先日、バンディット1250Sは、和休がオーナーになってから2回目となる車検を受けました。
車検の前には、各部の点検を行ったのですが、その時にいくつか不具合を見つけました。
工具を止める輪ゴム

これは、バンディット1250Sのシートを取り外したところです。
リアカウルに工具袋が押し込められています。
本来なら輪ゴムで固定されていたのですが、工具を取り外そうと輪ゴムを引っ張ったら切れてしまいました。

部品番号09280-61002 Oリング

工具袋を取り出すと、輪ゴムを引っ掛ける爪が2か所あります。

ちょっと狭くて手が入りにくいところですが、輪ゴムを引っ掛けます。

後は、もとあったように工具袋を置き、輪ゴムをフロント側にある爪に引っ掛けて終了。
バッテリーを固定するゴムバンド

お次は、バッテリーを固定しているゴムバンドの交換です。

よく見ると、細かなひび割れがあります。

部品番号09462-00046 バンド

バンドを車体から外します。

左側が古いバンドで、右側が新しいバンド。えらく長さが違っています。

また、古いゴムバンドにはメイドインジャパンの文字が刻印されていましたが、新しい方にはありません。

新しいゴムバンドをぐにーっと伸ばし、元通り取り付けて出来上がりです。
クラッチマスターシリンダーのブーツ
最後は、クラッチマスターシリンダーです。
ライダーがクラッチレバーを握ると、その動きはレバーによって力の向きが変換され、プッシュロッドという部品でマスターシリンダーに伝わります。

そのプッシュロッドを保護するための、ゴムブーツが破れているのを見つけたのです。


部品番号59666-44300 ブーツ

まず、クラッチレバーを外します。
ピンセットで指している部品が、プッシュロッドです。少々固いですが、引っ張ると外れます。

取り外したプッシュロッドとブーツです。

ブーツを取ると、こんな形。左側の丸い部分がクラッチマスターシリンダーを押します。

汚れをパーツクリーナーで落として、ゴムを侵さないシリコングリスを少量塗ってから

ブーツを取り付けました。

あとは元通りマスターシリンダーに取り付けるだけですが、かなり狭いところでなかなかハマらないので、イライラすると思います。
本日の作業は、以上です。
細かい部品ですが、新しいものに交換するとシャキッとしますね。
今回使用した用品
- 2020年8月10日 74,171km
- 工具袋のOリング、バッテリー固定バンド、クラッチマスターシリンダーのブーツを交換
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