July 28, 2020 兵庫県内酷道・険道めぐり旅

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7月28日火曜日。今日、和休は夏休みを取ってツーリングに出かけました。

出発時刻も遅かったし、特に目的地も決めていなくて、なんとなく空いてそうな北西の方へ行くことにしました。

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本日のルート

本日のルート

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国道429号線・青垣峠

国道175号線を北上し、道の駅青垣で一服。

ここから酷道として知られる国道429号線・青垣峠を越えて進むことにしました。

青垣峠は、かつてGPZ1100に乗っていた時、カワサキ250TRのオーナーズクラブのツーリングに混ぜてもらったことがあって、そのときに通って以来。

10年ぶりの峠越えです。

国道427号線小倉交差点
国道427号線小倉交差点

ここは、国道427号線の小倉交差点。西脇・多可方面へ向かいます。

ちなみに、東経135度の子午線が通っています。

国道429号線との分岐

国道429号線を生野方面へ分岐します。

国道429号線

期待が高まります。

青垣峠への入口

国道429号線は、しばらく片側1車線の快適な道が続きますが、最後の民家を過ぎると道幅は狭まり、うっそうとした林の中へ道が続いていきます。

青垣峠への入口
落ち着くわー😉
青垣峠へ続く道

国道429号線は、小川に沿って続いています。ガードレールがなくなったので、転落には注意しましょう。

舞石の看板

ふと、川の方を見ると「舞石」とかかれた看板が立っています。

バイクを停めて川をのぞきますが、「おおー!これが舞石か!」と思うような石はありません。

舞石と思われる石
ってどれやねん
倒れがつらの看板

舞石看板から道を挟んで反対側。「倒れがつら」の看板が立っています。

多分、かつらという木が倒れているんでしょうね。

倒れがつらと思われるもの
ってどれやねん(再)

この写真のどこかに、「倒れがつら」がありますw

バンディット1250S

エンジンを止めると、川のせせらぎの音しか聞こえません。

ここから道は木々に覆われ、急こう配の登りで峠へ向かいます。

青垣峠

青垣峠

峠に到着しました。

いつのまにやら改修工事がされていて、えらい明るい雰囲気の峠に変わっていました。

昔来たときは、うっそうとした木々に囲まれた、昼なお暗い峠だったと思います。

ここから朝来市側は、2車線の快走路が続いています。

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生野ダムと銀山湖

川沿いの道とバンディット1250S
小川とバンディット1250S
赤い橋とリフレクション
みんな大好きリフレクション

川幅が広くなってきました。生野ダムのダム湖である銀山湖に差し掛かったようです。

湖に映る景色
みんな大好きリフレクション

銀山湖のほとりは、快適なワインディングロード。ただし、見通しが悪いところもありますので、飛ばしすぎには注意しましょう。

生野ダム

生野ダム

生野ダムに到着しました。

生野ダムの天端
生野ダムの天端

天端(ダムの屋上部分)は歩ける感じなので、歩いてみました。

生野ダムの放水口
本日の昼食

お腹が空いてきたので、ベンチに座って西脇のスーパーで買ったごはんを食べることにします。

ところが、蓋をあけて食べ始めたところ、ザーザーと雨が降り出してきました。

少々なら雨に打たれながら飯食うのもオツなもんですが、「いやちょっと勘弁な!」というぐらい降ってきました。

とりあえず麺を一瞬でかき込み、肉を片付けようとしたら、なんとこの肉、骨付き肉だったのですよ😂

やむなくトイレの軒下で雨宿りしながら、肉をほおばり、雨具を装着。ふもとの町へ降りることにしました。

ふもとの町は、朝来市生野町。

この辺りはかつて、生野銀山や明延鉱山が稼働していて、かなりにぎわっていたそうです。

鉱山で働く人々は過酷な労働環境でしたが、福利厚生面は優遇されていたそうで、こんな山の中なのに、そんじょそこらの町より物がそろっていたそうです。

播但有料道路の下で雨宿り

播但有料道路の高架下で雨宿り。町へ下りたら雨がすこし弱まるかと思っていたのですが、意に反して、ザーザーと降っています。

雨雲レーダーを見てみると、なんと雨雲ど真ん中ではありませんか!

西の方から強い雨が迫ってきているので、とりあえず北上して雨雲を抜けたいと思います。

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県道?林道?279号線

県道279号線分岐点

県道279号線への分岐

播但有料道路・朝来ICから北西方面に伸びる県道70号線は、和休おすすめの快走路。

ここを通るたびに気になっていた道路があります。

それがここ、県道279号線への分岐点。

大屋方面の下には、幅員狭小幅2.5mと書いてあります。これは、険しい道の予感がしますね。

県道279号線の険道区間入口

県道279号線を進んで行くと、大屋方面→と書かれた看板と交差点が現れました。

直進すると未舗装路のようで、ちょっとこの天候で、このバイクで未舗装路は危ういのでパス。矢印通り右折して大屋方面へ向かったのです。

ところが、交差点を過ぎてすぐ林道の起点を示す杭があるではありませんか。

ここは県道?林道?と頭をかしげながら前へ。

県道279号線の険道区間
県道279号線の険道区間

青垣峠付近と同じような光景が現れました。

道は細くガードレールもありませんが、舗装の状態は良くて、思ったほど荒れていません。

青垣峠のような急勾配もなく、走りやすい道でしょう。

県道279号線の険道区間出口

険道区間を無事通過しました。

県道279号線

道は間違っていなかったようで一安心。

この後、琴弾トンネルを通って国道9号線方面へ出たのですが、これ以上進んでもまた雨雲が来そうな感じなので、ここで折り返し。

和休にしては珍しく、帰り道も同じ道を通って帰ることにしました。

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黒川ダム

黒川ダム

生野銀山のある銀山湖を過ぎると、北へと分岐する道があります。ここを行くと、黒川ダムに出ます。

黒川ダムはロックフィルダムと言い、石を積み上げて作ったダムなんです。

黒川ダム
奥に見えるのが黒川ダム

スマホでGoogleMAPを見てみると、ダムの上に展望台があるようなので、上まで行ってみることにしました。

黒川ダム天端からの景色

上までやってきました。残念ながら展望台は閉鎖されていたので立ち寄れず。

黒川ダムの天端

天端も立ち入り禁止となっています。

黒川ダム

黒川ダムは、朝来市にある多々良木たたらぎダムと対になっていて、揚水発電を行います。

揚水発電とは、夜間余っている電力を使用して上にある黒川ダムに水をくみ上げておき、昼間は黒川ダムから多々良木ダムへ水を落として水力発電する仕組みのことです。

ダム湖は巨大なバッテリーの役目をしています。

別のダムですが、水力発電所を見学したことがあるので、こちらの記事もご覧ください。

ダムの近くには、黒川温泉があります。

もう10年以上前になるでしょうか、バイク乗りの友人と訪れたことがあって、お湯がトロトロしていてとても気持ちのいい温泉だったのを覚えています。

黒川温泉 – 兵庫の秘湯 美人の湯
「天空の城・竹田城跡」や「生野銀山」などの有名な観光スポットがある兵庫県朝来市。その朝来市の生野渓谷を抜けると広がる一面の田園風景の中、大自然に囲まれた兵庫の秘湯黒川温泉~美人の湯~をこちらで紹介しています。
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朝来市側から青垣峠アタック

青垣峠への入口

国道429号線まで戻ってきました。

酷道好きの和休ですが、さすがに青垣峠は明るいうちに通過したいので、先を急ぎます。

青垣峠から酷道区間を眺める

青垣峠まで戻ってきました。峠から丹波市青垣町方面を向いています。

国道429号線の酷道区間

ここが国道429号線で一番狭いところ。バイクでも狭さを感じます。

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水不足には注意!

この後はあちこち寄り道をしながら帰宅。

結局、天気が持ったのは青垣峠まで。バイクはドロドロに汚れています。

雨天走行は嫌いじゃないんですが、後片付けが大変ですね。次の週末にはしっかり洗車してメンテナンスしよう、と思っていたら痛風ですよ。

ここまで痛いのは初めてでした。

一旦バイクで走り出すと休憩を取りづらいのですが、熱中症対策のためにもしっかり水分補給をするようにしてくださいね。

MEMO
  • 本日の走行距離 341.4km
  • 燃費 19.52Km/L

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