Aug. 7, 2017 四代目旅馬「ヤマハ・ブロンコ」購入

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YAMAHA BRONCO 購入

和休のヤマハ・ブロンコ

愛車DJEBEL200を売却し、和休が手にした新しい中古車。ヤマハ・ブロンコ(YAMAHA BRONCO)でございます。

このバイクを知っている、って方は少ないかもしれません。1997年にデビューしたもののあまりぱっとせず、すぐにカタログ落ちしてしまったという、営業的には失敗してしまったバイク。

バイクのカテゴリーとしては「スクランブラー」というところに属するそうです。

ヤマハのサイトによると

「スクランブラー」とは、市街地走行からオフロード走行まで多様なシーンを走るモデル

ヤマハのHPから引用

のことを言うそうです。

1960年代、まだまだ舗装されていない道路も各地にあり、バイクの種類も今のようにオンロードマシン、オフロードマシンとはっきり分かれていなかったそうで、オフロード走行に適したアップマフラーとブロックタイヤを履かせたバイクのことを、「スクランブラー」と呼ぶようになったそうです。

また、オンロードとオフロードが混在したコースで行われるレースに使用されるバイクのこと、

を指すこともあります。

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和休が気に入ったところ

それで、和休、どこが気に入ってしまったか、というところですがこのバイク、ベースになったマシンが存在します。

それはあのヤマハの名車「セロー」なんですね。

セロー225のエンジンとフレームをもとに、フロントタイヤを19インチへインチダウン、サスペンションを短く、1速と2速のギヤ比を変更し、メッキパーツで飾られた小洒落た外装が付きます。

サイドカバーは、スクランブラーレースに出場するバイクをモチーフにしたデザインがあしらわれています。

先の記事にも書きましたが、DJEBEL200で舗装路を走ると、21インチのフロントタイヤに振り回されるような感じを受けるんです。

どうもこれになじめなくて、将来的にフロントタイヤをインチダウンさせようと考えていたのです。

そんな折、ちょうど和休の考えにぴったりなバイクが現れ、「和休でも買える♪」値段で売ってくれることになり、めでたく購入と相成ったのでした。

もちろん、外装も気に入りました。

後で知ったのですが、BRONCOの純正色は黄色とシルバー。オプションでなんと10色からタンクの色を選べることができたそうです。

おそらく和休のマシンはそのオプションカラーの一つ。ネットで検索してもほとんど出てこないという、レアなBRONCOの中でもさらにレアなマシンのようです。

ちなみに「BRONCO」という名前ですが、英語で北米に棲む野生馬のことをいいます。たまたまですが、このブログにピッタリな名前のバイクだな!と思いました。

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台風の中、BRONCOに乗ってみた感じ

さて、結局台風5号の中、大阪市内まで引き取りに行きました。自宅に帰るまでの50kmを走った感想を残しておきたいと思います。

スタンドを外して直立に起こすと、結構ずしっとした感触が伝わってきました。

スペックで比較するとDJEBEL200とほとんど変わらない重量ですが、バイクらしい「鉄の塊」という感じを伝えてきます。

エンジンを始動すると、純正マフラーからやや重めの排気音が伝わってきます。

ギアの感触もかちっとした「いい感じ」の感触が伝わって、走りの予感がします。

操作系の感触はとても好感触。エンジンの吹け上がりは、DJEBEL200が低いギア比の1速、2速で回転を稼いで速度を乗せていく感じだったのに対し、BRONCOは小排気量にもかかわらず後ろから押されるような、トルクを感じさせる回り方です。

また、納車整備で前後スプロケ、チェーンを新品に交換したこともあって、全体的な走りの感想は快適なレベル。

ただ、もちろん年式なりにやれているところも多々あります。

まず、タイヤが交換時期に来ています。

BRONCOのフロントタイヤは純正指定のタイヤサイズ(2.75-19)だと、種類が選べないのです。

和休のBRONCOはフロントにIRC GP-210(80/100-19)を履いています。これは、トリッカーが履いているサイズですが、トリッカーもタイヤはあまり選べないバイクだそうです。

次に、先ほどエンジンの吹け上がりがいい、と書きましたが、低回転でぼこつくとかぐずるような感触の回転域があります。

停止からクラッチを繋ぎ、するすると発進。ここまではいいのですが、クラッチを繋ぎきったところでスロットルをさらに開けて速度を乗せようとすると「ぼこぼこぼこ~」となり、失速。

すぐに吹け上がりが戻り加速していくのですが、早急に対処したいところ。

自宅へ帰ってからじっくり観察してみると、どうやらキャブレター周りから二次エアーを吸っているような雰囲気。

キャブレターとエンジンの間にあるインシュレーターというゴム部品、こいつが劣化してヒビが入っています。

また、セロー225では頻発するキャブレターダイヤフラムカバーという部品がぽっきりと折れています。

この部品が折れたりヒビが入ったりするとエンジンが吹けなくなったりするようなので、このあたりから部品を交換していこうと思っています。

あとは、フロントのブレーキ関係。ディスク、パッド、マスターシリンダー、ホースこれらをまとめて交換・オーバーホールしたいと思います。

余裕ができたら補修だらけのシートを張り替えて、雰囲気に合わないメーター類を交換して…

モダナイズって言うんでしょうか。クラシックな外装を生かしながら、新しいデザインの部品を入れて行こうと思います。もちろん、「旅カスタマイズ」もやりますよ。

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楽しめそうな予感

BRONCOは超がつくほどのレアバイク、でも機関部や駆動部は超がつくほどの有名バイクなので、書籍やネット上に情報が盛りだくさん。

レア物につきものの情報不足や部品の入手にはあまり困らなそうな様子。

BRONCO専用の外装品はすでに生産が終了し、入手困難なものもあるようですが、ヤフオク!もあるし何とかなるでしょう。長く楽しめそうなおもちゃを手に入れました。

MEMO
  • 2017年8月3日登録 購入時の走行距離 53,134.5km

新品に入れ替えた部品 

  • ブレーキオイル
  • エンジンオイル
  • 前後スプロケ
  • チェーン
  • リアブレーキシュー

 

コメントをどうぞ!

  1. 和休 より:

    樹生さん、ありがとうございます。
    おっしゃるとおり上品さを感じさせるデザインで、SRの小型版、といった雰囲気もあります。
    購入してからYOUTUBEでブロンコの動画をみたのですが、オフロードの走破性もなかなかのもののようです。
    これから、このバイクで旅に出かけるのが楽しみです。

  2. 樹生和人 より:

    和休さん、4代目、旅馬、ヤマハBRONCO、購入おめでとうございます。
    ブロンコ!とても美しいですよね。
    発売された時のことを覚えています。いいなーと思ってみていました。
    名車セローはオールマイティーバイクとして評価高いですが、もともと2足2輪の走行もしながら
    獣道でもとことこいけるような、自然の奥深くまでも入っていける能力に長けたバイクでしたので、
    ブロンコの方が真ん中というか、中庸的な感じがします。
    変に気取ったところがなく、でもとても上品で美しいデザイン。
    素敵なバイクですね。

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