皆さん、ロードサービスには加入していますか?
最近は、ロードサービスが含まれた任意保険が多くなりましたが、ロードサービスの老舗といえば、JAFでしょう。
和休も自分の車を持つようになってすぐ加入しました。
特にPeugeot 205GTiが愛車だったので、同年代の国産車より「何か起こる」可能性が高いかも、と思って加入したのが始まりでした。
幸い、205に乗っている間、JAFのお世話になることは無かったのですが、和休はこれまで2回、JAFのお世話になっています。
1回目はバイクのレスキュー依頼
JAFといえば、4輪の自動車、というイメージがありますが、2005年から二輪車もロードサービスの対象になりました。
トライク(3輪バイク)、サイドカー付きのバイクも対象です。
和休の初めてのバイクは、ホンダのCB400SFでした。1994年式のNC31というモデルですが、このバイク、アキレス腱ともいうべき弱点があります。
それは「レギュレーター・レクチファイア」と呼ばれる部品です。
エンジンが回ると、オルタネーターという交流発電機が発電します。発生した電気は交流なので、「レギュレーター・レクチファイア」という部品で交流を直流変換します。
さらにエンジン回転によって変動する発電量を、一定に制御しているのです。
エンジンが高回転の時、発電量はバイク全体で消費する電力を上回っています。
必要以上に発電された電力を、どのようにして逃がしているかというと、熱に変換して逃がしているのです。
ですので、レギュレーター・レクチファイアは、風に当たるところに設置されていることが多いのですが、和休の乗っていたCB400SFはサイドカバーの中にあって、空気で冷やされにくい状態になっています。
これはバンディット1250Sのレギュレーター・レクチファイアです。写真中央のCPUクーラーのような部品がそれです。
エンジン横ですが、走行風が直接当たるようになっています。
レギュレーター・レクチファイアは熱に弱く、車種によっては故障しがちな部品です。
故障してしまうと、発電した電気を制御できないまま車体へ流してしまうため、電気系統に異常が発生したり、バッテリーの充電ができなくなります。
和休の身に降りかかってきたトラブル
ある日、ツーリングへ出かけたのですが、出発するときはすでにセルスイッチでセルモーターが回らない状態でした。
押しがけすればエンジンが始動したので、今日は大丈夫だろう、と高を括ってそのままツーリングへ出発しました。
すでにこのとき、バッテリーは充電できない状態で、バイクはバッテリーの残電気でかろうじて動いていた状態だったのです。
ツーリングの帰り道、信号待ちをしているとアイドリングがだんだん不安定になり、ストンと止まってしまいました。
何度か押がけしてみましたが、もうエンジンはかかりません。
幸い、近くにコンビニがあったのでそこの駐車場へ避難し、JAFに救援を依頼したのです。
1時間ほど待ったでしょうか、ロードサービスのトラックがやってきました。
いつものJAFのトラックではなく、車載専用のトラックでした。
係りの人は手際よくバイクを固定し、和休も助手席に乗せてもらい、バイク屋の近くに住んでいた友人宅まで運んでもらいました。
当時、JAFの無料けん引距離は、5km(2008年からは15kmになっています。)。超過料金は、 2020年現在 1km毎に730円。
友人宅まで運んでもらい、超過料金は1万円ぐらいだったと思います。
後日、バイク屋でレギュレーター・レクチファイアとバッテリー交換してもらい、3万円ぐらいの修理代がかかりましたよ
(´Д`)
2回目はキーとじ込み
和休は、トヨタ・アルファード(2008年式)という車に乗っています。
スマートキーというものがついていて、これは身に着けていればドアノブに触れるだけでドアが解錠され、反対に施錠するときは、ドアノブについているボタンを押せばいいので、とても便利です。
スマートキーやリモコン操作でドアロックを解錠して、ドアを開けずに一定時間が経過すると、セキュリティ機能が働いて、ドアが自動的に施錠されます。
和休のアルファードは、右後ろのスライドドアのカーテシスイッチが故障していました。
カーテシスイッチとは、ドアが開いているかどうかを検知する部品なのですが、ドアを開けてもも車はドアが閉まっていると認識しています。
今回、やらかしてしまったのは、こんな流れです。
- 駐車場でドアロックを解錠し、右後ろのドア(スイッチが故障しているドア)を開けた。
- リアシートにキーの入ったカバンを置いた。
- その状態のまま立ち話。
- いつの間にかセキュリティ機能が働いて、ドアロックされていた。
- 和休はドアロックされたことに気づいていない。
- 「さあ、出発。」となったので、スライドドアを閉めて、運転席のドアを開けようとした。
- 車の中にキーが入ったままドアロックされてしまった。
幸い、車の中に子供は乗っていなかったので、JAFに救援依頼をかけました。
あー
— 和休 (@tweet_waq3) August 6, 2020
キーのとじ込みやっちまった
( ´△`)
JAF呼ぼ( TДT)
今回、和休の車はカーテシスイッチに不具合を抱えていたのでこのような状況に陥りましたが、正常に動作していても、運転席にある集中ドアロックのスイッチに物が当たるなど、何かの拍子に、ドアロックされることがあります。
フロントのドアであればそのまま閉めてもドアロックが解除されますが、リアドアはドアロック状態で閉めると施錠されてしまいます。
JAFのトラックが到着
一時間ほどで、JAFのトラックが到着しました。なんと頼もしいトラックでしょうか!
係りの方はベテラン風な方で、アルファードを見るなり、「あー、これは難しいやつや・・・」と一言。
ドアロック解除って、窓とドアの隙間に特殊な金具を差し込んで解錠するイメージがありますが、最近の車はそんなことができないように対策されているので、この手は使えないハズ。
どのようにして解錠するか興味津々でみていると、係りの方はトラックの助手席から小さな箱を取り出し、アルファードの運転席横にウンコ座り。
そのままライトのついたルーペでアルファードの鍵穴を覗き込むと、なんとピッキングを始めました。
アルファードの鍵は内溝式といって、鍵の中央側に溝が掘ってあるタイプ。ピッキングは難しい部類に入るはず。
「え、マジ!」と思いながら、固唾をのんで見守ること10分。
「ガチャ」
と運転席が開いたではないですか!マジびっくりしました。
「すごい!」
とあっけにとられる和休をよそに、係りの方は「実は、もう一仕事残っとるんよ。」とあまり明るい顔ではありません。
トヨタ車の多くは、運転席に向かって左に鍵を回すと解錠するのですが、左に回ったままで鍵穴が止まっています。
さらにピッキングをすること10分。最後は秘密兵器を取り出して、鍵を元のように戻してくださいました!
その後、会員証や免許証の提示をして本人確認などを済ませ、到着からおよそ30分ですべてが片付きました。
JAF会員だったので、今回の作業代は無料でした。ちなみにJAFのHPで料金を調べてみると、15,230円~だそうです。
和休はこれからもJAF会員を続けたい
最初にも触れましたが、最近の自動車保険には、ロードサービスが自動付帯しているものが多いです。
また、JAFの会員になることでサービス内容を充実させている保険もありますので、このような保険を選ぶのも良いでしょう。
JAFロードサービスのメリット
JAFロードサービスのデメリット
ガチでモータースポーツをやるならJAF加入が必須
公式な自動車競技に出場するためには、モータースポーツライセンスが必要です。
大きく分けて「4輪自動車競技」用のライセンスと、「カート競技」用のライセンスがあります。
実は、和休、かつて国内A級ライセンスを持っていました。
結局、公式協議に出場したのはA級ライセンスを取得するための1回だけ。
いつか使うかな、と思って数年間更新していたのですが、残念ながらモータースポーツからは、だんだんと遠ざかるばかり。
残念ながら現在はライセンスが失効している状態です。
モータースポーツライセンスって、速さの証明と思われている方も多いと思いますが、国内A級ライセンスまでは、「自動車競技に出場するための知識を有している」ことを証明するものです。
国内A級と国内B級との違い
国内B級ライセンスはスピード競技に出場するため、国内A級ライセンスはレース競技に出場するためのものです。
それ以上のライセンスとなると、所定回数の完走実績が必要になるなど、ハードルが上がっていきます。
国内B級ライセンスは座学だけで取得できますが、国内A級ライセンスは、国内B級ライセンスで出場できる公式競技に1回出場していることが条件になります。
ですので、国内A級ライセンスを持っていると、ちっとは話のタネになるかもしれません。和休は1回ぐらいしかなかったですけどね。
そうそう、ライセンスを取得するには、JAFの個人会員になっていなくてはなりません。
そんな事情もあって、205を降りてからも、和休はずっとJAFに加入していました。
今回、キーとじ込みで久しぶりにお世話になったのですが、難易度の高そうなアルファードのロックを解除してくださり、安定の技術力でした。
これからも万が一に備え、JAFに加入したいと思います。
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