和休の家では、マキタのハンディークリーナーをメイン掃除機として使っています。
以前は、普通にコンセントから電源を取る家庭用の掃除機を使っていたのですが、子供が小さいうちは掃除機の出動回数が飛躍的に多くなるので、さっと取り出せる充電式のハンディークリーナーが重宝するのですよ。
和休家が愛用しているのは、マキタ製のCL182FDというハンディークリーナー。18Vのバッテリーを使用する、マキタ製では最もパワフルなシリーズの1台です。
そのパワーは、床に落ちている500円玉を簡単に吸い込んでしまうほどなんです。
あれ!なんだか変な音がするよ!?
ある日、妻から「掃除機から変な音がする。」と言われ、掃除機のスイッチを入れてみると、確かにブイーンという音が割れています。
あらら、ということでとりあえず分解してみると、どうやら電源を入れたときに回るファンが割れているようでした。
修理できるか買い替えるか、どうしようかとネットで調べてみると、結構自分で修理した記事が出てきたのです。
必要な部品はネットで入手できそうな感じでしたし、意外と安価に売られていたので、いっちょ自分で修理してみることにしたのです。
修理開始!
まずは分解!
部品が一通りそろったので、まずは分解します。
ちなみに部品は「モノタロウ」で仕入れました。
交換する部品
今回交換した部品は、以下7点です。
- 125932-1 モータアッセンブリ
- 416030-5 ファンカバー
- 424096-1 ワイパ
- 452344-8 インレット
- 424094-5 パッキン
- 40065218 シール
- 142650-6 バルブステーコンプリート
箱に入っているのが、モーターとファンのアッシー部品(125932-1 モータアッセンブリ)です。ファン単品でも購入できたのですが、モーターの軸に圧入するのが結構難しいらしいので、アッシーで注文しました。
その他、ファンのカバーや、ついでに交換したくなったパッキンが並んでいます。
モーターとファンを組み立てたら、本体に組付け、元通り配線をつなぎます。
その前に本体内部やフィルターなどを、エアダスターで綺麗にしておきました。かなりほこりが舞うので、マスクを着けて外でやりましょう。
本体をねじ止めする前に、バッテリーをつないで動作確認。このとき、モーターの反動が結構あるので気を付けてください。
ついでに交換する部品
完成!
すべての部品を組付け、元通りにネジを締めて完成しました。
分かりにくいですが、掃除機本体も気合を入れて拭き掃除したので、かなり綺麗に仕上がっています。
妻立ち合いの元、試運転しました。
掃除機内部のフィルターを綺麗に掃除したことも、効果があったのでしょう。
これまでのぶいーんという動作音が「どひゅいーんっっ」という力強いものに変わり、吸い込みの力も強くなりました。
吸い込み口のワイパを交換したこともあって、強い力で床に吸い付きます。冗談ではなく、床に敷いてあるシートを軽々吸い付けてしまいます。
いかがでしたか?ダイソンのサイクロン式掃除機も高性能ですが、マキタのハンディークリーナーも負けていませんよ。
ダイソンと比較すると安価だし、18Vなのでパワーもある。バッテリーはマキタの電動工具と共用できるのも魅力的。充電も20分程度で完了するのは、さすがプロ用といったところでしょうか。
単純な構造なので、最新の掃除機のように綺麗な排気はでません。でも、近くに置いておいてさっと取り出して使う性能は断トツでしょう。
小さなお子さんがいる家庭では、とても便利だと思いますよ。
コメントをどうぞ!
和休さん、さすが!
職場にマキタの充電式のややデカいクリーナーがあります。
階段掃除などに使っていますが、パワフルです。
しかし、分解するとこうなっていたんですね。
そしてそれを部品注文して治してしまうとは。
とてもいいですね!!
なんか、こういうのって、男の憧れです。
いやー照れますね。
今はネットを探せば先例も出てくるので予習もできたし、部品も簡単に注文できました。
10年前なら、工具屋さんなどの伝手が無いと、なかなかこのような補修部品は入手できないものでしたが、時代は変わりましたね。