和休は、バンディット1250Sの他に、アドレスV125Gというスクーターを持っています。
正確にいうと、妻のバイクですけどね。
妻が2009年に妊娠してからというもの、10年近くほとんど出番がないまま過ごしてきました。
このままでは不動車になってしまう!ということでがっつりメンテナンスを行ったのが2019年のこと。
しっかり手を入れて見違えるように元気になったアドレスですが、最近ちょっとしたトラブルを抱えています。
沈黙のセルモーター
それは、セルモーターが回らない、という問題です。
キーをONにして、ブレーキを握ってスターターボタンを押すことでセルモーターが回ってエンジンが始動するはずですが、カチッというリレーの音はするものの、セルモーターが回る気配がありません。
最初、バッテリーが弱っているからだ、と思ったのですが、よく考えてみると、バッテリーは2019年の12月に交換したばかり。
台湾ユアサを入れたものの、そんなに早く寿命が訪れるとは思えません。
アドレスはキック始動できるようになっていますので、セルが回らなくてもエンジンをかけることはできます。
和休は、おおざっぱな性格なので、しばらくこれでしのいでいたのですが、妻がたまに乗るようになったので、キック始動を教えてみたところ、どうもうまくエンジンをかけることができない様子。
インジェクション車なので、昔のキャブ車よりエンジンをかけやすいはずなんですが、まぁ慣れていない方はこんなもんでしょう。
毎日こんなことをやっていると、パートの出勤時間に遅れてしまうので、セルモーターが回るように修理してみることにしました。
回れ!セルモーター!
スタータースイッチを押すと、カチッと音はすることから、電気は来ていると仮定しました。
となると、セルモーターが何らかの影響で固着しているか、そもそもセルモーターがぶっ壊れているかのどれかでしょう。
アドレスの走行距離は5,800km程度なので、セルモーターがぶっ壊れるという可能性は低そうだと思います。そこで、手っ取り早く治せそうな「セルモーターが何らかの影響で固着している」んじゃないか、と狙いを定めました。
まず、+ドライバーのグリップのお尻でセルモーター付近をガツガツ叩いてからスタータースイッチを押してみましたところ、反応はありません。
続いて、ゴムハンマーを取り出して、強めにガツガツとシバいてみましたが、これも効果は無いようです。
そこで、スタータースイッチを押して、カチッと音がした状態を保持して、キック始動をしてみたところ、
「きゅきゅきゅどるるるるるる~」(アドレスのエンジン音は、結構勇ましいのですよ。)
とエンジンがかかったではありませんか!
一度エンジンを止めて、改めてスタータースイッチを押してみると、
「きゅきゅきゅどるるるるるる~」(再)
と、あっさりかかるではありませんか!
と、いうことで、あっさり直りました。最悪、セルモーター周りをばらさないといけないのか…と思っていたので、ほっとしましたよ。
(;^ω^)
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