Lesson1 Access VBA を使ってみよう

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まず、初めにモジュールを使ってみましょう。

空のデーターベースを作成し、モジュールを選択、新規作成をクリックします。

 

なにやらメールソフトのような画面が開きました。

これが、Visual Basic Editor(ビジュアル ベーシック エディター)というソフトです。

このソフトは、マイクロソフト社が開発したVisual Basicというプログラム言語を、AccessやExcel向けにカスタマイズしたVisual Basic For Applications (ビジュアル ベーシック フォー アプリケーションズ)という言語を編集し、実行するものです。

Visual Basic For Applicationsは、VBA(ブイビーエー)と呼ばれます。

モジュールとは、VBAを格納する入れ物と考えてください。ちなみに入れ物の種類は数種類あるのですが、今日はその説明は割愛します。

難しい話は抜きにして、早速使ってみましょう。私はVBAの一番の特徴は、このお手軽さだと思っています。

Option Explicit という記述の後に2、3改行を入れてください。ここから始めます。

Sub testmessage と入力し、Enterキーを押してください。ちなみにSubは「サブ」と読みます。

Sub testmessage()
End Sub

testmessage の後ろに()がついて、End Subという文字が入力されました。

Sub から End Sub の間にAccessにしてもらいたいことを記述していきます。これをSubプロシージャといいます。

今日は初プログラミングの定番、メッセージボックスを出現させてみましょう。

MsgBox “めざせ!Access名人!”と入力します。

MsgBox の後に半角スペースを入れること、表示させたいメッセージは、”(ダブルクォーテーション)で囲むことを忘れずに。

Sub testmessage()

MsgBox "めざせ!Access名人!"
End Sub

できましたか?

 

では、画面上部にある再生ボタンを押してみましょう。

 

このとき、カーソルがSubからEnd Subの間にあればすぐにメッセージボックスが出現します。

逆にカーソルがSubからEnd Subの外にあれば、どのSubプロシージャを実行するか確認する画面が出現します。

この場合、実行したいSubプロシージャを選択して「実行」ボタンをクリックしてください。

メッセージボックスは出現しましたか?これで、プログラミングの世界に入ることができました!

 

ちなみに、メッセージボックスは表示させたいメッセージの後ろにオプションをつけることで、表示を変えることができます。

MsgBox “めざせ!Access名人!”, vbInformation

 

MsgBox “めざせ!Access名人!”, vbQuestion + vbYesNo

 

 

もし、コードの記述ミス等で、VBAがエラーメッセージを表示したら…

エラーが出たときの操作を知っておきましょう。

ここでは、わざと、Msgbox関数にNULL値を代入し、エラーを表示させます。

Sub testmessageERR()

MsgBox Null

End Sub

このコードを実行すると、

このようなエラーが出現します。

エラーが出ると、Accessは動作を停止してしまい、操作を受け付けてくれません。

 

「終了」を選択すると、コードの実行をそこで停止し、Accessを操作できるようになります。

 

「デバッグ」を選択すると、エラーが生じた箇所が黄色く反転します。

この状態では、一時的に停止している状態ですので、エラー箇所を確認したら、再生ボタンの横にある停止ボタンを押し、コードの実行を停止させます。

コードが停止したら、エラーの訂正を行ってください。

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