Bandit1250Sの車検にチャレンジ!

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我が家にやってきたBandit1250Sは、車検の有効期限が少し残っていました。そのため、名義変更は陸運局に書類を提出するだけであっさりと終ったのです。

車検の有効期限は7月9日まで。この日の1か月前から車検(継続検査)を受けることができます。

前車GPZ1100ではユーザー車検で通していたので、Bandit1250Sも同様にユーザー車検で通すつもりでした。ただ、平日でないと受検できないので、休暇を取る必要があります。

ところが、7月は職場で人事異動が行われるため、和休の部署はちょっと忙しい。

4月に人事異動が行われるのが一般的ですが、和休の職場の4月はとてつもなく忙しい時期なのです。このため、労働組合との話し合いで4月は新規採用や退職といった必要最低限の異動に留め、その他の異動は7月に行うことになっているのです。

また、資金面の都合から、ボーナス後であることも重要。そんなわけで、車検の有効期限を過ぎてしまってから、車検を受けることになりました。

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車検前の点検と整備

ネットで見つけた「定期点検記録簿」を手に、各部のチェックを行いましょう。

Bandit1250Sがうちにやってきたときに車体の状態をチェックたところ、ブレーキの引きずりがあったので手始めにこれを片付けました。

車検では、最初に外観のチェックを受けます。

和休のBandit1250Sは、MRAの「ヴァリオ・ツーリング」というスクリーンを装着しています。

MRAヴァリオ・ツーリングを装着したBandit1250S

社外品のスクリーンの縁は切りっぱなしになっていることが多いのですが、事故のときここに体が当たると、皮膚がスッパリ切れることがあるそうです。

スクリーンの縁

このため、縁には縁ゴムをつけるか、角を丸めるなどの保護をする必要があります。

MRAから専用の縁ゴムが販売されていますが、和休の場合、ホームセンターで「Uパッキン」を購入し、スクリーンに装着しておきました。

スクリーンの縁を保護する縁ゴム
縁ゴムを装着したところ
フラップの縁

スクリーン上部についているフラップの縁は、丸く処理されていました。

その他は、特に問題もなかったようなので、洗車して車検に備えました。特に車台番号、エンジンの刻印、シフトパターンが確認できるようにきれいにしておきましょう。

きれいにしておくと、検査官に与える印象もいいかもしれませんよ。

また、メーター内警告灯が点灯していると、不合格になる場合もあります。確認しておきましょう。

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仮ナンバーを借りに

車検予定日の前日、区役所へ仮ナンバーを借りに行きました。

臨時運行許可

 車検が切れている自動車の運行を、「検査」、「登録」、「販売」、「整備」に限り臨時に認め、目的や経路などにより、5日を限度に最小必要限度の日数で仮ナンバーを貸し出しする制度です。

神戸市のホームページより

仮ナンバーを装着したBandit1250S

Bandit1250Sに仮ナンバーを装着!

市役所によっては、四輪用と同じものを使うところもあるそうです。これは二輪のナンバーより大きいのでバイクに装着するとブサイクなことになるそうですが、神戸市須磨区は二輪専用のものが用意されています。

仮ナンバーを借りる際、自賠責保険の有効期間内であることが必要です。あらかじめ確認しておきましょう。

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陸運局へ

車検を受けるところは「陸運局」ですが、神戸ナンバーの場合、「神戸運輸監理部兵庫陸運部」というところに行きます。

神戸運輸監理部兵庫陸運部
兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町34−2

また、ユーザー車検を受ける場合は、予約を取る必要がありますのでお忘れなく。

自動車検査インターネット予約システム

車検場に到着したBandit1250S

陸運局に到着しました。和休の予約はラウンド2-1という区分。

10:00から11:30までに受付を行い、10:30から12:00までの間に検査を受けることができます。書類の記入などがあるので、9:30頃陸運局にやってきました。

バイクを停めたところから右へ行くと「自動車会館」という建物があります。こちらで用紙を購入したり、自賠責保険に加入したりすることができます。

「代書屋」と呼ばれる行政書士の事務所もいくつか入っていて、書類の作成をお願いすることもできますよ。

用紙を購入するところで自賠責保険に加入することもできるのですが、和休のおすすめは行政書士の事務所での加入です。タオルなどのおまけを貰えるかもしれません。

バイクを停めたら、走行距離計(オドメーター)の数字を控えておきましょう。申請書類に記入する必要がありますので、お忘れなく。

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検査レーンへ移動

書類が作成できたら、受付に提出します。不備が無ければ検査レーンに行くように指示されますので、バイクを移動します。

検査レーンのある建物の一番右が、二輪の検査レーンになっています。

検査ライン前で待機するBandit1250S

レーンには10:15に到着しました。検査員は10:15から10:30まで休憩時間になります。

エンジンを切って待つのですが、排ガスの検査に影響するのでエンジンをあまり冷やさないように注意しましよう。

ヘルメットは、入口付近に置いておくことができますが、盗難されないように自分で管理しましょう。検査レーン内はノーヘルでOKです。

検査の手順は以下の通りです

外観チェック

危険な突起物がないか確認します。その他、規定に沿って外観のチェックを受けます。

ハンドルを変更していると、幅が変わることがあります。また、スクリーンを後付した場合、全高が変わることがあります。

これらが許容範囲内に収まっていなければ、「構造変更」が必要になります。

パニアステーなどの指定部品は、全幅などに含まれないものもあります。車検を受ける前に確認しておきましょう。

灯火類チェック

ウインカーやブレーキランプが正常に点灯するか確認します。

ウインカーの点滅速度は規定があります。また、Bandit1250Sのようにナンバー灯がテールライトと別になっている場合、ナンバー灯が切れていることに気づきにくいので注意しましょう。

ブレーキ・スピードメーターのチェック

ここからは、検査レーンに入ります。バイクには跨ったままでOKです。

レーンに入る前に、入り口横のオレンジ色の機械で速度を前輪で検出しているか、後輪で検出しているか設定を行います。ちなみに、Bandit1250Sは、後輪で検出しています。

テスターの溝にタイヤがまっすぐ入るように気を付けながら、バイクを入れます。テスターの床にはローラーがあって、この上にタイヤを乗せます。

足元に「フートスイッチ」と呼ばれる左足で操作するスイッチがあります。前方にある電光掲示板に指示がでるので、それに従いながらテスターを操作します。

まず、前輪ブレーキの利きを確認します。

フートスイッチを放すとローラーが回転し、前輪も回転し始めます。バイクが少し揺れますので、身構えておきましょう

「ブレーキをかける」という指示が出たら、遠慮なくガツンとブレーキレバーを握ります。和休の場合、ABSが作動しましたが検査には影響しませんでした。

次にバイクを前に移動し、後輪をローラーに乗せ、前輪と同様にリアブレーキのチェックを行います。

ブレーキのチェックが終わると、スピードメーターのチェックです。

ローラーが回り出すと、スピードメーターの数字が伸びていきます。40km/hを指示したらフートスイッチを放すのですが、40km/hをわずかに越えたところ(41km/hぐらいかな?)で放す方がいいかもしれません。

というのもスピードメータには誤差が認められているのですが、以前は40km/hを下回っていても誤差の範囲内であれば合格だったのです。ところが現在は下回ることは認められていないそうなので(未確認情報です。)、「わずかに超えたところで」というタイミングが和休のおすすめです。

光軸測定

次は、光軸測定です。光軸とは光の筋のこと。ヘッドライトがどこを照らしているか、光が規定どおりに広がっているかを検査します。

検査官に指示された床に引いてある線までバイクを進めます。

そうそう、ヘッドライトの検査は走行用の照明、すなわちハイビームで検査します。Bandit1250Sはロービームとハイビームを別のバルブが担当する2灯式ヘッドライトです。

この場合、検査ラインに入るまでにロービームを目隠ししておきます。

ロービームを隠した状態のBandit1250S

Bandit1250Sはヘッドライトの上部がロービーム、下部がハイビームになっています。

バイクの正面にテスターがやってきて、計測を始めます。

このとき、アイドリング回転で計測するとヘッドライトに十分に電気が供給されず、光量不足により不合格になることがあります。

このため、測定中は3,000から4,000回転ぐらいまでエンジンを吹かしておくことが良いでしょう。

和休はたまたま合格しましたが、光軸は振動などでいつの間にかずれていることもあります。不合格になった場合、自分で調整することは難しいため、陸運局周辺にあるテスター屋さんで調整してもらうことをお勧めします。

ちなみに、神戸の場合、「神戸カーテスター」というお店があります。

排気ガス検査

最後は、排気ガスの検査です。

「プローブ」と呼ばれる金属の棒をマフラーに突っ込みます。エンジンはアイドリングでOK。

エンジンが十分に暖まっていないと、不合格になることがありますので注意しましょう。

検査が終わったら

検査レーンの出口に合否結果を印字する機械があるので、これに用紙を差し込み結果を印字してもらいます。

全て合格であれば、先ほどの受付のあった建物に戻り、窓口に書類を提出します。

待つこと数分。「和休様~」と呼ばれました。

書類にも不備が無く、無事に車検終了。32年7月までのステッカーと新しい車検証が交付されました!

さぁ!2年間乗りまくるぞ!!

MEMO

2018年7月18日 継続検査 66,652km

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まとめ兼備忘録

費用

仮ナンバー750円
書類代30円
自動車重量税3,800円
自動車検査登録印紙代1,700円
自賠責保険(24か月)11,520円
合計17,800円

持っていくもの

  • お金(3万円ほど)
  • 印鑑(認印)
  • 車検証
  • 自賠責保険証券
  • 自動車税領収書(直近のもの)
  • 予約番号
  • 書類をまとめるバインダー
  • ロービームの目隠しに使うA4の紙と養生テープ
  • 工具

和休が装着しているマフラー「ヨシムラ R-77Jサイクロン EXPORT SPEC」は、触媒以降を交換しているため、特例に該当しガス検査証明書の提出は不要。

 

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