
前回、壁の棚受けになっていた木材をはがしたのですが、跡がガサガサになってしまいました。
今日は、この壁の下地を整える作業を行ってみたいと思います。

壁紙を貼る前にキレイに慣らしておかないと、壁紙に下地のゴツゴツが浮き出てしまいます。ちなみに、下地の状態が壁紙に浮き出てしまうことを、「壁紙が下地を拾う」と言います。

用意したのは、セメダインのかべパテ。近所のホームセンター「コーナン」で見つけました。

使い方はバイクやプラモのパテと一緒。適当な板の上にパテを適量取り出して。

ヘラで塗るべし。

パテを使うコツとしては、最初から分厚く塗らないこと。感想に時間がかかるし、ひび割れが起きやすくなります。
また、多めに盛り付けてしまうと、あとから平滑な面を出すためにガシガシ削る羽目になることもあります。
「できるだけ薄く塗り重ねていく」ことがパテ塗りのコツです。

パテを何回か塗り重ね、280番ぐらいの粗目のサンドペーパーで平らに仕上げた状態です。
夏場であったからか、このパテは早く乾いてくれ、作業の待ち時間が少なくて済みました。
続いての作業は、天井と壁との境目にある「廻り縁」という部材のペンキ塗りです。
廻り縁があることで、天井と壁の隙間を隠し、上品に仕上がります。

和休が買ってきたのは、アレスコ(関西ペイント)の白いペンキ。

刷毛は、ホームセンターで適当に購入した幅30mmのもの。廻り縁を塗るならこのぐらいの幅が良さそうなので、これを選びました。

ペンキを適当な器にとり、刷毛で塗っていきます。
このペンキは、水性塗料なので薄めるのは水でOK。いやな臭いもなかったし、適度に伸びてくれて塗りやすい塗料でした。
ただ、コーナンでは扱っていなくて、和休はアグロガーデンというホームセンターで購入しました。
プラモ作成で鍛えた和休が思う刷毛でうまく塗るコツは、同じ方向に塗っていくことと、一気に厚く塗ってしまわないことです。
塗料の濃度を調整すれば、刷毛の跡も少なくなります。
先を急ぎたくなりますが、一気にやらないことがセルフリフォームが上手く行くコツだと思いました。
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