和休のバンディット1250Sは、雨対策したUSB電源を装着していました。
雨のツーリングでも問題なく使用できたのですが、見た目がちょっとゴツいのがイマイチなところ。
結局、数か月使っただけで、撤去してしまいました。
雨対策の究極形は無線充電か?
和休がハンドルに装着しているナビ用のスマホは、バッテリーの弱った中古スマホなので、長時間GPSを稼働させながら画面を点灯し続けるのは不可能。
別の方法で、電気を供給してやらないといけません。
そこで、無線充電であるQi(チー)に目を付けました。バイクに取り付けることを前提に、数社から防水機能のあるものが販売されています。
ただ、2020年現在、Qiに対応しているスマホがあまりなく、あっても高価なのがつらいところ。
和休が入手したのは、auから発売されていた京セラ・トルクG03です。
バイクにQi充電器を取り付ける
和休は、バイクのハンドルに、ラムマウントXグリップを取り付けています。
まず、Xグリップの中央にある「RAM MOUNTS」と書かれているステッカーをはがします。
はがしました。
続いて、Qiの充電パッドを貼り付けます。ハンドル側の作業はこれで終了。
バッテリーからハンドルまで、電源を引いていきます。
和休が購入したQi充電器は、バッテリーから充電パッドまで配線が付属していましたが、保管中に誤って壊してしまったので、手持ちの部品で電源を引くハメになりました。
バッテリーにつなげたリレーに、エーモンのUSB電源を接続し、シート下へ設置。
バンディット1250Sのシート下は雨が入り込むことがありますので、濡れないようにビニールテープでグルグル巻きにしておきました。
エーモンのUSB電源に、amazonオリジナルのUSB延長ケーブルを接続。
燃料タンクを持ち上げて隙間を通しながら、配線をハンドルまで持っていきます。
USB延長ケーブルとQi充電パッドを接続。
この充電パッドはもちろん防水仕様で、付属の電源ケーブルを使えばUSBの接続部分も雨をしのぐようにできています。
和休の場合、手持ちの部品を使わざるを得なかったので、こちらもビニールテープでグルグル巻きにしておきました。
ただ、充電パッドからUSBの接続部分までが短いので、設置場所に困りました。
果てしなくブサイクですが、テープでグルグル巻きにして、
ハンドルにタイラップで固定しました。
では、動作確認です。トルクG03をXグリップにセットしました。
イグニッションONで、充電が始まりました。
ただし、Qiの充電パッドとトルクG03の受電部分との位置合わせがシビアです。
受電部分は、トルクG03の中央部分なのですが、ここを合わせようとすると、Xグリップのアームが音量ボタンと干渉してしまいます。
一応、音量ボタンと干渉せず、充電できる位置がありますが、シビアな位置調整が必要です。
画面を点灯すると、充電中と表示されています。見た目はブサイクですが、正しく配線できたようです。
これで雨が降ってもへっちゃらな環境を手に入れましたが、Qi充電を使っている人の評価を読むと、炎天下ではスマホが熱暴走してしまうとか。
トルクG03はタフなスマホですが、この辺りはどうなんでしょう。実際に使ってみて、感想を記してみたいと思います。
それと、Xグリップのステッカーをはがしたのですが、あれは滑り止めになっているようです。
スマホをXグリップに固定しても、回転方向にグラグラします。落ちることは無いと思いますが、付属のテザー(ゴムバンド)の併用は必須です。
今回使用した用品
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