DJEBEL200にIPONEオイルを入れました

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先日、フランスのIPONEオイルを入れてみたいという記事を書きましたが、ついにIPONEオイルを購入しました!

IPONEオイルの日本代理店は、たった1店(2016年6月現在)。札幌にあるバイク屋さん、ズームさんにメールで注文しました。

最近の通販サイトは、必要な商品をポチっとしてカートに入れ、レジで支払するというスーパーマーケット方式ですが、ズームさんのホームページはメールに欲しい商品を記して送り、メールで金額と振込先が返ってくる昔ながらの通信販売方式で、懐かしく思いました。

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IPONEオイルが届きました

IPONEオイル

じゃ~~ん!和休宅にIPONEオイルが届きました。

今回注文したオイルは、R4000RS 10W-40 1Lです。

オフロードバイク用には KATANA OFF ROAD というオイルもありますが、さまざまなバイクにオススメらしい、このオイルを購入してみました。

あこがれのIPONEオイルステッカーがおまけについてきましたヨ♪

ズームさんのホームページから説明文を引用

環境汚染も含む規格に準拠しています。排気ガス規制にかかわる触媒等にも適し、低揮発性で消費が少ない潤滑油です。最新の高性能バイク用エンジンの為に開発された化学合成油には特別な添加剤が、エンジンと一体となったギアを潤滑させる為の極圧剤によって強化されています。

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DJEBEL200のオイルを交換します

記事を参考にされることは構いませんが、故障、事故、怪我等の危険性があります。
このようなトラブルに対し、和休は一切の責任を負いません。
自己責任で行ってください。

ドレンボルトを確認

ジェベル200のオイル量点検窓

この写真は DJEBEL200 のオイル点検窓です。

車体を直立させオイルレベルを確認します。FとLの間にオイルがあります。だいぶ黒くなっていることが分かりますね。

ジェベル200のオイルドレンボルト

DJEBEL200 を下からのぞいたところです。

オニギリのような部品の真ん中にあるボルトがドレンボルトです。二面幅は17mm。あまり使わないサイズなので、作業に入る前に工具があるか確認しましょう。

あと、ボルト等を外すときは砂などの汚れをパーツクリーナーできれいにしてから行いましょう。部品に砂などがかみこむとネジ山を傷めてしまったりとろくなことがありません。

廃油を排出

ジェベル200の廃オイルを排出

オイル処理箱をセットし、ドレンボルトを緩めます。このとき、処理箱にボルトが落ちないように注意しましょう。

オイルを抜く前にエンジンを暖機すると、オイルが柔らかくなり抜けやすくなりますが、エンジンもオイルもかなり熱くなりますので火傷に注意しましょう。

ドレンボルトを開けた後、ミッション上部にあるオイルフィラーキャップを開けます。ここを開けるとオイルがだーっと出てくるようになります。

今回はオイルエレメントも交換

ジェベル200のオイルエレメント

今回は、オイルエレメント(オイルフィルター)も交換しますので、蓋を開けます。この蓋は、二面幅10mmのボルト3本で留まっています。

写真は、ボルトを外し、蓋を外したところです。蓋にはスプリングとオーリングが付いていますので、外すときは注意しましょう。

ジェベル200のオイルエレメント室

オイルエレメントを外します。

奥の飛び出ているところにもオーリングがありますので、忘れずに取りましょう。指が入らなかったのでピンセットを使用しました。

蓋と奥についているオーリングは、できれば新品に交換しましょう。

今回は、2か所ともオイルエレメント(NTB オイルフィルター 【対応純正品番】16510-24501/25C00)に付属していたオーリングへ交換しました。

ドレンボルトを締める

スズキ純正ジェベル200のドレンワッシャー
スズキ純正ジェベル200のドレンワッシャー

ドレンボルトにはドレンワッシャーが付いており、これはつぶれることでドレンボルトからのオイル漏れを防ぐものです。ドレンボルトを外したら新しいものに交換します。

DJEBEL200のワッシャーは一般的な平べったいワッシャーではなく複雑な形状でした。(部品番号 09168-14002)

オイルが抜けきったところでドレンボルトを閉めます。

ワッシャーがつぶれていくのでいつものボルトを締める感覚とは違いますが、締めすぎないように注意しましょう。

ドレンを閉め、エレメントの蓋を閉めたことを確認したら、いよいよIPONEオイルを注いでいきます。

オイルを注ぐ

IPONEオイルの蓋を開けるところ

R4000RSのボトルの蓋を開けるのですが、最初は少し戸惑いました。黒い蓋を回そうとしても回りません。

結局、蓋のまわりがリングのように展開し、そいつを引っ張るとボトルから口が伸び、バイクへ注ぎやすくなるというなんともおフランス的な合理的でトレビア~ンな造りになっていました。

オイルをこぼさないように注意を払いながら、オイル注入口へトクトクと注ぎいれます。

DJEBEL200のオイル容量は850mLですが、古いオイルが抜けきらないので実際に注げる量はもう少し少ないはずです。

オイル点検窓から見えるオイル量がFラインを超えないように、様子を見ながら足してゆきます。

一旦Fラインのところまでオイルを注いだら、フィラーキャップを閉めエンジンを始動します。

オイルがエンジン各部に回るよう数分間アイドリングを行い、エンジンを停止。

もう一度オイル点検窓からオイル量を確認して、油面が下がっているようならFラインまで足します。

このとき、エンジンを停止してしばらく放置し、オイルが下に降りてきたのを見計らって行いましょう。オイルの入れすぎもエンジンに良くないですよ。

ドレンボルトや各部のボルト等の閉め忘れが無いことを確認して、オイル交換は終了です。パーツクリーナーで、汚れたところをきれいにしておきましょう。

IPONEオイルの色
IPONEオイルの色は、濃い飴色をしています。
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おまけ

DRCのムシ回し付きエアバルブキャップ

DRCのムシ回し付きエアバルブキャップを購入しました。

DIRTFREAK | MOTO
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DJEBEL200 はチューブタイヤなのでパンクしたときはホイールからタイヤを外し、チューブを引っ張り出さなくてはなりません。

このとき、チューブから空気を抜くのですが、エアバルブのムシと呼ばれる栓を回す工具が必要です。

このエアバルブキャップはムシ回しがついているので、携帯する工具を減らすことができます。

 

コメントをどうぞ!

  1. 和休 より:

    樹生さん、こんにちは。
    オイル交換した翌日にツーリングに出かけました。走り出してすぐに思ったのは、振動の角が丸くなったように感じました。
    夏なのオイルも柔らかいのでしょう、始動しにくいといった感じはありませんでしたよ。
    これからツーリングレポートと織り交ぜて、オイルの感想を記していきたいと思います。

  2. 樹生和人 より:

    おお!和休さん、ついにIPONEオイル投入ですね!
    ZOOMさんは絶対的な自信を持ち、私もユーザーとして冷間時の固さはあるものの、そのエンジン耐久性の向上にはとても満足しているオイルです。
    でも、感じ方は人によって違いますし、マシンとの相性もあるかと思います。
    どうぞ、忌憚のない、本当のところのインプレッションを、遠慮なくなさってください。
    シングルエンジンでどんな結果になるのか、和休さんのレポートを楽しみにしております。

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