「団地が売れたら新車のバイクを買う」という約束を妻と交わしていました。
中古車体質の和休
ところで、世の中には、新車派の人と中古車派の人がいらっしゃいます。
和休はと言えば、これまで四輪はホンダ・CR-X、日産・マーチ、プジョー・205GTi、トヨタ・アレックス、スバル・レガシィアウトバック、トヨタ・アルファードと乗り継いできたのですが、妻の持ち物であったトヨタ・アレックスを除き、すべてが中古車です。
バイクだって、ホンダ・CB400SF、カワサキ・GPZ1100、スズキ・アドレスV125G、スズキ・ジェベル200、ヤマハ・ブロンコ、スズキ・バンディット1250Sと乗り継いできて、これまた妻用のバイクであるスズキ・アドレスV125G以外は中古車という、根っからの中古車体質なんです。
和休の年収と年齢を鑑みると、これから先おそらく四輪の新車を買うことはなさそうですが、せめてバイクは一度新車を買ってみたいと思っていて、それが先の約束につながっているのですよ。
ただ、今はコロナ禍だし、物件は築40年以上たっている団地だし、そんなに早く売れるかいな、と思っていました。
前愛車であるバンディット1250Sは、走行距離が78,000kmに届こうという車両でしたが、不具合はなく、機関も好調。和休の好きなロングツーリングを快適にこなすことができるバイクとして、このままもう数年乗ってもいいやと思っていたのです。
ところが思ったより早く団地が売れて、事態は思わぬ方向に進んで行ったのです。
レッドバロンでV-Strom650のことを聞いてみた
今回購入したV-Strom650は、レッドバロンで購入しました。
もともとV-Strom650は、レッドバロンで購入しようと思っていたのです。
レッドバロンと聞いて、まゆをひそめる方がいらっしゃいます。ネット上ではレッドバロンに対して良い書き込みも悪い書き込みも見受けますが、和休は結局、担当者次第だと考えています。
和休はV-Strom650で、日本のあちこちを訪れてみたいと考えています。
さらに、このバイクはつぶれるまで乗る考えでいます。
レッドバロンは全国に店を構えていて、出先でのトラブルに対応してくれそうだ、という期待と、自社でバイクの部品を保有していて、仮にメーカーの部品の供給が無くなってもなんとか対応してくれるのではないか、という期待から、ここで買おうと思いました。
2021年モデルはまだ買えるのか?
和休のアルファードは、2022年の3月に車検を控えています。走行距離は16万kmを超えていることから、車検の見積もりをしてもらうため、2021年12月25日のクリスマスの日、車屋さんを訪れました。
車両のチェックに1時間程度かかるとのことだったので、時間をつぶしに、近くにあるレッドバロンに行ってみました。
対応してくれた営業さんにV-Strom650のことを聞いてみると、
- すでにメーカーに2021年モデルの在庫は無いこと
- 2022年モデルがいつ発売されるかという情報は全く無いこと
を教えてくれました。
ネットでは、イギリスで2022年式の発表があったという情報を得ていましたが、日本でいつ発売というのは全く不明のようです。
また、V-Strom650には、キャストホイールを履く標準モデルと、スポークホイールを履くXTという車種があります。和休は、XTではなく、キャストホイールを履く標準モデルが欲しかったのです。
理由は、「スポークは掃除がめんどくさい」です。
スポークは掃除をさぼると一気に錆びるようなイメージを持っていますし、「折れる」可能性もわずかにあるのでは?と思っています。
2017年式からXTは上級モデルという位置づけになり、スポークホイールの他、ナックルガードとアンダーカウルが標準装備されています。
一方、標準モデルは、これらがオプション扱いになります。
ナックルガードとアンダーカウルがないと、若干しょぼくみえます。
XTは標準モデルに比べて44,000円高くなりますが、内容を考えるとお得だし、タンクのステッカーもなんだか上品にまとまっているし、なにより日本人は上級グレードが好きなので、XTの方が売れているようです。
そんな事情から、和休が欲しがっている標準モデルなら手に入るのでは?と思っていたのですが、すでに2021年モデルは売り切れ状態。
買う気はなかったのですが、ここで帰っては冷やかしみたいなので、「じゃあ中古車はどうですか?」と冷やかしてみたのです。
レッドバロンのネットワークをもってしてもたった3台
バイクの中古車サイトといえばGooBikeですが、レッドバロンで売っている中古車は、レッドバロン内部のイントラネットにのみ掲載されているので、インターネットには掲載されないのです。
全国に店舗があって手広く商売しているレッドバロンですから、選ぶのに困っちゃうぐらい紹介されるのかな?と思っていたら、「あー。今出てくるのは3台ですね。」とのお返事。
XTが2台、標準モデルが1台というさみしい結果に終わりました。
折しも、コロナ禍で中古車の値段が上昇していて、中古車のメリットである「お買い得感」は薄まっている状況です。
出力されたデータシートをチラッと読んで帰ろうと思ったのですが、このとき出力された標準モデルが2018年式で走行6,300km程度、ボディーカラーは黒色という車両だったのです。
しかも、初年度登録は2019年7月で、まだ1回目の車検も来ていないピチピチの車両だったんですね。
さすがに人気のない標準モデルなだけあります。
その日は、資料だけもらって帰宅。
結構良い車両のようですが、新車とどちらを選ぶかで悩みました。
多分、和休が新車を買うことができる最初で最後のチャンス。これを逃しては、後がない。
いつ買えるかわからない2022年モデル、バンディットはまだまだ乗れる、お買い得な2018年モデル、、、
週末ずっと考えていましたが、決め手になったのはやっぱりお値段。
パニアケースホルダーなどの欲しいオプションを付けていくと、結構膨れ上がっちゃうんですね。
また、ちょうど2022年1月末からETC車載器の補助金が始まる情報もあり、「今がチャンス!」と判断。
2018年式のV-Strom650 標準モデルを買うことにしたのでした。
納車
2022年2月23日、ついに和休の手元にV-Strom650がやってきました。
初めて試乗してからおよそ9年。
当時は国内導入されてすぐのモデル。
マフラーがアップタイプで、オフロード向けの外観でしたが、パニアケースを装着するとマフラーが邪魔になって、右側に大きく張り出してしまうという(和休的に)デメリットがありました。
2017年式はマフラーが低い位置に変更されるとともに専用のパニアケースが用意され、これを装着するとほぼハンドル幅内に収まるようになりました。
また、前モデルが左右2灯のどこか愛嬌のあるデザインから、2017年式はV-Strom1000と共通のデザインになり、えらくシュッとしたのです。
和休は2017年モデルのデザインが気に入ったこともあり、買うならこのモデル、と決めていました。
新車ではなかったのですが、新車に近い状態の車両を手に入れることができて大満足です。
バイクシーズンまではまだ少し間があります。
それまでに、快適な旅を送れるよう「旅カスタマイズ」を施していきたいと思います。
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