7月10日、須磨離宮公園で開催された『かぶと虫観察会』に参加しました。
須磨離宮公園とは、戦前「武庫離宮」という皇室の別荘があった場所で、現在は欧風庭園として整備され、植物園、バラ園、アスレチックなどの施設があります。噴水広場からは、大阪湾を見下ろす景色を楽しむことができます。
かぶと虫観察会
かぶと虫観察会は、山本勝也さん(日本甲虫学会、須磨・ふるさと生きものサポータ)の指導の下、離宮公園でかぶと虫を探して観察するという会。観察を終えたら、かぶと虫のつがいをいただけます。
和休も小学生の頃はかぶと虫を飼っていました。2、3組のつがいを飼育し、卵を産ませ、1匹だけですが成虫にまで育てたことがあります。
さて、山本さんのお話を聴いた後、いよいよかぶと虫の観察に出発します。離宮公園内は、通常、虫や花の採取は禁止されていますが、今日は特別。普段は立ち入ることのできない場所で、かぶと虫採り放題というイベントです。では、特別な場所へ移動しましょう。
滑り台
おや、こんなところに「スピードに注意」の看板があります。
実は、滑り台の注意看板なんです。
このコンクリート製の滑り台、なんと須磨離宮公園の隠れた名物滑り台で、むちゃくちゃスピードが出ます。ホント、油断して遊ぶとケガしそうな代物です。
特別な場所でかぶと虫を探します
特別な場所で、かぶと虫を探します。
昨日の雨で大分流れてしまったそうですが、コナラなどの木に蜜などをぶら下げた「トラップ」が仕掛けれらています。ここにはクワガタが来ていました。
もう一つの方法は、地面を少し掘って隠れている虫を探す、というもの。参加者の皆さんは、主催者が用意した移植ごてを手に虫を探します。
和休はなぜか備中鍬を持たされ、他の組と一味違った深さで虫を探します。
約1時間の観察時間が終わりました。結局お目当てのかぶと虫を見つけることはできませんでした。残念ですが、自然相手ですからしょうがないです。かぶと虫のつがいをいただいて帰ります。
かぶと虫を飼う準備
ホームセンターでかぶと虫飼育グッズを仕入れました。
かぶと虫のエサと言えば、樹に蜜を塗って与えると思っていたのですが、最近はゼリー状のエサがあるんですねー。しかもメロン味、バナナ味、リンゴ味と味もいろいろ。和休が間違って食べてしまいそうな外観です。
上の写真、左右の木にはめ込んだのがそのエサです。
かぶと虫観察日記
昼間は土に潜っていたかぶと虫が現れました。ガツガツ食ってます。
一夜明けてゼリーえさを見てみると、結構減っています。最近のかぶと虫は、こんなエサが好きなんですねぇ。
7月11日(晴れ)
リンゴ味のゼリーをたくさん食べたので、メロン味のゼリーにしました。昨日は土に隠れていた、メスのかぶと虫がでてきました。
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