踏破! 須磨アルプス

神戸市のシンボル 六甲山

神戸市には六甲山という山があります。

そう、100万ドルの夜景で有名ですね。正確に言うと六甲山とは、西は須磨浦公園、東は宝塚まで伸びた大小の山々で構成された山脈をいいます。

六甲山縦走路という56kmの登山道が設置され、須磨浦公園から宝塚まで尾根伝いに通ることもできますが、神戸市内から気軽に登れる山ということで、神戸港開港とともにやってきた外国人が始めた「毎日登山」という毎日早朝に近くの山に登る、そんな文化が息づく身近な山です。

六甲山縦走路を須磨側から登ると、須磨区高倉台付近で栂尾山(とがおやま)、横尾山を過ぎたところに「須磨アルプス」と呼ばれるところがあります。

今日は、子供たちと一緒に須磨アルプスを目指して歩くことにしました。

こちらは、栂尾山名物の階段です。下から上まで一直線に約400段ある階段を上ります。下から見ると、天国に上る階段のようです…

栂尾山山頂

階段の途中で一服します。明石海峡大橋と淡路島まできれいに見えます。

 

 
ズンズン登って、栂尾山山頂に到着しました。山頂には展望台が設置されています。展望台までの階段は少し危ないので気を付けて登りましょう。

展望台からの眺め。春はあまり見通しが利かないのですが東は大阪、南は関西空港、西は明石辺りまで見渡すことができます。

横尾山を経て須磨アルプスへ

栂尾山を過ぎ、次は横尾山へ向かいます。目指す須磨アルプスは、横尾山山頂を過ぎたところにあります。

尾根伝いにテクテク歩いて、いよいよ須磨アルプスの入り口に到達しました。看板には、風化が激しいので通行に注意してください。との注意書きがあります。

六甲山系の山々の大部分は、花崗岩でできています。

花崗岩はふつうは固くて安定した岩石を形成しているのですが、およそ100万年前に起こった地殻変動(六甲変動といいます。)により花崗岩は破壊されてもろくなり、さらに長い年月の風化作用によってマサ化し砂山のようになっています。

このため、少し力を入れて岩をつかむだけでボロッとくずれるような箇所もあります。

では、谷底に降りていくような階段を下ります。このあたりから急にアップダウンが激しくなります。

目の前が開けてきました。

ここが須磨アルプス、特にこの辺りは名勝「馬の背」とも呼ばれるところです。

尖った岩の上がルートになっており、歩く幅は50cmほどしかなく、道の左右は深い崖と化しています。

もし、道を踏み外してしまったら、風化した山肌をはるか下まで滑りおちることになるでしょう。

途中、道が岩の上と下を通る二つのルートに分かれるところがあったので、下のルートから上のルートを見上げてみました。上のルートは、岩の稜線にそって続いています。

須磨アルプス、無事通過しました

なんとか、一番危険なところを無事通り抜け、反対側に到達しました。ここまでのルートを見てみましょう。

中央あたりに高いところが二つあります。右側が横尾山の山頂になり、左側の高いところから尾根伝いに下り、馬の背に至ります。

神戸市内なのに素晴らしい景色と冒険気分が味わえます。興味のある方は是非、一度お越しください。

天候が良くないとかなり危険ですのでご注意くださいネ。

 

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