEDバルブは極性の指定があるので、+-が反対だと点灯しません。

元通り組み立てて完了です。
夜間走行が楽しみです。
本日使用した用品
- 2023年6月3日 9,762km
- ロービームをLEDに交換
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