コンボボックスを↓キーでドロップダウンさせる

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Accessに限らず、パソコンの入力操作をできるだけ早く行う工夫として、「マウスを使わずに入力する」ことが挙げられます。

フォームを作るときのポイントは、

  1. タブ移動順を入力順に設定する
  2. 入力ボタン、削除ボタン、キャンセルボタンなどはキーにボタンの機能を割り付ける
  3. コンボボックス、リストボックスもキーボードのみで選択できるようにする

の3点です。

1.はフォームのデザインビューから「タブ オーダー」で変更することができます。何か書類を見ながら画面入力するのであれば、書類の項目の並び順にタブが移動するように設定すると良いでしょう。

2.は入力ボタンなどの機能をF8キーなどに割り付けることで、入力ボタンまでタブを移動させる手間を省いたり、マウスでボタンをクリックする手間を省くことができます。

キーに割り付ける方法は、先日記事にしましたのでご覧ください。

フォームにコンボボックスを設置
フォームにコンボボックスを設置

今日は、3.のコンボボックス、リストボックスをキーで操作する方法から、コンボボックスに絞って記事にしたいと思います。

コンボボックスをドロップダウンしたところ
コンボボックスをドロップダウンしたところ

Accessのコンボボックスを展開させることを、「ドロップダウン」といいます。

実は、特別なことをしなくても、コンボボックスにフォーカスがあるときにAltキーを押しながら↓キーを押すことで、ドロップダウンさせることができます。

でも、Altキーを押しながら↓キーを押すのは、ちょっと一般的な動きではないですよね。

そこで、今回は、↓キーのみでコンボボックスをドロップダウンさせる方法をご紹介します。

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コンボボックスのキークリック時イベントを使います

使用される際は、そちらの環境で十分テストのうえ使用してください。

コンボボックスのプロパティシート

コンボボックスのキークリック時イベントに、次のVBAを記述します。

なお、この例でのコンボボックスの名前は、「cmb_都道府県庁選択」です。

Private Sub cmb_都道府県庁選択_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)

If KeyCode = vbKeyDown Then

    Me.cmb_都道府県庁選択.Dropdown
End If
End Sub

VBAのコードが入力できたら保存して、フォームをフォームビューに切り替えてください。

コンボボックスをドロップダウンしたところ

↓キーを押してみてください。コンボボックスがドロップダウンしたら成功です。

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