1日目からの続きです。
2日目も好天に恵まれました
おはようございます。
昨日は快適に眠ることができました。
ただ、三男の横で寝ていたので、夜中にガシガシと蹴られること数回。なんだかあまりぐっすり寝た感はありません。
このキャンプ場は山に囲まれているのですが、山の頂上にある岩は、どれも今にも落ちてきそうなギリギリのバランスで止まっています。
ごはんが炊けたら、ボチボチと片付け始めることにします。
ここは、フリーサイトの横にある多目的広場です。
小豆島のキャンプ場らしく、あちらこちらにオリーブの木が植えられています。
島の西側にある土庄町を訪れました
撤収を終えると9時30頃。今日は、島を反時計回りに回ってみたいと思います。
小豆島の北側をアルファードで走ったのですが、適度なアップダウンとコーナーが続くので、バイクで走ると楽しそうな道が続いています。
また、石切り場がいつくかあって、一風変わった景色を眺めることができます。
さらに、太陽光が順光になるので、海を眺めるときれいなこと!
次は、必ずバイクで訪れたいと思いましたね。
1時間ほど走ったでしょうか。小豆島の西側にある土庄町へやってきました。
まずは、有名なエンジェルロードにやってきましたよ!
エンジェルロード
エンジェルロードとは、小豆島と対岸にある小島(中余島)を結ぶ砂の道のことなのですが、1日2回、干潮時にしか見ることはできません。
ちなみに、向かいの小島は個人が所有しているそうです。所有者の好意でエンジェルロードは開放されていますので、ゴミなど散らかさないようにしましょう。
和休達が訪れたときは、ちょうど潮が満ちてくるときで、エンジェルロードは消えてしまっていました。
小豆島フェリーのホームぺージ内に、「エンジェルロード潮見表」があるので、絶対に見たい方はこれを見て干潮時に訪れてくださいね。
実は和休達は潮が満ちていることを知りながらここへやってきたのです。なぜかというと、エンジェルロードでつながる島のさらに南には「余島」という周囲2.2kmの小さな無人島があり、そこにはYMCAの施設があります。
和休の子供達はYMCAの幼稚園に通っているのですが、年長さんの特別プログラムに、余島キャンプという大イベントがあるのです。
子供達と、幼稚園の先生とYMCAのリーダー達だけでキャンプにいくという、とても冒険心をくすぐられるイベントなんですが、今年は新型コロナウイルスの関係で、中止になってしまいました。
余島を見たい、と子供たちが言うのでやってきたのです。
ですが、子供たちは砂場で砂遊びをしたり、貝殻集めに夢中になったりと、余島はそっちのけ。
ま、いつものことなんで、いいんですけどね。
天使のポスト
エンジェルロードの入口には、観光案内所と変わったポストがありました。
「天使のポスト」というそうで、案内所ではオリジナルグッズが売られているそうです。オッサンにはちょっと手の出しにくいものですな。
世界で最も狭い海峡
次にやってきたのは、「土渕海峡」です。何の変哲も無さそうな水路に見えますが、実はここ、世界最小の海峡としてギネスブックに登録されています。
小豆島は、実は2つの島で構成されているそうで、その2つの島の境目にある海が、土渕海峡なんですって。
ごっつい売り出していますが、岸壁をこんなにコンクリートで固めて、世界一狭いといって大丈夫なんでしょうかね?
訪問証明書がもらえます
土渕海峡のすぐ横には土庄町役場があります。
この役場で、「世界一狭い海峡横断証明書」を発行してもらえます。土・日・祝はお休みなので、矢印に従って宿直室へ行ってください。
ここが宿直室の窓口です。ここでめでたく証明書をゲットできました。
「迷路のまち」でお昼ご飯を探せ!
さて、ちょうど昼飯どきになりました。
役場の裏手には、「迷路のまち」がひろがっているようです。
今では平和でのんびりした空気が流れる小豆島ですが、かつては瀬戸内海で活動した海賊の侵入から身をまもるために、あるいは南北朝時代の戦乱にそなえて迷路のように町を作ったといわれています。
町の入口に商店街の地図があったので、子供達に何が食べたいか聞いたところ意見が割れましたので、和休チームと和休の妻チームの二手に分かれ、迷路のまちを巡りながらご飯を食べに行くことにしました。
和休チームが向かったのは、ラーメン屋さん。この近くだと、「豚平」というお店が近いようでしたので、海峡沿いに南へ歩いてやってきました。
でてきたラーメンはこちら。一見ふつうのラーメンに見えますが、このスープが旨かった!
醤油がちがうんでしょうか?よくわかりませんが、また小豆島を訪れたら再訪問したいお店リストに入りましたね。
豚平
住所 | 香川県小豆郡土庄町甲 270−36 |
---|---|
TEL | 0879-62-1167 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:30~22:30 |
定休日 | 火曜日 |
備考 | 餃子もうまい! |
※営業時間等は、和休が調べたものです。
すっかり満腹になった和休たち。この後は特にこれといった予定を入れていなかったので、小豆島内をぶらぶらとドライブすることにしました。
土庄港
とりあえず、お土産を買いたいな、ということで近くにあった小豆島の四国側の玄関口・土庄港へやってきました。
土庄港からは香川県・高松港行き又は岡山県・新岡山港行きのフェリーが出ています。
対岸には、ごま油で有名な「かどや製油」の工場がありました。ごま油は、小豆島名物のそうめんの製造には欠かせないものなのです。
瀬戸内国際芸術祭のアート作品
小豆島をはじめ、瀬戸内海の島々には芸術作品が点在しています。
これは、キム・キョンミン氏の「再び…」という作品ですが、どのあたりが再びなのか良く分からないなーとあれこれ考えていたら、ターミネーター2を思い出しました。
液体金属のターミネーター、T-1000といえば、どれだけ破壊されても元の形に戻ります。この作品には、そういう意図があったんですな。
ターミナルビルへ入ると、コシノジュンコ氏の「スパイクドレス」という作品が展示されていました。
こちらは、ドレスの裏に上ることができ、ドレスを着用したような体験をすることができます。
土庄港観光センター
ターミナルビルにはあまりお土産を置いていなかったので、近くをウロウロしていると、「土庄港観光センター」という土産物屋さんを見つけました。
ここで、たんまりとお土産を買いこむことができました!
タケサンの「島の味」
和休のおすすめはこちら!
小豆島へ行けばどこでも見かける、と言っても過言ではないタケサンの「島の味」というあげせんべいです。
ほんのり甘いのは、小豆島の醤油の特徴でしょうか。食べ始めると止まりません。
神戸へ戻り、「島の味」を友達にあげると、なんとその友達のお爺さんが小豆島出身で、かつてはよく小豆島を訪れていたそうで、「めちゃ懐かしい!」と喜んでもらえました。
しっかりお土産を買いこみ、姫路行きのフェリーが出航する福田港へ戻ることにしました。
まだ少し時間に余裕があるので、道の駅 小豆島オリーブ公園に立ち寄りました。
道の駅 小豆島オリーブ公園
ここは海を見下ろす小高い丘の上に作られた道の駅で、構内には約2,000本のオリーブの木が植えられています。
園内を少し回っただけですが、一口にオリーブの木といっても様々な種類があるんですねぇ。
この道の駅には、ギリシャから送られた本物のギリシャ風車が置かれています。
そして、ここは実写版・魔女の宅急便のロケ地として知られています。
キキのようにホウキに跨っている写真を撮ることができるように、道の駅では魔女のホウキの貸し出しがあります。
話のネタにホウキを借りようと思ったところ、ホウキの前に人がずらーっと並んでいるではありませんか!今日は諦めることにしました。
【小豆署】
— 香川県警察 (@kagawapolice) February 27, 2019
春から小豆島では本格的な観光シーズンを迎え、多くのサイクリストも訪れます。自転車は交通ルールを守って安全に乗車しましょう。
本日より、実写版映画「魔女の宅急便」のロケ地小豆島から安全情報を発信します。 #小豆島 pic.twitter.com/57E2EMGEQA
香川県警のツイッターから引用
福田港へ戻ってきました
福田港まで戻ってきました。
福田港の周りは、お土産物屋さんが1軒、食堂が2軒あるだけ。港に到着する前に、必要なものは買っておきましょう。
狭い湾内でフェリーは180°回頭し、船尾を港へ着けます。毎度のことながら、無駄がなく華麗な操船に目を奪われます。
帰りの船内では、昼寝したり、トランプしたりお菓子を食べたりしてゆっくり過ごしました。
和休家は交通費が安く上がるように車で移動することが多いのですが、フェリーを使うと家族一緒にゆっくり過ごす時間ができるのがいいですね。
新型コロナウイルス拡大防止について、張り紙がありました。小豆島はそこそこ栄えているとはいえ、小さな島ですから本州のように大きな病院はありません。
島を訪れる際は、十分に注意しましょう。
小豆島で家族キャンプ おしまい。
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